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もうひとりの息子

公式サイト:http://www.moviola.jp/son/
もうひとりの息子
(C) Rapsodie Production / Cite Films / France 3 Cinema / Madeleine Films / SoLo Films.
英題:
THE OTHER SON
製作年:
2012年
製作国:
フランス
日本公開:
2013年10月19日
(シネスイッチ銀座 ほか)
上映時間:
配給:
ムヴィオラ
カラー

チェック:ユダヤ系フランス人のロレーヌ・レヴィが監督と脚本を担当し、第25回東京国際映画祭で東京 サクラ グランプリと最優秀監督賞に輝いた感動作。イスラエルとパレスチナという対立関係にある家族の間で、取り違えられた子どもをめぐる困惑の日々を描き出す。『リトル・ランボーズ』のジュール・シトリュクが悩める息子を演じ、母親を『リード・マイ・リップス』などのエマニュエル・ドゥヴォスが好演。苦悩しながらも前進しようとする彼らの姿に希望が宿る。

ストーリー:イスラエルで暮らすフランス系ユダヤ人家族の一人息子ヨセフ(ジュール・シトリュク)は、兵役のために健康診断を受ける。その結果、医師である母親(エマニュエル・ドゥヴォス)は、息子とは血がつながっていないという衝撃の事実を知ることに。ヨセフが生まれた病院のミスで、パレスチナ人家族の息子ヤシン(メディ・デビ)と入れ違っており……。

もうひとりの息子
(C) Rapsodie Production / Cite Films / France 3 Cinema / Madeleine Films / SoLo Films.

映画短評

  • 中山 治美
    テーマだけじゃない!『そして父になる』と同じ共通点が…
    ★★★★★
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     『そして父になる』と同じ子供取替え事件がテーマだが、本作は宗教と政治が絡むだけにさらに複雑だ。いまだ争いが耐えないイスラエルVS.パレスチナ。本作の場合は、フランス系イスラエル人なので仏語を話し、かつユダヤ教徒。方やアラビア語でイスラム教徒という家族だ。つまり、息子じゃないと現実を突きつけられた18歳の少年たちは、いきなり家族の中で自分一人が敵となり、神など幼少から信じていたモノすべてがガラガラと崩れることになる。さらに肉親じゃないと分かった瞬間、父や兄たちは余所余所しくなり、憎悪さえぶつけてくるのだ。この状況、自分なら耐えられないだろう。 
     だが本作は一方で、両者は間違いに気付かなかったほど人種に違いはなく、レッテルに左右されやすいという皮肉も描いてる。あわよくば、国際社会を敵に回しかねない挑戦的な内容に、作り手たちの覚悟を感じる。
     それにしても『そして父になる』もそうだが、血にこだわるのは父親の方というのが興味深い。母親と違って腹を痛めたという実感がない分、子供との絆を信じられる確かなもの欲しいのだろうか? 

動画

映画『もうひとりの息子』特報
映画『もうひとりの息子』予告編

ポスター/チラシ

  • 映画『もうひとりの息子』ポスター
    ポスター
  • 映画『もうひとりの息子』チラシ
    チラシ
  • 映画『もうひとりの息子』チラシ
    チラシ

前売券特典

  • 映画『もうひとりの息子』オリーブリーフティー※写真はイメージです
    オリーブリーフティー※写真はイメージです

※数量や販売期間が限定されていたり、劇場によっては取扱が無い場合があります。


スタッフ

監督・脚本:

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