シネマトゥデイ

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はじまりのうた
(C) 2013 KILLIFISH PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED
英題:
BEGIN AGAIN
製作年:
2013年
製作国:
アメリカ
日本公開:
2015年2月7日
(シネクイントほか)
上映時間:
日本語字幕:
中沢志乃
配給:
ポニーキャニオン
カラー

チェック:第80回アカデミー賞歌曲賞を受賞した『ONCE ダブリンの街角で』のジョン・カーニー監督が、同作に続いて音楽をテーマにして放つヒューマンドラマ。恋人に裏切られた失意を抱えながらバーで歌っていた女性が、音楽プロデューサーを名乗る男との出会いを通して思わぬ運命をたどる。主演は『つぐない』、『プライドと偏見』などのキーラ・ナイトレイと『キッズ・オールライト』などのマーク・ラファロ。キーラが披露する歌声や舞台となるニューヨークの街並みや、人気バンド・Maroon 5のアダム・レヴィーンの出演も見どころ。

ストーリー:ミュージシャンの恋人デイヴ(アダム・レヴィーン)と共作した曲が映画の主題歌に採用されたのを機に、彼とニューヨークで暮らすことにしたグレタ(キーラ・ナイトレイ)。瞬く間にデイヴはスターとなり、二人の関係の歯車に狂いが生じ始め、さらにデイヴの浮気が発覚。部屋を飛び出したグレタは旧友の売れないミュージシャンの家に居候し、彼の勧めでこぢんまりとしたバーで歌うことに。歌い終わると、音楽プロデューサーを名乗るダン(マーク・ラファロ)にアルバムを作ろうと持ち掛けられるが……。

はじまりのうた
(C) 2013 KILLIFISH PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED

映画短評

  • ミルクマン斉藤
    新時代の方向性を映画で提示する音楽業界への叛旗?!
    ★★★★
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    冒険心を失ったポップス業界へのアンチテーゼ。NYのあちこちでゲリラ・ライヴ録音とヴィデオ・クリップ作りを同時に行い、アルバムにまとめてネットで販売、ってもう絶対真似してる人がいそう。街の音を積極的に取り入れるという方針を打ち出すなど、いかにも『ONCE ダブリンの街角で』の監督だ。街と音楽との関係となるとK.ナイトレイとM.ラファロがスプリットイヤホンで同じ音楽を聴きながら街をめぐるシーンが象徴的だが、“平凡な風景が意味のあるものに変わる”ウォークマン効果を経てもストレートな恋物語に終わらせないのが大人、ってところか。まさに子はかすがい、ラファロの娘のパンクギターの下手さもちょうどいい感じ。

  • 山縣みどり
    商業主義否定の青臭さがとてもチャーミングな快作
    ★★★★
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    都会の片隅で出会った孤独な男女が音楽という絆で結ばれる設定自体は、監督の大ヒット作『ワンス/ダブリンの街角で』と同様。前作に比べると予算は潤沢で、大スターも登場するが、根底にある“商業主義に魂売る奴はアーティストにあらず”の姿勢は変わらず。それがヒロイン、グレタの生きる姿勢に反映されていて、痛快だ。「ヒットしたらギャラ払う」約束をされていたバック・ミュージシャンの立場を思うと彼女の決断に「?」とも思うが、人生に妥協し続けた身に青臭い理想主義がチャーミングに感じられるのは当然だろう。後半、元恋人の反省パフォーマンスにもうるっと来た。主演キーラ・ナイトレイの歌声は雰囲気があり、耳に残る。

  • くれい響
    『あと1センチ』の次はこれ!
    ★★★★★
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    NYに舞台を移しても、音楽を通して男女が心を通わせる展開やストリートの空気感が伝わる演出は、『ONCE ダブリンの街角で』と何も変わらない。とはいえ、男女を片や『フォックスキャッチャー』で、片や『イミテーション・ゲーム』でオスカー助演(←ココ重要)候補になった2人が演じ、音楽業界あるあるを交えたことで、より映画的な広がりをみせている。さらに、それぞれのキャラ視点で同じシーンを描く『桐島』的オープニングも、最初は疑問を抱きながら、次第に2人に感情移入していく効果をもたらす。恐ろしいほどにデートムービーであることや、イギリスとアメリカを繋ぐ物語という意味で、『あと1センチの恋』の次はこれ一択!

  • 森 直人
    身の丈のままダブリンからニューヨークの街角へ
    ★★★★
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    米国にやってきた『ONCE ダブリンの街角で』の監督が、ハリウッドの慣習に染まらずにD.I.Y精神を厳守した音楽系ドラマ。そんなマイナーメジャーな作風が、そのまま音楽業界をめぐる物語に繋がっているのが面白い。

    ラップトップで街角録音を進める本作の主題は、言わば旧態依然としたシステムへの挑戦状。映画の作りは柔らかくウェルメイドだが、主張は結構ラジカル。舞台がN.Y.ってのはメインストリームへの距離感という意味で象徴的かも。

    K・ナイトレイのか細い歌唱は好みが分かれるだろうが、彼女の元カレ役を演じるマルーン5のアダム・レヴィーンは必見。「売れて変わっていく男」の設定が戯画化した自画像っぽい!

動画

『ONCE ダブリンの街角で』監督が手掛けたドラマ!映画『はじまりのうた』予告編

ポスター/チラシ

  • 映画『はじまりのうた』ポスター
    ポスター
  • 映画『はじまりのうた』チラシ
    チラシ
  • 映画『はじまりのうた』チラシ
    チラシ

前売券特典

  • 映画『はじまりのうた』ポストカード
    ポストカード

※数量や販売期間が限定されていたり、劇場によっては取扱が無い場合があります。


スタッフ

プロダクションデザイナー: チャド・キース
衣装デザイナー: アージュン・バーシン

キャスト

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    2015年3月28日(土) 19:40~ 新宿ピカデリー7 料金:1200円(購入特典クーポン) パンフレット:未確認 ギャラは払われたのか 『はじまりのうた』公式サイト 悪い映画では無い。上出来の部類なのだが、名作「once ダブリンの街角で」と比較すると、かなり劣る。 キーラ・ナイトレイの歌が、歌唱力は兎も角、メロディや歌詞がよろしくないからか。 お勧め度:☆☆☆ 多足度:☆☆ 俺度:☆☆☆ ...[外部サイトの続きを読む]
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    (原題:Begin Again )ストーリー自体は大したことはない。しかし、劇中で使われる楽曲の扱い方には非凡なものを感じた。ジョン・カーニー監督の前作「ONCE ダブリンの街角で」は観ていないが、高度な音楽的センスはこの作者の持ち味なのだろう。その意味で、観... ...[外部サイトの続きを読む]
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