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んで、全部、海さ流した。

公式サイト:http://www.cine.co.jp/nde/
んで、全部、海さ流した。
(C) 2013 VIPO
製作年:
2012年
製作国:
日本
日本公開:
2013年11月2日
(渋谷ユーロスペース ほか)
上映時間:
配給:
シグロ
カラー/ビスタサイズ

チェック:石巻出身の新鋭・庄司輝秋が監督と脚本を務め、邦画の活性化を図る文化庁委託事業「若手映画作家育成プロジェクト」の支援で製作された短編作。冬の石巻を舞台に、偶然出会った無職の元ヤン女性と少年が生きる被災後の何げない日常を描き出す。『アジアの純真』などの韓英恵が緩い主人公役で新境地を開拓。自分なりの方法でささやかな日常に光を見いだそうとする登場人物たちの姿に希望が宿る。

ストーリー:高校をやめた元ヤンキーの弘恵(韓英恵)は、実家のある宮城県石巻市で定職もないままだらだらと暮らしている。くだらないうそばかりついて母親だけでなく友人たちにも敬遠されている彼女は、ある日、赤いランドセルを背負った太った少年達利(篠田涼也)と出会う。年齢差はあるものの、お互いに鼻つまみ者同士の二人は徐々に仲良くなり……。

んで、全部、海さ流した。
(C) 2013 VIPO

映画短評

  • 中山 治美
    全身女優・韓英恵
    ★★★★
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     主演女優韓英恵は、映画『アジアの純真』で自身のアイデンティティーと重なる在日朝鮮人を熱演し、ドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」(フジテレビ系)で二重国籍に結論を下すまでの苦悩をカメラの前でさらけ出した。弱冠23歳だが、同年代の女優にはない、確固たる意思を感じさせてくれる眼差しは観るものを惹きつけずにはいられないだろう。そんな韓が本作で演じるのは、復興ままならない石巻で、周囲にケンカを売りまくっている無職の元ヤン少女。全身から放出される彼女の憤りは、社会や大人たち、ひいては観客にまで向けられているような迫力を感じる。
     その一方で、偶然出会った、同じ匂いを発する少年のために一肌脱ぐ。それは嘘から始まった事だが、交通事故で亡くなった妹が忘れられない少年のために、身近な人を失った痛みが分かる彼女なりの優しさだ。決して、台詞で震災には触れないのだが荒廃した風景や、韓の表情が多くを物語る。 
     文化庁委託事業「若手映画作家育成プロジェクト」で製作された30分の短編だが、実に濃密な作品だ。でも本音を言えば元ヤン少女を人生、いや、韓の芝居を長編でもっと見たかった。

動画

映画『んで、全部、海さ流した。』予告編

ポスター/チラシ

  • 映画『んで、全部、海さ流した。』ポスター
    ポスター
  • 映画『んで、全部、海さ流した。』チラシ
    チラシ
  • 映画『んで、全部、海さ流した。』チラシ
    チラシ

スタッフ

監督・脚本:
音楽: 中川五郎
プロデューサー: 山上徹二郎
ラインプロデューサー: 渡辺栄二
撮影: 釘宮慎治
照明: 杉本周士
録音: 小川武
編集: 金子尚樹
助監督: 岩渕崇
制作担当: 田島啓次 / 和氣俊之
キャスティング: 西川文郎
宣伝美術: 中村洋太

キャスト

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