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人の望みの喜びよ

公式サイト:http://nozomi-yorokobi.com
人の望みの喜びよ
(C) 344 Production
製作年:
2014年
製作国:
日本
日本公開:
2015年3月28日
(テアトル新宿)
上映時間:
協力:
ランプ
HD/カラー/16:9/ステレオ

チェック:本作でデビューを飾った杉田真一が監督と脚本を務め、第64回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門でスペシャルメンションを受賞した感動作。震災で両親を失った姉妹が直面するつらい現実を、彼らの視点に立って温かく見守る。『任侠ヘルパー』などの大森絢音と子役の大石稜久がきょうだいを熱演し、『深夜食堂』シリーズなどの吉本菜穂子らが共演。困難な状況の中、弟に事実を告げられずに苦しむ姉と純粋な弟の姿が観る者の胸を打つ。

ストーリー:突然の震災で両親が他界した12歳の春奈(大森絢音)と5歳の翔太(大石稜久)は、親戚の家で暮らすことに。彼らは両親との別れを惜しむ間もなく新しい生活に放り込まれ、いや応なくその環境に慣らされていく。唯一事実を知らされていない翔太は、日増しに両親への恋しさを募らせていき、春奈は必死に胸に抱えた秘密を守ろうとするが……。

人の望みの喜びよ
(C) 344 Production

映画短評

  • 森 直人
    世界の沈痛さに耐えて歩きつづける
    ★★★★
    »読む«閉じる

    東京・名古屋以外の上映が未定のようなので推しておきたい。監督は1980年生の新人・杉田真一。地震で両親を失った幼い姉弟の姿を描く。悲しい事実を知らされず、無邪気にふるまう弟(大石稜久)。子供としての痛みと、大人の体面に引き裂かれている気丈な姉(大森絢音)。この2人の佇まいが喪失の大きさを伝え、強く胸を打つ。

    特に寡黙さを極める後半の旅が詩的で圧巻なだけに、前半、姉弟を迎え入れる人間模様がやや類型に流れ平板に感じた事は正直申し上げたい。『誰も知らない』ではないが、全体にドキュメンタルな立体感が出ていれば傑作の域に入ったのでは。それでも真摯さに疑いはなく、たくさんの観客に出会って欲しい一本だ。

  • 中山 治美
    小さき声を拾う。これこそ映画の役割
    ★★★★
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     東日本大震災を題材にした劇映画は数多いが不満があった。女性が体を売ったり、避難区域に戻るのは認知症の高齢者だったり。゛映画的゛を狙ったのかもしれないが、被災者の鬱積を表現するには安易と言わざるをえない。だが本作は、両親を失った12歳の少女に徹底的に寄り添う。  
     親戚や、両親の死を認識していない弟の前で見せる作り笑顔。逆に重圧になる周囲の頑張れの声。恐らくドキュメンタリーだったらなかなか子供の本音は聞けないが、同様の思いをしているであろう子供の心情を代弁する。これこそ劇映画だから出来ることだ。
     もっとも本作は災害を特定していない。姉弟を見ながら、世界中の震災孤児に思いを馳せた。

動画

両親を亡くした2人の子供が親戚に引き取られ……!映画『人の望みの喜びよ』予告編

ポスター/チラシ

  • 映画『人の望みの喜びよ』ポスター
    ポスター
  • 映画『人の望みの喜びよ』チラシ
    チラシ
  • 映画『人の望みの喜びよ』チラシ
    チラシ

スタッフ

監督・脚本・プロデューサー:
製作: 三好保洋
撮影: 北川喜雄
照明: 秋山恵二郎
美術: 宇山隆之
編集: 早野亮
録音: 長島慎介
音響効果: 伊藤瑞希
メイク・衣装: 岩橋奈都子
音楽: 稲岡真吾
助監督: 松本動
カラリスト: 小林亮太
デザイン: 大森純
ラインプロデューサー: 溝畠三穂子
プロデューサー: 三好祐子

キャスト

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