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岡田将生&清原果耶がW主演!『1秒先の彼女』を山下敦弘×宮藤官九郎が男女反転リメイク

ワンテンポ早い彼と、ワンテンポ遅い彼女のラブストーリー
ワンテンポ早い彼と、ワンテンポ遅い彼女のラブストーリー - (C)

 昨年6月に日本でも公開された台湾映画『1秒先の彼女』(2020)の日本版リメイク作品のタイトルが『1秒先の彼』に決定。主演を岡田将生清原果耶が務めることが発表された。

2人が出演した朝ドラ「なつぞら」での清原果耶【写真】

 何をするにも人よりワンテンポ早い彼女と遅い彼の消えた“1日”を描き、台湾のアカデミー賞とも言われる第57回金馬奨で5冠に輝いたラブストーリー『1秒先の彼女』をリメイクする本作。監督を『リンダ リンダ リンダ』『苦役列車』などの山下敦弘、脚本を連続テレビ小説「あまちゃん」などの宮藤官九郎が担当する。

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 今回、日本でのリメイク版では舞台を京都に移し、男女反転したストーリーが展開することが発表。キャストには、何をするにも“ワンテンポ早い”彼・ハジメを岡田将生、何をするにも“ワンテンポ遅い”彼女・レイカを清原果耶が演じることも明らかになった。連続テレビ小説「なつぞら」でも共演した二人が織りなす不器用なラブストーリーに期待が高まる。(編集部・大内啓輔)

映画『1秒先の彼』は2023年夏公開予定

コメント全文

・岡田将生(ハジメ役)
山下監督とは以前『天然コケッコー』という映画でご一緒させていただきました。
未だにあの時の撮影は鮮明に覚えてます。あれから16年。
16年ぶりに監督とご一緒できる事、噛み締めました。
そして宮藤さん。やっぱり宮藤さんの脚本は面白く、オリジナルの良さは残しながら宮藤さんらしさ全開で、撮影が始まる前から楽しみでいっぱいでした。
僕が演じさせてもらったハジメくん。1秒、人より早いんです。
ちょっと口悪く、だけどぬけててとても可愛らしい役です。
純粋な部分をいかに丁寧に演じるかが肝でした。
清原果耶さんとは二度目の共演ですが、お芝居や映画が好きだという姿勢がすごく伝わってくる方で、 信頼しあって一緒にやれたと思います。
山下監督と共にこの映画を一緒に楽しみながらも、初心忘るべからず、新人の気持ちで現場にいました。
是非楽しみに待っていただけたら幸いです。
16・17歳の時にはできなかった、監督からの指示を理解することが出来る様になり、
時が経ち、一俳優としてまた一緒に映画の現場に立ててることは感慨深いところがありました。

・清原果耶(レイカ役)
原作を観た時、とても愛らしく切ない2人のすれ違いに心を動かされました。
ポップだけれどノスタルジーな世界観をどう取り込めるのか、
監督やキャストの皆さんと沢山言葉を交わしながら撮影に臨めれば良いなと思い現場に向かいました。
山下監督とは、今回初めてご一緒させていただいたのですが作品の空気感を大切にしながら柔らかい雰囲気で現場にいらっしゃる印象があります。
岡田さんとは、数年ぶりにお会い出来たので、また一緒に現場を作れることが純粋に嬉しかったです。
宮藤さんの魔法がかかったような脚本とにらめっこしながら、精一杯レイカを生きました。是非お楽しみに。

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・山下敦弘(監督)
京都市のイメージは「せっかちなのにのんびり」。
『1秒先の彼』は時間もテーマのひとつなので、その時間感覚も映したいと思いました。
また、日本海側でも撮影出来たので、京都の色々な表情が撮れたんじゃないかと思っています。
キャストは、ある日「男女を反転させる」というアイデアが飛び出したことで、自然と“岡田将生”と“清原果耶”が頭に浮かびました。
日本でリメイクする意義に繋がると信じています。
清原さんの魅力は、とにかく真っ直ぐなところ。
“レイカ”は、どこかフワッとしたキャラクターなので、真っ直ぐで芯のある清原さんにとっては難しかったかもしれません。
でも、最終的には脚本をはみ出した、清原さんにしか描けない“レイカ”になりました。
そして、岡田くん。
『天然コケッコー』から16年。
脚本の宮藤官九郎さんとは、俺より岡田くんの方が経験があったので、正直現場では助けてもらってばかり。
良い俳優なのはもちろん、相変わらず良いヤツだったのがホント嬉しかった。
脚本が岡田将生の魅力を最大限に引き出しているので、皆様楽しみに待っていてください。

・宮藤官九郎(脚本)
配役で煮詰まり「男女の役を入れ替えるというのはどうでしょう」と提案された時、自分でもなぜだか分からないのですが「ヒロインが岡田将生くんなら、それもアリですね」と答えました。
岡田くんには不思議な“ヒロイン感”があると思ったのと、郵便局の窓口に岡田くんが不満げな顔で座っている様が容易に想像できたからです。
「で、本当のヒロインは清原果耶さんに当たろうかと」おお!その手があったか!
清原さんなら、この珍奇なファンタジーに観客を自然に誘導してくれそう。
生き急ぐ岡田将生とモタモタする清原果耶。一秒先の彼なのか一秒前の彼女なのか。とにかく楽しく書けそうだ。
今思えば、台湾版のキャスティングが完璧すぎて、当たり前になぞっても新しいものは生まれないし、忠実なリメイクを作ってもしょうがないし、男女反転という強引な改変で一気に世界が開けた気がします。
台湾とは似ても似つかないはずの京都の風景も、とても良い効果を生んでいると思います。楽しみです。

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