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龍三と七人の子分たち

公式サイト:http://www.ryuzo7.jp/

チェック:数多くの個性的な作品を世に送り出してきた北野武監督が、ユニークかつ異色の設定で放つコメディータッチのドラマ。オレオレ詐欺の被害者となって憤慨する元ヤクザの組長が子分を引き連れ、孫のような若さの首謀者たちを成敗していく。藤竜也、近藤正臣、中尾彬らベテランや実力派俳優たちが世直しに息巻く血気盛んなヤクザを快演する。高齢化社会や詐欺犯罪といった社会問題を巧みに盛り込んだストーリーに加え、バスの暴走などハードなアクションも見もの。

ストーリー:組長を引退したものの、ヤクザの性分が消えないために普通の老人として生きていけない龍三(藤竜也)。そんな毎日にいら立ちを募らせる中、彼はオレオレ詐欺にだまされてしまう。人々をだます若い連中を許すわけにいかないと、龍三はかつての子分たちを召集して世直しをすることに。年齢に関係なくまだまだいけるとオレオレ詐欺のグループを倒しに向かう彼らだが、行く先々でとんでもない騒動を引き起こしていく。

龍三と七人の子分たち
(C) 2015『龍三と七人の子分たち』製作委員会

映画短評

  • 轟 夕起夫
    たけしにバス、とくれば「お笑いウルトラクイズ」ですな
    ★★★★★
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    イッツ・ア・ジジイ・パーティー! しかも日活育ち(藤竜也、中尾彬、小野寺昭)が多いからか、遊戯者が集うかつての日活ニューアクションの匂いを嗅いだ。といっても北野武はそんな映画史など意識するわけはなく、飲み込みやすいものを求める時流への「これでもくらえ!」的開き直りと、笑いのプロとしての矜持をアンバランスに共存させているのだが。

    フルスロットルでハッちゃけた挙句、最終的に何の反省もしていないジジイたち。そこが北野映画的。ただし、敵の若造どもはもっと凶暴でもよかった。その昔出したCD『Carnaval -饗宴』の惹句は「職業=ダンディ」。いつでも要求に応えきる藤竜也の“懐の深さ”に乾杯だ。

  • ミルクマン斉藤
    たけしコメディで笑ったことなくても大丈夫。
    ★★★★★
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    アチャラカであれメタであれ、ほとんど露悪的なまでに「笑えなくてあたりまえ」な北野武のコメディとしては初めてフツーに笑える映画。最初から延々と続く藤竜也と近藤正臣のジイさん漫才はじめ、「もしジイさんたちがナチュラル・ボーン・ヤクザだったら」というお題のコントの集合体。中尾彬のあまりに無体な扱い以外、プロットそのものも目新しくはないし、オチのキレも総じてユルいのだが、名うての老優たちが(頑張ってるのか天然なのかよく判らないけれど)バカ演じてる微笑ましさがけっこうツボにハマる。場外市場カー・チェイスでの壊しっぷりはなかなかのものだが、緊迫感を一切煽らず妙にのんびりした鈴木慶一の音楽がまたいいのだ。

  • なかざわひでゆき
    やりたい放題のジイさまたちが現代日本の閉塞感をぶち破る!?
    ★★★★
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     要は、昔気質の老人ヤクザVS新興犯罪組織の大喧嘩だ。そこに高齢者ならではの悲哀を込めたナンセンスギャグを散りばめることで、現代日本のモヤモヤとした閉塞感を笑い飛ばす痛快なアクション・コメディとして仕上げている。
     ギャグの基本は「オレたちひょうきん族」のコント。その点で好き嫌いは分かれるかもしれないが、お笑い芸人ビートたけしの映画として見れば十分にアリだ。実際、どのジイさんにもたけしの影がチラホラと見え隠れするしね。
     近頃の若いもんは…という年寄りのボヤキをそのまんま映画にしてしまったような作品。よく考えれば目クソ鼻クソなのだが、そのしょうもなさを含めたジイさんたちの天衣無縫が愛らしい。

  • くれい響
    イジリ倒されるジジイがクセになる
    ★★★★
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    これまで狙ったようにハズしてきた北野監督のコメディ路線だが、『アウトレイジ』の残り香や芸達者な俳優の好演もあって、いちばん笑える作品となった。ツービート全盛時のスピード感ある笑いとは言いがたいが、後期「ひょうきん族」のユルいコントノリとジジイ&ヤクザをイジリ倒すネタの相性の良さがクセになる。女装姿のまま路地を歩く藤竜也の姿は、『バードマン』のマイケル“パン1”キートンと重なるが、あえて『RED』のように、ジジイをヒーローに祭り上げない視点もいい。しかも、『ヒーロー・ネバー・ダイ』のラウ・チンワンと化す中尾彬といい、どんどん北野監督をリスペクトするジョニー・トー化しているのは気になるところだ。

動画

映画『龍三と七人の子分たち』予告編
映画『龍三と七人の子分たち』特報
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ポスター/チラシ

  • 映画『龍三と七人の子分たち』ポスター
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前売券特典

  • 映画『龍三と七人の子分たち』痛快!モバイルクリーナーステッカー(いずれかランダムで一つ)
    痛快!モバイルクリーナーステッカー(いずれかランダムで一つ)

※数量や販売期間が限定されていたり、劇場によっては取扱が無い場合があります。


スタッフ

監督・脚本・編集:
音楽: 鈴木慶一

キャスト

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    2015年5月6日(水) 16:45~ 丸の内ピカデリー1 料金:1200円(購入特典クーポン) パンフレット:未確認 ジジイに近い年代の上に、昔のあこがれのオッサンや青年が出ているし 『龍三と七人の子分たち』公式サイト 飲み屋で傍若無人な振る舞いをする偉そうなクソ団塊ジジイが大嫌いだが、弱者を食い物にして楽して稼ごうとする阿呆な若造は憎悪する。だいたい満員電車でも足を組むようなクズ揃いだ。 明らかにジジイたちのほうが年が近いだろうと思ったら、チンピラ・リーダーの安田顕のほうが年は近いし、チンピラ ...[外部サイトの続きを読む]
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  • 「龍三と七人の子分たち」 from 元・副会長のCinema Days (2015年5月9日 6時57分)
    前半はまあ退屈せずに観ていられたが、中盤以降は完全に腰砕け。この設定ならばもっと面白くなって然るべきだが、全然そうならない。北野武は原案と脚本(第一稿)だけ担当して、演出やシナリオの練り上げは他の者にやらせた方が良かった。  かつてはヤクザの組長と... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 『龍三と七人の子分たち』 映画@見取り八段 from 映画@見取り八段 (2015年5月6日 19時38分)
    監督: 北野武   キャスト: 藤竜也、近藤正臣、中尾彬、品川徹、樋浦勉、伊藤幸… ...[外部サイトの続きを読む]
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