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薩チャン 正ちゃん~戦後民主的独立プロ奮闘記~

薩チャン 正ちゃん~戦後民主的独立プロ奮闘記~
(C) 独立プロ名画保存会
製作年:
2015年
製作国:
日本
日本公開:
2015年8月29日
配給:
新日本映画社
特別協力:
独立プロ名画保存会
カラー/モノクロ

チェック:大手映画会社から離れてプロダクションを立ち上げ、数々の名作を手掛けた山本薩夫と今井正をめぐるドキュメンタリー。彼らの苦闘と波乱に満ちた軌跡、映画界のみならず社会にも及ぼした影響に、関係者のインタビューやさまざまな映像を通して迫る。監督を務めたのは、『時代(とき)を撃て・多喜二』などの池田博穂。証言者として山田洋次、降旗康男、香川京子、早乙女勝元など、そうそうたる顔ぶれの監督、俳優、文化人が登場する。どんな状況でも己を貫いた、山本と今井の監督魂に感服。

ストーリー:東宝での労働争議で、組合側の顔として戦った山本薩夫。所属していた東宝を辞めるも、同社から得た解決金を元手に『ペン偽らず 暴力の街』を制作する。暴力団と行政の癒着、それを追及する市民運動を描いた同作はヒットを記録。この成功を契機に、東宝を退社してフリーで活躍していた今井正らと独立プロダクションを立ち上げる。やがて、新藤兼人がタブーであった原爆を題材にした『原爆の子』を発表するなど、山本や今井のように大手スタジオから離れて自身の撮りたいものを撮る監督が次々と現れるように。

薩チャン 正ちゃん~戦後民主的独立プロ奮闘記~
(C) 独立プロ名画保存会

映画短評

  • 森 直人
    これもまた「戦後70年」の重要な一本。
    ★★★★
    »読む«閉じる

    メインは山本薩夫と今井正。東宝争議/レッドパージを発端とし、伊ネオレアリズモの影響等も含めて名匠たちが独立系の設立に向かった経緯が語られる。まさにメジャーとインディペンデントが液状化した現在の日本映画につながる状況の始まりだ。それだけにシリアスな力作群が50年代に連発された事は「黒澤・小津・溝口」だけではない今再考されるべき映画史のワンシーンだろう。

    新藤兼人が『裸の島』で突破口を開いたエピソードなど改めて胸を打たれる。ここには海外も視野に含めた「貧者の映画」の闘い方のロールモデルがある。理想に燃える映画人=表現者たちの姿には、若い世代のほうが刺激を受けると思う。

動画

独立プロダクションを追ったドキュメンタリー!映画『薩チャン 正ちゃん~戦後民主的独立プロ奮闘記~』予告編

ポスター/チラシ

  • 映画『薩チャン 正ちゃん~戦後民主的独立プロ奮闘記~』ポスター
    ポスター
  • 映画『薩チャン 正ちゃん~戦後民主的独立プロ奮闘記~』チラシ
    チラシ

スタッフ

企画・脚本・監督:
制作: 山本駿 / 山本洋子
撮影: 野間健
録音: 本田孜
メイク: 金森恵
編集: 栗原洋平
音楽: 小林洋平
音楽プロデューサー: 安田裕司
題字: 伊藤幸洞
配給協力: 平沢清一
ナレーター: 山本亘

キャスト

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