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卓球・水谷、リオ五輪家族の滞在費は170万円!メダル獲得で黒字

意外な五輪事情を明かした水谷隼選手
意外な五輪事情を明かした水谷隼選手

 『スター・ウォーズ』シリーズのアナザーストーリーとなる映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(12月16日公開)のイベントが6日、六本木ヒルズアリーナで行われ、リオ五輪で大活躍し、メダルを獲得した卓球男子日本代表の水谷隼選手、競泳男子日本代表の瀬戸大也選手、坂井聖人選手が、約1,000人のファンの前でオリンピックのこぼれ話や、チームワークの大切さを語った。本イベントにはオーケストラ演奏をした源-minamoto-Taku Takahashim-flo)、Crystal Kay も参加した。

【写真】ベイダー卿とメダリストが共演!フォトギャラリー

 帝国軍の宇宙要塞デス・スターの設計図を奪うミッションを与えられた反乱軍の兵士たちの極秘チーム「ローグ・ワン」の戦いを描く本作。不可能に近いミッションを可能にしたチームワークがつづられていることにちなみ、「チームワーク」というテーマのもと、リオ五輪でメダルを獲得した選手たちが集結した。

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メダリストたち(坂井聖人、瀬戸大也、水谷隼)と帝国軍が共演!

 水谷、瀬戸、坂井の三人はともに『スター・ウォーズ』フリーク。この日はペプシのボトルキャップやチョコエッグのおもちゃなどを全種類コンプリートした自慢話や、だだをこねてライトセーバーを買ってもらった幼少期の思い出など語った。

 卓球男子団体で銀メダルを獲得した水谷が「準決勝で当たったドイツ戦で僕が対戦した相手はこれまで1勝15敗という成績でしたが、勝利を収めることができました。仲間の声援とチームのために戦うと自分の力以上のものが出ます」とチームワークの大切さを述べると、男子400メートル個人メドレーで銅メダルを獲得した瀬戸も「競泳は初日だったので、僕たちがいい結果を残せば、続く日本選手の力になると思った」と個人競技ながらもチームジャパンを意識し好成績につながったことを強調。

 また瀬戸と同じ早稲田大学でリレーチームを組む男子200メートルバタフライ銀メダルの坂井が「瀬戸さんに憧れて早稲田に入ったのですが、リレーチームで戦うのはいつも以上のパフォーマンスが出せます」と語ると、瀬戸は「僕と坂井はオビ=ワン(・ケノービ)とアナキン(・スカイウォーカー)みたいな関係。男子200メートルバタフライ決勝では、僕がやられて坂井が銀メダルをとった。そういう部分も二人の関係に似ていますね」という例えで会場を沸かせた。

 さらにリオ五輪裏話を語った選手たち。水谷は「僕の家族は選手村から5分ぐらいのところに泊まっていたのですが、宿泊費が2週間で170万円もしたんです」と仰天発言で会場を沸かせる。司会者から「大赤字?」と聞かれると「メダルの報奨金などで結果的には黒字でした」という発言でさらに場内を驚かせていた。(磯部正和)

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