シネマトゥデイ

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天の茶助
(C) 2015『天の茶助』製作委員会
製作年:
2015年
製作国:
日本
日本公開:
2015年6月27日
上映時間:
製作:
バンダイビジュアル / 松竹
製作・配給:
オフィス北野
配給:
松竹メディア事業部
カラー

チェック:『蟹工船』、『Miss ZOMBIE』などのSABU監督が、処女小説を自ら映画化したラブストーリー。脚本家たちが地上で生活している人間の“人生のシナリオ”を執筆している天界で、お茶くみ担当が地上の女性に恋するも、死ぬ運命にあることを知って地上に降り立ち、彼女を救うために奮闘する。主演は、SABU監督とは『うさぎドロップ』でタッグを組んだ松山ケンイチ。テレビドラマ「あまちゃん」などの大野いとがヒロインを務めるほか、大杉漣と寺島進、伊勢谷友介など多彩な顔ぶれが共演。

ストーリー:大勢の脚本家たちが、地上に住む人々の“人生のシナリオ”を書いている天界。そこでお茶くみをしている茶助(松山ケンイチ)は、ある脚本家が担当する女性ユリ(大野いと)に惹(ひ)かれる。しかし、ユリが交通事故で亡くなる事実を知って衝撃を受けた茶助は、何とかしたいと天界を抜け出して地上へ向かう。

天の茶助
(C) 2015『天の茶助』製作委員会

映画短評

  • なかざわひでゆき
    運命論を考察する試みとしては面白いのだけれど
    ★★★★★
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     人間の運命の筋書きは天界のシナリオライターたちに委ねられている…という設定のもと、彼らのお茶汲み係である青年・茶助が、ある女性を助けるために下界へと舞い降りる。
     そうはさせまいと筋書きを次々と変えて邪魔をする天界のライバルたち、不思議な力を持つ茶助の“奇跡”にあやかろうと群がる人々など、疾走感溢れる奇想天外なストーリーを通じて運命論を考察する作品だと言えよう。
     ただ、結論としては消化不良に陥った感は否めず、明確なメッセージがいまひとつ伝わらない。沖縄を舞台にしたアニミズム志向も、ただの雰囲気作りに終始してしまった印象だ。

  • ミルクマン斉藤
    ファンタジーというより、かなり真面目な生との対峙かな。
    ★★★★
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    走るSABUが帰ってきた!というだけで、かつての諸作に興奮した世代には嬉しい映画 (走らなくても『疾走』『Miss ZOMBIE』といった傑作はあったが)。さらに『DRIVE』から顕著になった仏教的/ヒンドゥ的な死生観に基本的には則りながらも、どうしてもわれわれ生者として、因果論では納得できない矛盾を「天界のシナリオライター」というシステムや、それに反逆する主人公という形で表現した…ということで、これまでのSABU映画の集大成といえるかも。何かとデストロイな演技を見せる大野いとに“喋らせない”というのも凄い発明! まったくリゾート感がなくアニミズム的なざわつきだけ与える沖縄映画としても出色。

  • くれい響
    相変わらずの監督の暴走による空回りがイタい
    ★★★★★
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    実写版『珍遊記』が決まるほど、松山ケンイチはやっぱり浮世離れしたキャラが良く似合うし、いつまでも棒な大野いとを口のきけないヒロインに配するあたり間違いではない。だが、現在沖縄在住のSABU監督による原作・脚本は、映画好きな中学生が書いたようなお粗末なもので、随所に出てくる沖縄愛も空回り。それに、主人公が堕落天使(『天使の涙』の原題)って、まだ監督がウォン・カーウァイの影響を受けまくっていることには驚かされた! 『新宿スワン』同様、破天荒な主人公をサポートする役回りであるはずの伊勢谷友介を始め、豪華キャストもムダ使いに終わっており、結局は嵐のように現れて去っていった玉城ティナしか頭に残らない。

  • 山縣みどり
    運命は変えられる! ダメダメな人生に光をもたらす快作
    ★★★★
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    人間が天界で書かれたシナリオ通りに生きているという、まさに運命論にチャレンジするジャンルを超えたユニークな物語だ。愛する女性を救うために人間界に降りた茶番頭の茶助を演じる松山ケンイチのナチュラルな演技がキャラクターに見事にハマり、無茶な展開もなんだかスムーズ。多数の登場人物を巧みに動かし、なおかつ物語の鍵となる因果応報をコンパクトに見せるSABU監督の演出も非常にスマートで、こんなに緻密な演出ができる監督だったとは、うれしい驚きだ。ダメダメ人生を送る身としては勇気もわく。さらに玉城ティナという逸材に出会えたのだから大満足。彼女の可愛い顔と豪快な土佐弁のミスマッチに胸きゅん。

動画

松山ケンイチ×SABU監督再び!映画『天の茶助』予告編
独特の動きが特徴的!映画『天の茶助』「伝統エイサー」シーン
玉城ティナ、映画デビュー!沖縄ロケに「緊張がほぐれた」映画『天の茶助』舞台あいさつ

ポスター/チラシ

  • 映画『天の茶助』ポスター
    ポスター
  • 映画『天の茶助』チラシ
    チラシ
  • 映画『天の茶助』チラシ
    チラシ

スタッフ

監督・脚本・原作:
音楽: 松本淳一
撮影: 相馬大輔
照明: 三善章誉
美術: 黒川通利
録音: 横澤匡広
衣装: 西留由起子
ヘアメイク: 橋本申二
助監督: 塩崎遵
主題歌: Ms.OOJA

キャスト

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    2015年7月5日(日) 15:00~ 丸の内ピカデリー3 料金:1200円(購入特典クーポン) パンフレット:未確認 どこかで見たような聞いたような 『天の茶助』公式サイト 「ベルリン 天使の歌」の劣化リメイクと言われる「シティ・オブ・エンジェル」よりダメかもしれない。 半端にコメディ色が強く、半端に感動させようとする。 ゲロがしつこい。しつこくて面白く無い。「チーム・アメリカ」を見習え。 そして、沖縄が感じられない、舞台が沖縄であるという設定。沖縄を前面に出すためなのか、執拗にまがい、祭りの ...[外部サイトの続きを読む]
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