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京阪神ミニシアター13館を支援できる「応援Tシャツ」販売

関西劇場応援Tシャツ
関西劇場応援Tシャツ

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、動員数が減少している京阪神のミニシアター13館の支援プロジェクト「Save our local cinemas」が6日から開始され、「関西劇場応援Tシャツ」の販売がスタートした。

 本プロジェクトには、「京都みなみ会館」「シネ・ヌーヴォ」「元町映画館」「神戸映画資料館」「出町座」「宝塚シネ・ピピア」「パルシネマしんこうえん」「豊岡劇場」「第七藝術劇場」「シアターセブン」「京都シネマ」「福知山シネマ」「舞鶴八千代館」の13館が参加。支援サイトには、映画館の経営が危機的状況にあるが「観にきてほしい」と言えない苦悩がつづられている。

 そして、「映画館には行けないけれど、なにかできないか」という多数の支援の声に押され、映画館を守るためのひとつの策として支援Tシャツの販売を企画したという。

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応援Tシャツ

 Tシャツは、「京都みなみ会館」の吉田由利香館長がデザインしており、バックには、このプロジェクトに参加した映画館全部のロゴが入っている。同サイトではTシャツのほか、支援として一口1,000円からの寄付も可能だ。

 なお、Tシャツの注文期間は、4月12日まで。この商品と寄付の売り上げは、諸経費を差し引いた全額が参加した映画館に均等に分配される。(編集部・梅山富美子)

「Save our local cinemasプロジェクト」コメント

「映画館が好きだ」
と言ってくださるみなさまへ。

現在、全国で猛威を振るうコロナウイルスの影響で、京阪神の各映画館もこれまでにないほど動員が激減、すでに経営が危機的状況に陥っています。今後も被害が拡大していくことが予想され、この状態が何か月も続くと資本力を持たない小さな映画館は次々と閉館に追い込まれてしまうことは想像に難くありません。

こんなに素晴らしい映画を上映しているのに、お客さまに「観にきてほしい」と言えない鬱々とした感情と、すっからかんの場内。
先の番組編成もままならず、停滞していく毎日。

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先の見えない不安な日々の中、「映画館には行けないけれど、何かできないか」というお声をたくさんいただきました。
そんな声に背中を押されるように、私たちは映画館を守るためのひとつの策として支援Tシャツの販売を企画しました。

このTシャツは京都みなみ会館の吉田館長がデザインをしてくれました。シンプルでどの世代も着やすく、力強い意志を感じられるデザインです。バックには、このプロジェクト参加映画館全部のロゴが入っています。いつも情報共有し、協力しあっているからこそ、単体では難しいことも集まることでできることがある。そして、複数館の連携により京阪神の映画文化の豊かさを感じていただくこともできるTシャツです。

この商品とご寄付の売り上げは、諸経費を差し引いた全額を参加劇場に均等に分配いたします。

ただ終息を待つだけではいられない。危機を伝えないと、地域の文化が消滅してしまう。
今は、「映画館に来て!」と言う代わりに「Tシャツを買って!」と言います。
私たちを愛してくださる、皆さんの力を貸して下さい。

〈Save our local cinemasプロジェクト〉

京都みなみ会館
シネ・ヌーヴォ
元町映画館
神戸映画資料館
出町座
宝塚シネ・ピピア
パルシネマしんこうえん
豊岡劇場
第七藝術劇場
シアターセブン
京都シネマ
福知山シネマ
舞鶴八千代館

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