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ピエロがお前を嘲笑う

ピエロがお前を嘲笑う
(C) Wiedemann & Berg Film GmbH & Co. KG, SevenPictures Film GmbH 2014; Deutsche Columbia Pictures Filmproduktion GmbH
英題:
WHO AM I - NO SYSTEM IS SAFE
製作年:
2014年
製作国:
ドイツ
日本公開:
2015年9月12日
上映時間:
提供・配給:
ファントム・フィルム
カラー/シネマスコープ/DCP5.1ch

チェック:過激なハッカー集団に加担した天才ハッカーが、いつしか危険な世界へとはまり込んでいくドイツ製サイバースリラー。全編に仕掛けられたトリックが話題を呼び、ドイツ・アカデミー賞6部門にノミネートされたほか世界各地の映画祭でも支持された。メガホンを取るのは、『23年の沈黙』などのバラン・ボー・オダー。主演は『コーヒーをめぐる冒険』などのトム・シリング、共演には『4分間のピアニスト』などのハンナー・ヘルツシュプルンクらが名を連ねる。

ストーリー:世間を震え上がらせたハッキング事件を起こし、さらに殺人容疑で追われる天才ハッカーのベンヤミン(トム・シリング)が警察に出頭してくる。ハッカー集団「CLAY」に加担して盗んだ情報によって殺人事件を引き起こしてしまい、今度は自分が狙われていると告白。その自白を基にベンヤミンの身辺調査に着手した捜査員は、不可解な事実を次々に見つけだす。

ピエロがお前を嘲笑う
(C) Wiedemann & Berg Film GmbH & Co. KG, SevenPictures Film GmbH 2014; Deutsche Columbia Pictures Filmproduktion GmbH

映画短評

  • なかざわひでゆき
    確かにこれは上手いこと騙されます
    ★★★★★
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     指名手配中の天才ハッカーが警察へ出頭。空気のように目立たない地味な若者がいかにしてハッカー集団の仲間となり、殺人まで絡む大それた事件へ巻き込まれていったのかが語られる。
     で、その主人公の証言に巧みな真実と嘘が隠されており、まんまと捜査官たちが騙され翻弄されていく…というのが本作の肝。どんでん返しに次ぐどんでん返しは若干過剰な気がしないでもないが、なるほど確かにこれは一杯食わされる。サイバー空間を電車の車内になぞらえたビジュアルも斬新で分かりやすい。
     ただ、計算し尽くされたトリックで観客を騙すことに重点を置きすぎているせいか、見終わったあとの印象は驚くほど薄い。

  • くれい響
    トリックを見破る“ルール”はない
    ★★★★★
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    バラン・ボー・オダー監督の前作『23年の沈黙』は『ミスティック・リバー』を意識した作風だったが、今度は『ユージュアル・サスペクツ』を意識した主人公の供述から始まり、アンチヒーローと化した男の巻き込まれ型サスペンスに。とはいえ、原作モノということで静寂さと演技力が売りだった前作と異なり、テクノと細かいカット割で見せていく。この手法も観客にオチを読ませないテクニックかもしれないが、終盤にさりげなく映る“あの映画”のポスターもトリックのひとつであるように、見破ろうと思えば思うほど、“やられた!感”が強いはず。次回作となる『スリープレス・ナイト』のハリウッド・リメイクも違う手法で攻めてくるとみた。

  • 平沢 薫
    総てを予測できるのは、かなりの達人
    ★★★★★
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     "予想外の展開をするぞ"と宣伝されているので、そう思って身構えて見てしまうが、そんな姿勢で見てもストーリーの語り口がおもしろい。指名手配中の天才ハッカーが警察に出頭し、これまでの出来事を語り出すが、「実際は何が起きたのか」が何度もひっくり返される。このジャンルに慣れた観客なら途中までは予測可能だろうが、それでも最後までは予測できないのではないだろうか。

     もうひとつの魅力は映画のスピード感。細かいカット割りでアップめのビートをキープする、映画のスピードが心地よい。このリズムがエレクトロ系の音楽とシンクロして、本作を生んだドイツはやっぱりテクノの国だよなあと痛感。

動画

このトリックを見破れるか!?映画『ピエロがお前を嘲笑う』予告編

ポスター/チラシ

  • 映画『ピエロがお前を嘲笑う』ポスター
    ポスター
  • 映画『ピエロがお前を嘲笑う』チラシ
    チラシ
  • 映画『ピエロがお前を嘲笑う』チラシ
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前売券特典

  • 映画『ピエロがお前を嘲笑う』ポストカード
    ポストカード

※数量や販売期間が限定されていたり、劇場によっては取扱が無い場合があります。


スタッフ

監督・脚本:

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    映画宣伝の文句そのままに、私には満足できる作品だった。そこここ粗もあるし、どうかすると「騙す」というよりも「騙そうと思って頑張っている」感が見え隠れする部分はあるものの、それも漲る若い力故、と言うべきなのだろう。ドイツ作品。監督はバラン・ボー・オダー。米バラエティ誌によると、「世界で注目するべき監督10人」の一人である。「ピエロがお前を嘲笑う」とは、「CLAY」ー主人公のベンヤミン(トム・シリング)が属するある集団につけた名前である。その集団とは、一言で言えば「ハッカー」。幼い頃両親を亡くし、祖母と二人暮し ...[外部サイトの続きを読む]
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    作品について  http://cinema.pia.co.jp/title/168110/ ↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。     ドイツ作品です。 この邦題に惹かれて鑑賞しました☆ 巧妙な“トリック“とやらが、仕掛けられているというので ワクワク♪ どんなふうに、嘲笑ってくれるのか――(^_-)-☆   刺激的な邦題は、実は ハッカー青年ベン... ...[外部サイトの続きを読む]
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    ネット社会での警察対ハッカー、ハッカー対ハッカーの対決を描いている。  互いにだましあい罠を仕掛け合うハッカー対ハッカーのネット上のやりとりの視覚化もおもしろかった。  完璧に防御された組織へのハッキングの手口も感心した。糸口を見つけるために地道な努力をしている。無害に見えるメールに罠が仕掛けられる。 □ 殺人関与の容疑で最重要指名手配となっているハッカー" WHO AM I "... ...[外部サイトの続きを読む]
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