シネマトゥデイ

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私の男
(C) 2014「私の男」製作委員会
製作年:
2013年
製作国:
日本
日本公開:
2014年6月14日
(新宿ピカデリー ほか)
上映時間:
配給:
日活
カラー/シネマスコープ/デジタル/5.1ch

チェック:直木賞作家・桜庭一樹によるベストセラー小説を、『海炭市叙景』などの熊切和嘉監督が映画化。流氷に閉ざされた北海道と東京を舞台に、孤児となった少女と彼女を引き取ることになった男の禁断の関係を描き出す。互いに秘密を抱え寄り添うように生きる父と娘には、浅野忠信と二階堂ふみがふんするほか、高良健吾、藤竜也らが共演。時代の移り変わりに合わせてフィルムとデジタルを駆使し、北海道の雄大な自然を捉えた映像にため息が出る。

ストーリー:奥尻島に猛威を振るった津波によって孤児となった10歳の花(山田望叶)は遠い親戚だという腐野淳悟(浅野忠信)に引き取られ、互いに寄り添うように暮らす。花(二階堂ふみ)が高校生になったころ、二人を見守ってきた地元の名士で遠縁でもある大塩(藤竜也)は、二人のゆがんだ関係を察知し、淳悟から離れるよう花を説得。やがて厳寒の海で大塩の遺体が発見され、淳悟と花は逃げるように紋別の町を去り……。

私の男
(C) 2014「私の男」製作委員会

映画短評

  • なかざわひでゆき
    それは愛なのか、それとも情欲なのか ※若干のネタバレあり?
    ★★★★★
    »読む«閉じる

     そもそも近親相姦という関係が、少なくとも映画や文学の世界においては、ことさら衝撃的な題材だとも思わない。しかし、どうにも拭えない嫌悪感というか、全く感情移入のできない何かが本作の主人公たちにはある。
     2人だけの閉ざされた世界を守るため、罪を重ねて堕ちていく父・淳悟と娘・花。しかし、彼らを突き動かしているものは“愛”などではなく、ただお互いの心にポッカリと空いた穴を埋めるためだけの情欲にしか感じられない。解釈の分かれるところだとは思うのだが。
     結果的に周囲を手玉に取る女の、感覚的な薄気味悪さを生々しく演じる二階堂ふみは凄い。客観的に力作だとは思うのだが、個人的には最後まで乗り切れなかった。

  • ミルクマン斉藤
    何が凄いって浅野くんの胸毛だったりして。
    ★★★★
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    いくつかの“事件”が起こりはするものの、メインはずばり浅野忠信と二階堂ふみの閉じられた世界。時制を遡るかたちで綴っていく原作を解体し、順当な時系列で物語ることで、浅野の運命を結果的に操っていく二階堂の小悪魔ぶりがより鮮明になっている。昨年の傑作『夏の終り』に続く“文芸性愛路線”といっていいと思うが、今回はより濃厚。二人が交合う部屋に血の雨が降るとか、いささかアングラ趣味のやり過ぎ感はあるものの、互いの身体に染みついたセックスの残滓を確認しあうような“指しゃぶり”と“匂い”への執着はすさまじく、見てはいけないものを観ている気にさせるに充分だ。高良健吾なんて単なるコメディ・リリーフだもんな。

動画

映画『私の男』予告編
二階堂ふみのカワイイ着物姿!『私の男』初日舞台あいさつ
「トロフィーはいい重み」浅野忠信 受賞の喜び語る『私の男』緊急記者会見

ポスター/チラシ

  • 映画『私の男』ポスター
    ポスター
  • 映画『私の男』チラシ
    チラシ
  • 映画『私の男』チラシ
    チラシ
  • 映画『私の男』チラシ
    チラシ

スタッフ

エグゼクティブプロデューサー: 永田芳弘
プロデューサー: 西村信次郎 / 西ヶ谷寿一
ラインプロデューサー: 金森保
原作: 桜庭一樹
脚本: 宇治田隆史
撮影: 近藤龍人
照明: 藤井勇
録音: 吉田憲義
美術: 安宅紀史
装飾: 山本直輝
衣装: 小里幸子
ヘアメイク: 清水ちえこ
助監督: 海野敦
スクリプター: 田口良子
編集: 堀善介
VFXスーパーバイザー: オダイッセイ
ロケーション統括: 中村哲也
制作担当: 刈屋真
アソシエイトプロデューサー: 西宮由貴 / 小松貴之
監督助手: 原田健太郎 / 柳祐章 / 河合健
撮影助手: 鎌苅洋一 / 小林拓
特機: 実原康之
特機助手: 佐渡時王
照明応援: 菊池のどか
録音助手: 日下部雅也 / 斎藤泰陽
美術応援: 野田真理子
持道具: 出井奈保
フラワーアレンジ: 米丸公子
衣装助手: 石原徳子 / 澤田枝里
衣装製作: 佐藤奈巳
ヘアメイク助手: 高橋雅子 / 牧瀬浩子
方言指導: 我孫子正好
スチール: 平野晋子
メイキング: 伊月肇
制作主任: 柴野淳
制作進行: 松下朋央 / 石田文華
操演: 羽鳥博幸
流氷指導: 岩山直 / 細谷雅樹 / 八木直哉
編集助手: 荘原正樹
音響効果: 佐藤祥子
音響効果助手: 京江正恵
スタジオ技術: 加藤詩織
タイトル: 津田輝王 / 関口里織
監督:

キャスト

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