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ジョニー・デップ&ティム・バートンはなぜコンビを組む?これまでのタッグ作を振り返る!

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こんなヤモリみたいなヴァンパイアも、もしかするとジョニデのアイデアなのかも?
こんなヤモリみたいなヴァンパイアも、もしかするとジョニデのアイデアなのかも? - (C) 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

 映画『ダーク・シャドウ』が現在公開中のジョニー・デップティム・バートン監督のこれまでのタッグ作を振り返る特別映像が公開された。本作で8度目のタッグを組んだ二人が、どのようにして盟友ともいえる関係を築いてきたのかがうかがえる映像だ。

映画『ダーク・シャドウ』特別映像PART6

 1990年の映画『シザーハンズ』を皮切りに、アニメーション作品を含め、7作で主演俳優と監督という立場で作品を共に作り上げてきたジョニーとバートン監督。過去の例を振り返れば、特定の俳優と監督の組み合わせは決して珍しくないものの、現在のハリウッドではスケジュール的な調整もあり、二人のような一流の才能同士が毎回のようにタッグを組むというのは現実問題として難しい。

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 それを可能にしているのは、ジョニーが「ティムの依頼ならやるべきだ」と語るほどの信頼をバートン監督に寄せているからだ。だが撮影現場でも仲が良く「兄弟みたい」と評される二人のクリエイティビティーの方向性は、まったくといっていいほど異なると、バートン監督の私生活のパートナーでもある女優のヘレナ・ボナム=カーターは語る。

 バートン監督が「奇想天外」と評される、独特な世界観を持つ芸術家タイプだとするならば、ジョニーは与えられたキャラクターを演じる上で常に新しいアイデアを監督に提案できるタイプの俳優。そうした遊び心が『ダーク・シャドウ』では、ユーモアという形でいい方向に作用しており、物語に一層の深みを与えているのだ。

 本作はこれまでのタッグ作とは違い、ジョニーの方からバートン監督に提案したというヴァンパイア映画。それでいながら、ブラックジョークやゴシック色あふれる世界観の、実にバートン監督らしい作品に仕上がっているのは、これ以上ない二人の相性の良さをうかがわせる。(編集部・福田麗)

映画『ダーク・シャドウ』は公開中

『ダーク・シャドウ』映像第6弾 » 動画の詳細
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