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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

公式サイト:http://eyesky.jp
アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場
(C) eOne Films (EITS) Limited
英題:
EYE IN THE SKY
製作年:
2015年
製作国:
イギリス
日本公開:
2016年12月23日
(TOHOシネマズ シャンテほか)
上映時間:
提供・配給:
ファントム・フィルム
提供:
ハピネット
製作会社:
レインドッグ・フィルムズ
カラー/シネマスコープ

見どころ:ドローンを使い、戦場から遠く離れた場所で進められる現代の戦争の闇を描く軍事サスペンス。罪なき少女を犠牲にしてまでテロリストを殺害すべきかという究極の決断を通し、真の正義やモラルを問い掛ける。キャストにはオスカー女優ヘレン・ミレン、『ニード・フォー・スピード』などのアーロン・ポール、『ハリー・ポッター』シリーズなどのアラン・リックマンらが集結。監督は『ツォツィ』などのギャヴィン・フッド、プロデューサーをオスカー俳優コリン・ファースが務める。

あらすじ:イギリス軍諜報(ちょうほう)機関のキャサリン・パウエル大佐(ヘレン・ミレン)は、ケニア・ナイロビ上空の偵察用ドローンからの情報を基に、戦地からほど遠いロンドンでアメリカとの合同軍事作戦を指揮している。大規模な自爆テロ計画の情報をキャッチした彼女は、アメリカの軍事基地にいるドローンパイロットのスティーブ(アーロン・ポール)に攻撃を命じるも、殺傷圏内に少女がいることが判明し……。

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場
(C) eOne Films (EITS) Limited

映画短評

  • 相馬 学
    空爆にいたるメカニズムにサスペンスが宿る力作
    ★★★★
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     中東の空爆で民間人が犠牲になったというニュースを目にする見る度に胸が痛むが、そんな結果にいたるメカニズムを明かした点で、興味深く見た。

     英国軍司令室が内閣に許可を得て空爆を命じ、米国のドローン・パイロットがそれを遂行する。そのプロセスには司令官、政務次官、外務相に加え、パイロット、現地の工作員らさまざまな人々の思惑が絡む。彼らの主張のぶつかり合いや葛藤はスリリングで、軍事サスペンスの醍醐味が宿る。

     民間人の犠牲、パイロットのPTSDなどの問題を見据えた社会派ドラマの側面も歯応えアリ。『エンダーのゲーム』を思い出したが、あのような設定がもはやSFではなく現実であることが怖くなった。

  • 森 直人
    「問い」そのものの形をしたディスカッションドラマとしても完璧
    ★★★★★
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    ズーンと来た…。対テロの国家的手続きを描いて極めてロジカルな作りだが、映画としてはむしろ情緒に訴えかけてくる所が凄い。今そこに居るひとりの命か、今後推測される大勢の犠牲か。個の尊厳か、大枠の倫理か?等について「あなたならどうする?」という個人的な判断(それは“生き方”と言ってもいい)が問われるシミュレーションとして機能するのだ。

    「安全な戦場」との邦副題は、兵士の内的な破壊を見据えた先行の『ドローン・オブ・ウォー』の方がフィットしているかも。こちらは「現代」のみならず、戦争という人類の宿業の根っ子にまで降りている。同時に昆虫型ドローン(バグボット)など軍事テクノロジーの“進化”にゾッとした!

  • なかざわひでゆき
    テクノロジーは進化しても戦争の本質は変わらず
    ★★★★
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     軍用ドローンの倫理的な問題点に迫る映画としては、ドローンを操縦する現場当事者の葛藤に焦点を当てた『ドローン・オブ・ウォー』が先にあったが、こちらはドローン攻撃を巡る各国の思惑や複雑な指揮系統を群像ドラマとして全体から俯瞰することで、いわゆるドローン戦争の構造と実態を分かりやすく浮き彫りにしていく。
     とはいえ、善悪を一方的に決めつけることなどはしない。その判断は観客の手に委ねられる。攻撃する側だけでなく、される側の視点も織り込むなど、徹底された中立性がリアルな説得力を生む。結局のところテクノロジーは進化しても、国家の都合で人が人を殺すという戦争の本質は変わらないことを思い知らされる。

予告編・動画

『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』予告編
斎藤工&板谷由夏がイチオシの12月下旬の新作映画を「はみだし映画工房」で激論!
故アラン・リックマンさん出演シーン…『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』映像

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(C) eOne Films (EITS) Limited

ポスター/チラシ

  • 映画『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』ポスター
    ポスター
  • 映画『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』チラシ
    チラシ
  • 映画『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』チラシ
    チラシ

スタッフ

製作会社: ガイ・ヒバート

キャスト

キャサリン・パウエル大佐:
スティーヴ・ワッツ:
ジェームズ・ウィレット英外相:
キャリー・ガーション:
アンジェラ・ノース:
フランク・ベンソン中将:
ジャマ・ファラ:
ブライアン・ウッデール:
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