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朝ドラ「ブギウギ」キャスト・モデル・主題歌・あらすじは?【まとめ】

 趣里が主演を務め、戦後を明るく照らしたスター歌手の物語を描く連続テレビ小説の第109作「ブギウギ」(10月2日放送開始、NHK総合・月~土、午前8時~ ※土曜は一週間の振り返り ほか)。豪華キャストをはじめ、ドラマのモデルやあらすじ、主題歌、タイトルの意味について、まとめて紹介する。

モデルは?

 「ブギウギ」のモデルは、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲で知られる戦後の大スター、笠置シヅ子さん(1914-1985)。激動の時代の渦中で、ひたむきに歌に踊りに向き合い続けたある歌手の波乱万丈の物語として大胆に再構成される。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描かれる。

 脚本を手掛けるのは、映画『百円の恋』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した足立紳と、NHK夜ドラ「あなたのブツが、ここに」の櫻井剛。語りを高瀬耕造アナウンサーが担当する。

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キャストは?

ヒロイン・花田鈴子(はなだ・すずこ、福来スズ子・ふくらいすずこ)/趣里

ブギウギ

1914(大正3)年、香川生まれ。大阪の下町の銭湯の看板娘として育つ。小さな頃から歌って踊ることが大好きで、道頓堀にある梅丸少女歌劇団(USK)に入団する。努力を重ね、やがて、歌の才能を発揮し始めた鈴子は、歌手の道を歩み始め、戦後のスターとなっていく。

花田鈴子(少女時代)/澤井梨丘

ブギウギ

歌って踊るのが大好きな天真爛漫な女の子。銭湯の看板娘として、常連客たちにかわいがられている。

鈴子を導く音楽の師匠

羽鳥善一(はとり・ぜんいち)/草なぎ剛(なぎは弓へんに剪)

ブギウギ

大阪生まれの作曲家。モデルは作曲家の服部良一さん。ジャズを得意とし、「東京ブギウギ」「青い山脈」「別れのブルース」など数多くの名曲を世に生み出す。上京した鈴子の才能にほれ込み、鈴子を鍛え上げて一流の歌手へと成長させる。

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生涯のライバル

茨田りつ子(いばらだ・りつこ)/菊地凛子

ブギウギ

鈴子のライバル歌手。モデルは青森出身の歌手で“ブルースの女王”と呼ばれた淡谷のり子さん。りつ子が歌う「別れのブルース」をラジオで聞いた鈴子は、感銘を受け憧れる。やがて二人は生涯の良きライバルとして、時に競い合い、時に支え合いながら芸能の世界を生きていく。

鈴子の最愛の人

村山愛助(むらやま・あいすけ)/水上恒司

ブギウギ

大阪にある日本随一の演芸会社・村山興業の御曹司。鈴子の大ファンだったが、やがてお互いに引かれ合っていく。さまざまな逆境を二人で乗り越え、鈴子の人生に大きな影響を与える運命の相手。

鈴子の家族

花田梅吉(はなだ・うめきち)/柳葉敏郎

ブギウギ

鈴子の父。香川生まれ。大阪の下町・福島で銭湯「はな湯」を営み、個性豊かな常連客たちの社交の場を作っている。映画と芝居とお酒とおいしいものが大好きな道楽者。情にもろい性格で、鈴子の夢を応援する。

花田ツヤ(はなだ・つや)/水川あさみ

ブギウギ

鈴子の母。香川生まれ。いつも番台に座っていて働いており、銭湯経営の屋台骨を支えている。しっかり者で、義理と人情を大切にしている。子どもたちのことを第一に思う優しい母。

花田六郎(はなだ・ろくろう)/黒崎煌代

ブギウギ

鈴子の3歳年下の弟。少しぼーっとしたところがあるマイペースな性格。拾ってきた亀をペットにしていて、いつも一緒にいる。

花田六郎(少年時代)/又野暁仁

ブギウギ
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銭湯「はな湯」の人々

ゴンベエ/宇野祥平

ブギウギ

鈴子たちの銭湯「はな湯」の住み込みの従業員。頼りになる優しい男。謎の男だが、梅吉たちに恩を感じている。

アホのおっちゃん/岡部たかし

ブギウギ

はな湯の常連客で、いつも薄汚い格好をして、よく酒に酔っているおっちゃん。大工仕事が得意。なぜか、おっちゃんだけはいつもタダで銭湯に入っている。

キヨ/三谷昌登

ブギウギ

はな湯の常連客で、八百屋を営んでいる。結婚相手を探していて何度もお見合いをしている。

アサ/楠見薫

ブギウギ

はな湯の常連客。また、銭湯のお客さん相手に、銭湯の休憩スペースであん摩の仕事をしている。

熱々先生(あつあつ・せんせい)/妹尾和夫

ブギウギ

花田家のかかりつけの医者。銭湯の常連客でもある。いつも「熱々や。身体を冷やしたらあかん」としか言わないので、熱々先生と呼ばれている。

易者(えきしゃ)/なだぎ武

ブギウギ

はな湯がある商店街で占いをしている。銭湯にもよく客として訪れている。鈴子からは「この占いは当たらないで有名」と言われている。

三沢光子(みさわ・みつこ)/本上まなみ

ブギウギ

神戸の旅館で女中として働く女性。訳あって、はな湯を訪ねてくる。

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鈴子の幼なじみ

タイ子(たいこ)/藤間爽子

ブギウギ

大阪・福島の芸者の娘。鈴子とは同じ小学校。転校してきた鈴子に最初に話しかけ、それ以来、一番の仲良し。

東京・梅丸楽劇団(UGD)と音楽関係の人々

松永大星(まつなが・たいせい)/新納慎也

ブギウギ

外国帰りのやり手演出家。梅丸楽劇団の旗揚げ公演を任せられる。鈴子の才能に気づき、羽鳥に紹介する。

辛島一平(からしま・いっぺい)/安井順平

ブギウギ

大阪の梅丸少女歌劇団(USK)の林部長の後輩。いつも、大物作曲家や演出家、歌手らの間に挟まれて苦しい思いをしている。

中山史郎(なかやま・しろう)/小栗基裕s**t kingz

ブギウギ

日本のトップダンサーの一人。タップダンスの名手。秋山と組んで公演の主演を担う。

一井(いちい)/陰山泰

ブギウギ

トランペット奏者で、梅丸楽劇団のバンドマスターを務める。

小林小夜(こばやし・さよ)/富田望生

ブギウギ

福島出身の女性。鈴子のような歌手になるのが夢で、弟子にしてほしいと訪ねてくる。

大林林太郎(おおばやし・りんたろう)/利重剛

ブギウギ

梅丸のライバル会社・日宝の社長。鈴子の才能にほれ込む。

藤村薫(ふじむら・かおる)/宮本亞門

ブギウギ

破天荒な天才作詞家。羽鳥に依頼され、鈴子の新曲の作詞をする。

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東京のスズ子(福来スズ子・花田鈴子)の生活を取り巻く人々

羽鳥麻里(はとり・まり)/市川実和子

ブギウギ

作曲家・羽鳥善一の妻。音楽のことはよくわからないが、竹を割ったような性格で善一を支える。スズ子の良き相談相手となる。

小村チズ(おむら・ちず)/ふせえり

ブギウギ

辛島部長から紹介され、スズ子が東京で住むことになる下宿屋の主人。お喋り好きで明るい性格。子供がいないため、鈴子を娘のように思う。

伝蔵(でんぞう)/坂田聡

ブギウギ

スズ子が行きつけにする下宿屋のそばにあるおでん屋台の親父。一見頑固に見えるが、可愛らしい一面も持ち合わせる。

スズ子の楽団の人々

二村(にむら)/えなりかずき

ブギウギ

「福来スズ子とその楽団」の最年少メンバー。ピアノとアコーディオンを担当。

五木ひろき(いつき・ひろき)/村上新悟

ブギウギ

辛島部長から紹介された、自称「腕利き」マネージャー。

山下達夫(やました・たつお)/近藤芳正

ブギウギ

愛助の紹介でやってきたスズ子楽団のマネージャー候補。村山興業の元やり手社員で、愛助が小さい頃に父親代わりのように面倒を見ていた。

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村山興業の人々

村山トミ(むらやま・とみ)/小雪

ブギウギ

村山興業の社長。女手一つで日本を代表する興行会社へ成長させた関西の女傑。愛助はトミの一人息子。

坂口(さかぐち)/黒田有メッセンジャー

ブギウギ

東京の支社長であると同時に、トミから愛助の東京での生活を面倒見るように言われている。叩き上げの強面だが、実は情にもろい。

香川の人々

大西トシ(おおにし・とし)/三林京子

ブギウギ

ツヤの母親で、鈴子の祖母。鈴子とは小学生の時以来、長らく会えていない。

治郎丸和一(じろうまる・かずいち)/石倉三郎

ブギウギ

地主。白壁の大きな家に住んでいる地域の顔役。トシの幼なじみ。

西野キヌ(にしの・きぬ)/中越典子

ブギウギ

かつて治郎丸の家で女中をしていた。治郎丸からはよく思われておらず、肩身が狭い思いをしている。

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梅丸少女歌劇団(USK)と道頓堀の人々

大和礼子(やまと・れいこ)/蒼井優

ブギウギ

梅丸少女歌劇団(USK)第1期生の娘役で、劇団を引っぱるトップスター。鈴子の憧れの先輩で、踊りや歌への大切な精神を礼子から受け継いでいく。

橘アオイ(たちばな・あおい)/翼和希

ブギウギ

鈴子の先輩。USKの第1期生で、迫力ある力強い踊りが得意な男役トップスター。新しく入団してきた鈴子たちの教育係となり、厳しく指導する。

林嶽男(はやし・たけお)/橋本じゅん

ブギウギ

USKの音楽部長で、現場責任者。強面(こわもて)だが、実は優しく面倒見が良い。

白川幸子(しらかわ・さちこ、リリー白川)/清水くるみ

ブギウギ

鈴子とUSK同期入団の娘役。仲良し同期3人組の一人。実家が裕福でバレエを習っていたこともあり、鈴子たちより少し実力がある。楽天家で器用さもあり、うまく立ち回ることもできる才女。

桜庭辰美(さくらば・たつみ、桜庭和希・さくらばかずき)/片山友希

ブギウギ

鈴子とUSK同期入団の男役。仲良し同期3人組の一人。不器用だが頑張り屋で、真面目な性格。貧しい家庭で、家業を手伝いながら練習をしている。ポジションが同じ後輩の秋山に実力で抜かれ悩みを抱えている。

秋山美月(あきやま・みつき)/伊原六花

ブギウギ

鈴子のUSKの後輩。ライバルの花咲歌劇団から移籍してきた実力派で、男役で大人気となる。タップダンスの名手。理想が高く、ショーの質を高めるためには、先輩にも物怖じせず意見する。

股野義夫(またの・よしお)/森永悠希

ブギウギ

USKの専属ピアニスト。鈴子たちの練習では、いつも伴奏をして手伝っている。気弱でちょっと後ろ向きな性格。

大熊熊五郎(おおくま・くまごろう)/升毅

ブギウギ

歌舞伎や映画など幅広く手掛ける日本随一の興行会社・梅丸の社長。USKの親会社でもある。金勘定に厳しい経営者だが、芸事を愛し、涙もろい一面もある。

コック/後藤淳平ジャルジャル

ブギウギ

USKの団員たちがよく訪れる、道頓堀にある洋食屋の料理人。おもしろそうな話が聞こえてくると厨房から顔を出して会話に加わってくる。

ハット/福徳秀介(ジャルジャル)

ブギウギ

USKの団員たちがよく訪れる、道頓堀にある洋食屋の配膳係。仕事をしながら鈴子たちともよく会話をしている。

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主題歌は?

ブギウギ
(C) 富取正明

 主題歌は、EGO-WRAPPIN'のボーカル・中納良恵、シンガーソングライターのさかいゆう、ヒロインの趣里が歌唱する「ハッピー☆ブギ」。軽快なブギのリズムにのせた3人のパワフルな歌声がドラマを彩る。作詞・作曲を手掛けたのは、ドラマの音楽担当でもある服部隆之

タイトル「ブギウギ」の意味は?

 陽気で踊り出したくなるような音楽リズムの一種であるブギウギのように、このドラマで多くの人を明るく元気にしたいという思いが込められている。

あらすじは?

ブギウギ

 大正の末期。大阪の小さな銭湯の看板娘で、歌って踊るのが大好きな花田鈴子は小学校を卒業し、「歌と踊りでみんなを笑顔にしたい」と道頓堀に新しくできた歌劇団に入団する。必死に稽古に励んで成長し、抜群の歌唱力で頭角を現す鈴子は、昭和13年に上京。人気作曲家・羽鳥善一と出会い、指導を受け、“スウィングの女王”と呼ばれる人気歌手になっていく。

 しかし、戦争が始まると状況は一変。鈴子の歌っていた歌は「敵性音楽」となり、舞台での歌や踊りが厳しく制限されてしまう。さらに、鈴子の弟は出征し、ちょうどそのころ母も病気で亡くなってしまう。

 不幸が重なり悩んでいた鈴子の前に、ある青年が現れる。恋に落ちたふたりは結婚を誓い合うまでになるが、青年の家族に猛反対され、なかなか実現せず。やがて戦争が終わり、鈴子は青年の子を身ごもるが、青年は病にかかってしまう。会えない日々が続き、臨月の鈴子のもとに届いたのは青年の訃報。死に目に会えず、結婚もできないままの別れとなった数日後、鈴子はひとりで娘を出産する。

 鈴子がひとりで娘を育てながら舞台で歌う中、生まれたのが「東京ブギウギ」。戦後の傷ついた日本に、明るく全身で歌う鈴子の歌声が響き渡る。鈴子の歌声に合わせて、笑顔で歌い踊る人たちが日本中にあふれ、鈴子は“ブギの女王”と呼ばれるように。大スター歌手への階段を駆け上がっていく。

(C) NHK

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