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パーティー三昧のクロエ・モレッツと争う!セス・ローゲンが新作コメディーを語る

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セス・ローゲン
セス・ローゲン

 人気コメディー俳優セス・ローゲンが、新作『ネイバーズ2:ソロリティー・ライジング(原題) / Neighbors 2: Sorority Rising』について、ローズ・バーンと共に5月20日(現地時間)にニューヨークで行われたAOLのイベントで語った。

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 前作『ネイバーズ』は、マック(セス)&ケリー(ローズ)夫妻と、彼らの隣に越してきたテディ(ザック・エフロン)率いる男子学生とのバトルを描いたコメディー。今作では、第2子誕生予定のマックとケリーが家の売却を検討していたある日、シェルビー(クロエ・グレース・モレッツ)率いる3人のソロリティー・シスターズ(女子大学生の社交クラブ会員)が隣に越してくる。パーティー三昧の彼らが大騒音をたて始め、家の売却が不可能になると焦ったマックとケリーは、かつての敵テディと組んで、彼らと対立していく。ニコラス・ストーラーが前作に引き続きメガホンを取った。

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ローズ・バーン
ローズ・バーン

 続編製作で気をつけたことは「観客が前作を思い返せるものを作りたかった。観客は前作のキャラクターを気に入ってくれたからね。今作では『成長』をテーマに掲げた。夫婦の間にはすでに反抗的な長女がいて、第2子が生まれる予定だったり、ザック演じるテディは、クォーター・ライフ・クライシス(20代半ばで経験する精神的重圧)で自分を見失った状態にあったりする。さらにリサーチで驚いたのは、実際のソロリティーは、大学では(飲酒する)パーティーを開けない。それを知って、大学の規律を無視するような学生が隣に越してきたら面白いと思った」とセスが明かした。

 今作ではガールズパワーが描かれている。ローズは「脚本は何度も改稿され、本当に撮影ぎりぎりに完成したの。正直、わたし自身も最終的にどうなるのかよくわからなかった。ただ、クロエが出演するのは理解していたけれど、今作のようなコメディーは常に内容が進化している上に、即興的なこともするから、セットでは頻繁に内容が変わっていた」と振り返った。

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 夫婦関係についてセスは「マックとケリーは良い結婚生活を送っている。多くのコメディー映画は、夫婦が仲良くない設定で描かれていて、ほとんどのシットコムもそんな夫婦の力関係だ。そこで僕らは、あえて夫婦ともにバカな設定にして、さらにそれが理由で仲のよい設定にすることで、ユーモアは彼らの夫婦関係からではなく、彼らが他と対立することで生まれることにした」と説明した。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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