シネマトゥデイ

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チェック:『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』などのブラッド・バード監督と、名優ジョージ・クルーニーのタッグで放つ話題作。ウォルト・ディズニーが想像した未来を軸に、“トゥモローランド”のことを知っている主人公と17歳の少女が未知の世界への扉を開く姿を描く。共演は『愛する人』などのブリット・ロバートソンやテレビドラマ「Dr.HOUSE」シリーズでおなじみのヒュー・ローリーら。ウォルト・ディズニー社の保管庫で発見された資料を基に創造された世界に息をのむ。

ストーリー:17歳のケイシー(ブリット・ロバートソン)が見覚えのないピンバッジに触ると、自分が思い描いた別世界へと入り込んだ。バッテリー切れで現実の世界に戻ってきた彼女の前に、不思議な少女アテナ(ラフィー・キャシディ)が現れる。そしてケイシーにトゥモローランドに戻りたいのなら、フランク(ジョージ・クルーニー)という男性を訪ねるよう助言する。

トゥモローランド
(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.

映画短評

  • ミルクマン斉藤
    もうひとつの『アイアン・ジャイアント』。
    ★★★★
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    B.バードは’50~’60年代アメリカのポジティヴな未来像を理想としながら、やがて未知なるものへの恐怖感に捉われるに至った大衆意識の変遷に興味があるに違いない。’64年万博や当時の未来像を詳細かつきらびやかに再現する偏執的愛情&「私は未来よ」と言ってのけるそばかす美少女アテナが前者なら、破滅に憧れる無意識の集合が世界の終末を早めるとみる“悪役”ニックスは後者。しかし両者はしょせん裏表の関係で、げんに前者に与するG.クルーニーは“禁断の発明”によって後者への扉を開けてしまうのだ。ただしここに初恋物語を絡ませるのがロマンティックなところで、クライマックスはほとんどロリータ映画の次元に達している。

  • 清水 節
    ウォルトが夢観た20世紀半ばの想像力を取り戻させる壮大な実験
    ★★★★★
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     スペース・マウンテンやスター・ツアーズが速度や映像の力で牽引しても、21世紀のディズニーランド内でトゥモローランドという空間がいまひとつ生彩を欠くのは、われわれに未来を夢観る力が希薄になったせいだろう。本作はパーク内のテーマランドを活性化するだけじゃなく、ウォルトが夢観た20世紀半ばの想像力を人々に取り戻させるための壮大な実験。ただし、もう一度夢を観よ、諦めるなというメッセージは素敵でも、いささかアニメ的リアリティの範疇に留まってしまったのが残念だ。絶望的かつ切実な現状を丹念に描けば、この物語はもっと強くなったはずだ。

  • 山縣みどり
    ディズニー的な楽観主義にあふれる娯楽作。斜に構えないでね。
    ★★★★★
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    アメコミものでも、シリーズものでもなく、オリジナル・ストーリーという点は好感度大! 子供はもちろん大人も楽しめる展開だし、ジュール・ベルヌやエジソンらからなる天才が未来に託した遺産の設定など小ネタも洒落ている。謎のピン・バッジが誘うトゥモローランドの造形など特撮は文句無しに素晴らしいし、ドローンを巧みに操るヒロインも今どき? まさにサマーシーズンの先陣を切るのにふさわしい娯楽作! でも、ディズニー的な楽観主義が前提なんですね。心が真っ黒な私なんかは、「夢を見るのは大切だけど、夢だけ見てたらヤバイだろ。宿題やったか?」といかりや長介モードに……。斜に構えないで見るべし。

  • 平沢 薫
    かつて子供雑誌で描かれた輝く未来がここに
    ★★★★★
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     これはもう、60年代の"子供がよくなる絵本"の現代版。本作の60年代のエピソード部分の少年少女は、まさに当時の子供雑誌の表紙のような完全無欠の"よいこ"顔。本作の未来は今思い描く未来ではなく、当時の子供雑誌の口絵で描かれた"輝ける未来"なのだ。ヒロインが父から譲り受ける信念の前向きさも、この"輝ける未来"の産物だ。そして観客は、気づけばあの未来は実現していないがそれは何故だろう、と考えさせられる。
     監督ブラッド・バードは、新「スター・ウォーズ」の監督を打診されたが、本作を進めているからと断ったという。それは本作の"輝く未来"がすでに「スター・ウォーズ」と繋がっていたからではないだろうか。

  • なかざわひでゆき
    時代の空気を敏感に読んだ冒険ファンタジー
    ★★★★
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     あらゆるテクノロジーが発達し、争いも貧富の差もなく、誰もが幸せに暮らす異次元都市トゥモローランド。その存在を知った平凡な少女が、未知の世界を目指して冒険の旅に出る。
     ディズニーランドの同名アトラクションを、創業者ウォルトをはじめとする歴史上の偉人たちが秘密裏に作ったパラレルワールドへ置き換えたところがミソ。現実と虚構が巧みにリンクする大掛かりな仕掛けは、ディズニーファンならずともワクワクするはずだ。
     理想郷のベタな世界観はさすがに子供向けだが、閉塞感漂う現代社会にこそパイオニアたちの志しが必要なのではないかというメッセージには、時代の空気を敏感に読む昨今のディズニーらしさを感じる。

動画

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ポスター/チラシ

  • 映画『トゥモローランド』ポスター
    ポスター

前売券特典

  • 映画『トゥモローランド』トゥモローランドへと導く運命のピンバッジ
    トゥモローランドへと導く運命のピンバッジ

※数量や販売期間が限定されていたり、劇場によっては取扱が無い場合があります。


スタッフ

監督・脚本・製作:
脚本・製作: デイモン・リンデロフ

キャスト

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