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なかざわひでゆき

なかざわひでゆき

略歴: 映画および海外ドラマのライターとして、TVガイド誌やオンライン情報サイトなどを中心に幅広く執筆活動中。雑誌「スカパー!TVガイドBS+CS」(東京ニュース通信社刊)で10年続くコラム“映画女優LOVE”をはじめ各テレビガイド誌で特集記事やコラムを執筆。「ホラー映画クロニクル」(扶桑社刊)、「アメリカンTVドラマ50年」(共同通信社刊)などの著作も多い。また、数多くの来日スターにインタビューしており、ハリウッドのスタジオや撮影現場へも毎年コンスタントに足を運んで取材をしている。特に海外ドラマの現地取材は本人も数え切れないほど(笑)。旧ソ連のモスクワ育ち。

近況: 新しく映画ブログ始めました。よければチェックしてみてください?なかざわひでゆきの毎日が映画三昧→http://eiga3mai.exblog.jp/

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なかざわひでゆき さんの映画短評

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  • おとなの事情
    大切な親友や伴侶の携帯こそ、覗き見しちゃいけません
    ★★★★★

     友人宅の夕食会に集まった7人の男女。各人の携帯電話にかかってきた通話内容やメッセージを全員で共有するという、それ絶対やっちゃいかんだろう!というゲームをうかつにも始めたところ、案の定それぞれの隠していた秘密や本音が次々と露呈していき、友人関係や夫婦関係にひびが入っていく。
     たとえ一番身近な親友や伴侶でも結局は赤の他人、知らないままにしておいた方が丸く収まることも沢山ある。お互いに秘密はなし、嘘はなしなんて、所詮は絵に描いた餅に過ぎないというシニカルな視点には共感する。見逃しがちなラストのトリックにも要注目。これがあるとないとでは本作の印象もガラリと変わるはずだ。

  • パッセンジャー
    旬のスターの顔合わせが一番の見どころ
    ★★★★★

     舞台設定は近未来。惑星移住へ向かう宇宙船で120年間の冬眠に入っていた乗員乗客だが、その中で2人の男女が90年早く目覚めてしまう。一体なぜなのか?という謎に迫りつつ、船内で一生を終える運命に直面した男女の愛と葛藤が描かれる。
     重大なネタバレ案件の推移を含め、深く考えると納得のいかない点は多々あり。そもそも、宇宙空間に2人だけの男女が都合よく恋に落ちるという展開を、素直に受け入れることが出来るかどうかは賛否を分ける大きな鍵だろう。
     オスカー候補になった宇宙船内の壮麗な美術デザインは見事。ジェニファー・ローレンスとクリス・プラットの相性も抜群なので、スター映画としての華やかさを楽しみたい。

  • 3月のライオン 前編
    青春映画としても将棋映画としても抜群の面白さ
    ★★★★★

     原作の知識ゼロなので比較することは出来ないが、コミックの映画化という素性を殆ど感じさせないリアリズムはさすが大友啓史監督。将棋だけを生きる拠りどころにする孤独な少年の複雑な成長譚として、そしてプロ同士の生き様が激しくぶつかり合う過酷な将棋戦ドラマとして、素晴らしく見ごたえのある作品に仕上がっている。
     筆者は前後編合わせて4時間37分を一気見したが、一秒たりとも飽きることなし。それは脚本の面白さや堂々たる演出もさることながら、役者陣の見事なアンサンブルに負うところが大きいだろう。青春の瑞々しさと痛々しさを体現する神木隆之介の主人公・零を筆頭に、どの登場人物にもしっかりと血が通っているのだ。

  • SING/シング
    豪華声優陣の見事な歌声は必聴!(字幕版)
    ★★★★★

     擬人化された動物たちの住む世界というとディズニーの『ズートピア』みたいだが、こちらは至ってシンプルかつ明朗快活なミュージカル・アニメ。歌唱コンテストを巡る悲喜こもごもの人間模様ならぬ動物模様を軸に、主催者である劇場支配人や6名の参加者たちの、こんなはずじゃなかった今の人生を変えて夢を掴むという一発逆転ドラマが描かれていく。
     まさしくハリウッド伝統の古典的なバックステージ物。個性的なキャラクターの面白さは光るものの、既視感のあるストーリーはオリジナリティにも意外性にも乏しい。ただし、豪華声優陣の歌声は必聴。特にスカーレット・ヨハンソンの圧倒的な歌唱力には驚かされる。是非とも字幕版で。

  • モアナと伝説の海
    ありのままの先を行く新たなディズニー・ヒロイン
    ★★★★

     南洋ポリネシアの神話伝承を背景に、海をこよなく愛する少女モアナの大冒険が描かれる。村長の後継者として親から期待される役割を受け入れながらも、自らの心の声に従って運命を切り拓いていくモアナは、まさに近年のディズニー・プリンセスの王道だが、しかし本作では民を率いるリーダーとしての資質も問われ、より進化した英雄的なヒロイン像が打ち立てられるのだ。
     南国の豊かな緑と青い海を描き出したCGアニメーションの美しさも特筆もの。中でも、様々な表情を見せる海の水の表現力は『ファインディング・ドリー』も顔負けだ。また、日本語吹替版のクオリティの高さもさすがディズニー。モアナ役・屋比久知奈の歌唱力には脱帽です。

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