「おジャ魔女どれみ」声優陣、魔法の呪文を生披露！

　人気アニメ「おジャ魔女どれみ」シリーズのオリジナル声優である千葉千恵巳（春風どれみ役）、秋谷智子（藤原はづき役）、松岡由貴（妹尾あいこ役）、宍戸留美（瀬川おんぷ役）、宮原永海（飛鳥ももこ役）、石毛佐和（春風ぽっぷ役）が、14日に都内で行われた映画『魔女見習いをさがして』の公開記念舞台あいさつに出席し、アニメでお馴染みの“魔法の呪文”を生披露した。この日は、映画ゲスト声優の森川葵、松井玲奈、百田夏菜子、三浦翔平、監督の佐藤順一も来場した。

【動画】ピリカピリララ　ポポリナペペルト！「おジャ魔女」声優陣が呪文を生披露

　1999年2月からテレビ朝日系列で放送された「おジャ魔女どれみ」は、ひょんなことから魔女見習いになった三人の少女を描くアニメーション。『魔女見習いをさがして』は、シリーズのテレビ放送開始20周年を記念して製作された作品で、年齢も性格も違う三人のヒロインが「おジャ魔女どれみ」をきっかけに知り合い、旅に出るさまを描き出す。

　「ピリカピリララ　ポポリナペペルト！　春風どれみ役の千葉千恵巳です」と声優陣のあいさつがスタートすると、続く秋谷が「パイパイポンポイ　プワプワプー」、松岡が「パメルクラルク　ラリロリポップン！　みんな会いたかったでーす」と、全員がキャラクターの呪文を生披露。松井は子供の頃、同アニメのファンだったこともあり、「キャストの皆さまの呪文を生で聞けることが人生であっていいのかという……。心臓のドキドキが止まらないです」と大感激した。

　「私にとって『おジャ魔女どれみ』は？」というお題のもと、宍戸が「道標」、宮原が「Home Sweet Home」、石毛が「ハッピーとラッキーを届けてくれるもの」などと熱い思いを語り合っているときも、森川は「幸せです。自分たちが子供の時に観ていたアニメの声優さんたちがこうして後ろにいて……。夢か現実か境目がわからない」と思わずファンに戻って気持ちを吐露。森川以上に興奮している百田は、「今こそ後ろに目があってくれと思っています。ガッツリは見られないからチラッと見て『あぁ……』となる」と至福の笑みをこぼしていた。

　森川らをはじめ、熱いファンの思いを乗せて、ついに公開を迎えた本作。新型コロナウイルスの影響で、公開予定だった5月から約半年間も公開が延期されたこともあり、千葉は「世の中が大変な状態なのに、今日を迎えられて、とてもうれしいです」としみじみ話すと、「20年前から応援してくれている方も、映画をきっかけにこの世界に迷い込んだ人も、本編を楽しんでください」と呼び掛けていた。（取材：錦怜那）

映画『魔女見習いをさがして』は公開中