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食人から一変!ティモシー・シャラメ、陽気な『ウォンカ』出演で日常生活に変化

『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』でのティモシー・シャラメ
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』でのティモシー・シャラメ - (C) 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

 ティモシー・シャラメがインタビューに応じ、映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』での挑戦と、陽気な同作への出演で日常生活まで明るくなったことを明かした。

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 『夢のチョコレート工場』(1971)では故ジーン・ワイルダーさんが、『チャーリーとチョコレート工場』(2005)ではジョニー・デップが演じたことで知られるエキセントリックな工場長ウィリー・ウォンカの若き日を描く本作。『パディントン』シリーズのポール・キング監督が歌やダンスも盛り込み、心温まるファンタジーに仕上げている。

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 ティモシーはこれまでダークな作品への出演が多かっただけに、「この映画は僕にとって新たな挑戦に感じられた。とても思いやりがあって、希望に満ちていて、野心的で、遊び心があって、カラフルな映画で演じるということがね」と振り返る。「ジーン・ワイルダーとジョニー・デップが見事に演じたキャラクターのオリジンストーリーを語ることも、大きな挑戦だしね。そして、ポール・キングと素晴らしいキャストと一緒に仕事ができるのは、ものすごく光栄なことだと感じたんだ」と本作に惹かれた理由を説明した。

 さらに本作への出演は、彼の普段の生活をも明るくした。「この映画の数か月前に撮った映画(『ボーンズ アンド オール』)では、アメリカで逃避行を繰り広げるカンニバル(人を食べる人)を演じた。過激で混乱した物語だった。そして突然、僕はこの美しく陽気で明るい環境にいることに気付いたんだ。僕自身が希望に満ちたキャラクターであることにね。だから、そういったことは、僕の日常生活に見事に反映された。そして、僕の仕事にもさまざまな形で影響を与えた。足取りが軽くなったしね。そして、そういったことがこの映画で伝わればいいなと思っている。それが観客にとって楽しいものになるのを期待している。それは一度だけでなく、何度でも楽しめるものなんだよ」

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 ティモシーは芸術系の高校でミュージカルも学んでおり、YouTubeにアップされていた高校時代の彼の舞台映像がきっかけで、ミュージカルの素質も必要なウォンカ役を射止めることになった。見事な歌声を持ちながらも「自分のことは歌手とは思えない」と謙遜するティモシーは、「高校時代にミュージカルシアターの先生が『映画の中で歌うのはピッチ(音調)で演技するようなものだ』と言っていて、僕はずっとその意見が好きだった」とミュージカルシーンへのアプローチ方法を明かす。

 「YouTubeのビデオとかそういうのは……どちらかと言えば、そういうビデオを投稿するのは恥ずかしい。でも、僕は音楽も歌うのも大好きなんだ。子供の時、母がダンスの先生だったしね。僕の家族はミュージカルシアターから大きな影響を受けているんだ。僕の祖母も姉も。だから、いつも身近なものではあったし、映画でそれを観るのは楽しい。気分が高揚するんだ」と幼少期から育まれたミュージカル愛を語っていた。

 もちろん本作のため、あらためて歌と踊りに取り組んだ。「準備はたくさんしたよ。歌については、ロサンゼルスにエリック・ヴィトロという素晴らしいボイスコーチがいるんだ。彼は伝説的な人で、多くの大作映画で多くの俳優と仕事をしている。それから、ジェームズ・テイラーという僕たちのミュージカル・スーパーバイザーも素晴らしかった。彼とはたくさん仕事をした。そして振付師はクリストファー・ガテリ(『ヘイル、シーザー!』)だよ。彼とのリハーサルは2、3か月間あって、すべてロンドンで行われた。この作品のために、本当にたくさんの準備をしたよ。だから、いざ撮影が始まると、ちゃんと準備できたと感じられたし、それをやり遂げられると感じたんだ」。ティモシーの魅力と才能がまたとない形で生かされたウォンカは、彼の新たなハマリ役となっている。(編集部・市川遥)

映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は12月8日より全国公開

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