ペトルーニャに祝福を (2019)：作品情報

見どころ

第69回ベルリン国際映画祭でエキュメニカル審査員賞（コンペティション）とギルド映画賞を受賞した人間ドラマ。北マケドニアの地方都市を舞台に、偶然女人禁制の儀式に参加したヒロインが体験する騒動を描く。出演はゾリツァ・ヌシェヴァ、『アイ　ウォント　ユー』などのラビナ・ミテフスカら。テオナ・ストゥルガル・ミテフスカが監督を務める。

あらすじ

32歳のペトルーニャは、美人でもなく太めの体型で恋人もいない。大学で学んだことを仕事に生かせず、ポリシーに反して面接を受けるがセクハラされた上に不採用になる。その帰り道で彼女は、司祭が川に投げた十字架を手にした者に幸運が訪れるという、男性のみが参加する地元の伝統儀式に出くわす。

映画短評

なかざわひでゆき ★★★★★ ★★★★★

男性優位社会にたったひとりで反旗を翻す怒れるヒロイン

森 直人 ★★★★★ ★★★★★

北マケドニアのライオットガール

山縣みどり ★★★★★ ★★★★★

神様の前でも男女平等ではないって変だよね。

キャスト

• ゾリツァ・ヌシェヴァ（ペトルーニャ）
• ラビナ・ミテフスカ（ジャーナリストのスラビツァ）
• シメオン・モニ・ダメフスキ（検察長官ミラン）
• スアド・ベゴフスキ（司祭）
• ステファン・ヴイシッチ（若い警官ダルコ）
• ヴィオレタ・シャプコフスカ（母ヴァスカ）

スタッフ

監督・脚本

• テオナ・ストゥルガル・ミテフスカ

脚本

• エルマ・タタラギッチ

製作

• ラビナ・ミテフスカ

共同製作

• セバスティアン・ドゥロワ
• ダニエル・ホチェヴァル
• ズデンカ・ゴールド
• マリー・デュバ
• エリー・メイロヴィッツ

撮影監督

• ヴィルジニー・サン＝マルタン

編集

• マリー＝エレーヌ・ドゾ

音楽

• オリヴィエ・サムイヨン

美術

• ヴク・ミテフスキ

衣装

• モニカ・ロルベル

ヘア＆メイクアップ

• モイツァ・ゴログランク・ペトルシェフスカ

音響デザイン

• イングリッド・シモン

ミキサー

• トーマス・ゴウダー

音声録音

• フルヴォイェ・ペテック

映画詳細データ

英題

GOD EXISTS, HER NAME IS PETRUNYA

製作国

北マケドニア／フランス／ベルギー／クロアチア／スロヴェニア

後援

• 駐日北マケドニア共和国大使館

提供

• ニューセレクト

配給

• アルバトロス・フィルム

技術

シネマスコープ／5.1ch

(岩波ホールほか)

リンク

公式サイト