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ヴィオレット−ある作家の肖像−

ヴィオレット−ある作家の肖像−
(C) TS PRODUCTIONS - 2013
英題:
VIOLETTE
製作年:
2013年
製作国:
フランス
日本公開:
2015年12月19日
(岩波ホールほか)
上映時間:
配給:
ムヴィオラ
製作会社:
TS Productions / France 3 Cinema / Climax Films (Belgique)
カラー/1:1.85/5.1ch/DCP

チェック:「私生児」「ボーヴォワールの女友達」などのフランスの女性作家、ヴィオレット・ルデュックの伝記ドラマ。非嫡出子という自身の出自や性と向き合った鮮烈な作品を描き上げるも、人々に受け入れられなかった彼女の苦悩などを追い掛ける。メガホンを取るのは、『セラフィーヌの庭』の マルタン・プロヴォ。『もうひとりの息子』などのエマニュエル・ドゥヴォス、『愛して飲んで歌って』などのサンドリーヌ・キベルランらが出演。美しい映像や詳細に再現された1940年代から1960年代のファッションも見どころ。

ストーリー:非嫡出子として生まれた、ヴィオレット・ルデュック(エマニュエル・ドゥヴォス)。同性愛者の作家モーリス・サックス(オリヴィエ・ピィ)と出会い、作家で思想家でもあるシモーヌ・ド・ボーヴォワール(サンドリーヌ・キベルラン)に文章の才能を認められた彼女は、処女作「窒息」を1946年に発表する。性や自分の境遇などをつづった内容は、アルベール・カミュ、ジャン=ポール・サルトル、ジャン・ジュネらに高く評価される。しかし、それに反して一般の人々から強く拒絶されて彼女は深く傷つき、彼女はパリから離れることに。

ヴィオレット−ある作家の肖像−
(C) TS PRODUCTIONS - 2013

映画短評

  • 森 直人
    表現者の業を見据えた“「伝記」以上”の傑作
    ★★★★★
    »読む«閉じる

    主演E・ドゥヴォスの磁力が凄まじい。付け鼻の役作りは『めぐりあう時間たち』でV・ウルフを演じたN・キッドマンを想い出すが、容姿にもコンプレックスを持ち、必死で愛を求める姿にジャニス・ジョプリンを連想。誰にも好かれない、本も売れないとブチ切れ、すぐ疎外感に襲われる一挙手一投足の総てから、「書く」事でしか救われない壮絶な魂の形がせり上がる。

    ボーヴォワールとの関係は“仕事と恋愛”を巡るすれ違いを描いて生々しい。実存主義が華やかな頃の仏文壇の再現も見ものだが、作劇には当然ジェンダーの問題が強く意識されている。サルトルとカミュは姿を見せない。メインは性差を超えて先駆的に生きた人物に絞られているのだ。

動画

フランスの作家ヴィオレット・ルデュックを描いたドラマ!映画『ヴィオレット−ある作家の肖像−』予告編

ポスター/チラシ

  • 映画『ヴィオレット−ある作家の肖像−』ポスター
    ポスター
  • 映画『ヴィオレット−ある作家の肖像−』チラシ
    チラシ
  • 映画『ヴィオレット−ある作家の肖像−』チラシ
    チラシ

スタッフ

監督:脚本: マルタン・プロヴォ

キャスト

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