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ディカプリオ×スコセッシ監督が描いた壮絶な悲劇…『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』特別映像が公開

映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』日本版ポスター
映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』日本版ポスター - 画像提供 Apple

 オスカー俳優レオナルド・ディカプリオと巨匠マーティン・スコセッシ監督が6度目のタッグを組んだ映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』の特別映像が公開された。デイヴィッド・グランの犯罪ノンフィクションを基にした同作では、石油利権によって世界有数の富を手にしたアメリカ先住民族・オセージ族の財産に目をつけ、彼らを巧みに操り、脅し、奪える限りの財産を強奪し、殺人にすら簡単に手を染める白人たちの姿が映し出される。

【動画】『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』特別映像

 特別映像の中でスコセッシ監督は「語られてこなかった悲劇を伝えたいと思った」といい、重要なのは「友情や愛に生きる人々の身に搾取や殺人が起きたことだ」と語る。レオも「彼らの歴史は語るべきテーマだ」と力を込め、「誠実に描くことを監督は常に意識していた」とスコセッシ監督が並々ならぬ意気込みで挑んでいたことを明かしている。

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 レオが演じたのは、叔父である地元の有力者ウィリアム・ヘイル(ロバート・デ・ニーロ)を訪ね、オクラホマへとやって来たアーネスト。ヘイルはアーネストとオセージ族の女性モリー(リリー・グラッドストーン)との結婚を勧めるが、それは石油利権を得るためだった。恋に落ち結婚に至ったアーネストとモリーだが、モリーの家族は次々と不審な死を遂げていき……。スコセッシ監督は、オセージ族の人々に起きた悲劇を「彼らを正当に描くことで壮絶さを伝えたかった」と振り返っている。(編集部・市川遥)

映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は10月20日より全国公開

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