シネマトゥデイ

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ゼンタイ
(C) 2013 映画「ゼンタイ」を応援する会
製作年:
2013年
製作国:
日本
日本公開:
2013年8月31日
(テアトル新宿)
上映時間:
配給:
テンカラット / アプレワークショップ / 映画「ゼンタイ」を応援する会
カラー

チェック:『ハッシュ!』『ぐるりのこと。』などの橋口亮輔による、オムニバス形式のコメディードラマ。ゼンタイこと全身タイツで身を隠すことで、何かを装い、我慢しながら生きている自分自身を開放することができるマニアたちの悲喜こもごもの出来事を映し出す。全身タイツ愛好家という変わった嗜好(しこう)を持つ人々が抱えている複雑な胸の内を、新進の俳優たちが巧みな演技で微細に体現。その異色なテーマに加え、6編のエピソードをリンクさせながら一つの物語へと集約させる橋口監督の巧みな手腕にも注目。

ストーリー:草野球のメンバー、コンパニオン、レジ店員、主婦など、ありふれた景色の中で普通の日々を送っているものの、さまざまな苦悩や憤怒を抱えている者たち。そんな彼らが愛してやまないのが、ゼンタイとも呼ばれる全身タイツ。タイツで全身を覆ってしまうことで、男女の性差、ルックスの良し悪し、プライド、社会的地位といったものから解き放たれ、何も持たない人間として真の自由を謳歌(おうか)することができるのだ。そんな積もりに積もったストレスを抱えた全身タイツ愛好家たちが、カラオケボックスでオフ会を開く。

ゼンタイ
(C) 2013 映画「ゼンタイ」を応援する会

映画短評

  • 森 直人
    『ハッシュ!』のファンは必見ですよ!
    ★★★★
    »読む«閉じる

    ちょっとでも気になった人には是非観ていただきたい。ワークショップ(実践型の演技講座)から生まれた自主製作スタイルの映画で、62分の小品だが、『渚のシンドバッド』『ハッシュ!』『ぐるりのこと。』と大玉の傑作を放ち続ける橋口亮輔監督が肩の力を抜いて作った良さがしっかり味わえる。

    「ゼンタイ」とは全身タイツを身にまとった姿で、一切の社会的属性に囚われないコミュニケーションを愛好する人々のこと。そのオフ会を一挿話とした全6話のオムニバス構成で、全体のテーマとしては、息苦しい現代社会で生き難さを抱えた人たちへの慎ましい応援歌といったところ。特に「コンパニオン」「レジ店員」「主婦」など、女性に向ける視線は厳しくも優しい。

    我々の日常生活は至るところでバトル・ロワイアルが繰り広げられる。ひとたび集団を形成すれば力関係や序列が発生し、余計なプライド、自意識、疎外感に苛まれる。でも本当は、そんなくだらない争いから誰もが解放されたいと願っているのではないか。実存に深く刺さる内容を泣き笑いのコメディに仕立てる腕は、さすが『ハッシュ!』の監督。企画物とか番外編で済ませるのはもったいない!

動画

映画『ゼンタイ』予告編

ポスター/チラシ

  • 映画『ゼンタイ』ポスター
    ポスター
  • 映画『ゼンタイ』チラシ
    チラシ
  • 映画『ゼンタイ』チラシ
    チラシ

スタッフ

監督・原案・脚本:

キャスト

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