シネマトゥデイ

シネマトゥデイ
NO ノー
(C) 2012 Participant Media No Holdings,LLC
英題:
No
製作年:
2012年
製作国:
チリ/アメリカ/メキシコ
日本公開:
2014年8月30日
(ヒューマントラストシネマ有楽町ほか)
上映時間:
日本語字幕:
太田直子
配給:
マジックアワー
後援:
チリ大使館
カラー/スタンダード/5.1ch

チェック:第85回アカデミー賞外国語映画賞ノミネートを筆頭に各国映画賞で高い評価を得た、実話ベースの社会派ドラマ。1988年のチリを舞台に、軍事独裁政権を敷くアウグスト・ピノチェト将軍の信任延長を拒否する反対派陣営に雇われた広告マンの姿を見つめる。監督は『グロリアの青春』などの新鋭、パブロ・ラライン。主演を務める『天国の口、終りの楽園。』などのガエル・ガルシア・ベルナルを筆頭に、ラテン系の実力派俳優たちが結集する。事実は小説よりも奇なりを地でゆく展開に加え、ビンテージカメラを用いた独特の映像も見もの。

ストーリー:長らく軍事独裁を強いてきたアウグスト・ピノチェト政権の信任継続延長を問う国民投票が迫る、1988年のチリ。広告マンのレネ・サアベドラ(ガエル・ガルシア・ベルナル)は、反独裁政権を掲げる信任継続反対派の中心人物である友人ウルティア(ルイス・ニェッコ)から仕事を依頼される。それは、政権支持派と反対派双方に許されている、1日15分のテレビ放送を用いたPRに関して協力してほしいというものだった。レネの作るCMは徐々に国民の心をつかんでいくが、強大な力を持つ賛成派陣営の妨害に悩まされる。

NO ノー
(C) 2012 Participant Media No Holdings,LLC

映画短評

  • ミルクマン斉藤
    けっこう辛辣なモノの見方がいい。
    ★★★★
    »読む«閉じる

    一介の新進CMマンが独裁政権を倒す…そんなライトな政治寓話かと思えばいささか感触が違う。「新自由主義」と当時も揶揄され、CMもソ連のプロパガンダみたいなのしか作れぬピノチェト派。片や弾圧15年の労苦は判るが、どストレートなアプローチしか能のないリベラル派。両者どっちもどっちな中、思いっきり英米の影響を浴びてリベラル派に参入するG.G.ベルナルはといえば、現代的な感覚はあるから慣れない国民には大受けすれどもしょせん資本主義国CMのコピーのコピー、独創的な表現を同僚が試みたって「暗い」の一言で片づけてしまうような、“見た目”だけの中身のなさ。政権倒しても本質は変わらず、だからラストもかなり苦い。

  • なかざわひでゆき
    政治は誰のためにあるのか肝に銘じましょう
    ★★★★★
    »読む«閉じる

     独裁政権下のチリで行われた’88年の国民信任投票。最初から賛成多数が当たり前の出来レースだったはずが、まさかの反対過半数で政権が転覆してしまったという実話に基づく作品。
     反対派陣営のテレビCM制作を任された広告マンが主人公だ。そもそも投票自体が政権の正当性をアピールするための茶番。様々な脅迫や妨害工作をくぐり抜けながらCMの放送に漕ぎつけるサスペンスが見所となるが、それ以上に興味深いのは主人公と両陣営の視点の違いだ。
     政権側は権力の維持しか眼中になく、反対側も独裁者憎しばかりが先走る。ノンポリな主人公だけが国民目線に立っているのがなんとも皮肉。日本の政治家先生方も他人事じゃないよ。

動画

映画『NO ノー』予告編

ポスター/チラシ

  • 映画『NO ノー』ポスター
    ポスター
  • 映画『NO ノー』ポスター
    ポスター
  • 映画『NO ノー』チラシ
    チラシ
  • 映画『NO ノー』チラシ
    チラシ

前売券特典

  • 映画『NO ノー』オリジナル2枚組ポストカード
    オリジナル2枚組ポストカード

※数量や販売期間が限定されていたり、劇場によっては取扱が無い場合があります。


スタッフ

エグセクティブプロデューサー: ジェフ・スコール / ジョナサン・キング
アソシエイトプロデューサー: ニヴ・フィクマン
オリジナル戯曲: アントニオ・スカルメータ
ラインプロデューサー: エデュアルド・カストロ
ポストプロダクションプロデューサー: クリスティアン・エチェベリア

キャスト

ブログン投稿ブログに投稿
  • FC2ブログに投稿!
  • ココログに投稿!
  • gooブログに投稿!
  • so-netブログに投稿!
  • exciteブログに投稿!
  • Bloggerに投稿!

『NO ノー』の映画ニュース

楽天市場

ブログなどをご利用の方は以下のURLをトラックバックURLとして指定してください。

  • NO from シネマクマヤコン (2016年11月5日 21時48分)
    今回は、随分前に見た映画ですが、チリでのピノチェト政権の是非を問う国民投票にまつ ...[外部サイトの続きを読む]
  • 映画『NO ノー』★明るく未来志向のインパクトに人心はついていくのかも from **☆(yutake☆イヴのモノローグ)☆** (2014年10月24日 20時16分)
          作品について  http://cinema.pia.co.jp/title/165302/ ↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。     チリ。 1988 年。 ピノチェト 独裁軍事政権の継続の是非を問う、国民投票が行われることになった。 賛成派・反対派ともに、1日15分のテレビ放送で 国民の支持を得ようとする。 広告会社のレネは、友人から、反対派... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「NO」第25回東京国際映画祭コンペティション作品 from ここなつ映画レビュー (2014年9月4日 12時47分)
    こういう作品を鑑賞すると、私はつくづく激動の現代史が好きだし、近代・現代の世界史が好きなのだなぁ、と、実感する。世界にはまだまだ知らないことが沢山あって、知っている(と思っていた)ことでさえ、将来歴史家の目を通したら、もしかしたら真実ではないのかもしれないのだ、ということ、変革のウネリのさ中にいる人は、ただ波にのまれてしまう人と、抵抗して藻屑となる人とが居る、ということ、を実感する。チリは、1970年、初の社会主義国家が誕生したが、その後1973年に軍部によるクーデターによって政府は転覆し、軍人ピノチェトを ...[外部サイトの続きを読む]
  • ショートレビュー「NO ノー・・・・・評価額1650円」 from ノラネコの呑んで観るシネマ (2014年9月3日 21時38分)
    「NO」を言える幸せ。 チリのピノチェト独裁政権の退陣に繋がった、1988年の国民信任投票を背景にした異色のポリティカルドラマ。 強大な力で国を支配する政権側に対して、反体制派に与えられたのは一日僅か15分のテレビ放送枠のみ。 恐怖政治による長年の抑圧の結果、民衆は、いや政治家すらも変革の可能性をすっかり諦めてしまっている。 一体どうすれば、有権者は投票所に来て政権へ「NO」の票... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 『NO ノー』 (2012) from 相木悟の映画評 (2014年9月3日 11時17分)
    広告合戦で民衆政治を問う社会派ムービー! 政治を伝えるメディア、受けとめる市民について、当たり前になった日常を改めて考えさせられる興味深い良品であった。 本作は、パブロ・ラライン監督による『トニー・マネロ』(08)、『検死』(10)に続くチリ独裁政権... ...[外部サイトの続きを読む]
[PR]
おすすめ特集
映画アクセスランキング
  • Loading...
»もっとランキングを見る«
楽天市場
スポンサード リンク
  1. 映画
  2. 2014年8月25日の週の公開作品
  3. 『NO ノー』