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『デッドプール』ライアン・レイノルズ、トラウマになった韓国での仕事を明かす「地獄だった」

地獄だった - ライアン・レイノルズ
地獄だった - ライアン・レイノルズ - Cindy Ord / Getty Images

 映画『デッドプール』シリーズのライアン・レイノルズが、トラウマになったという韓国での仕事をTODAYのインタビューで明かした。

【動画】ユニコーン姿で歌うライアン・レイノルズ

 それは『デッドプール2』(2018)のプロモーションで、韓国の人気番組「ミステリー音楽ショー:覆面歌王」にユニコーンの被り物をして出演し、ミュージカル「アニー」の名曲「トゥモロー」を歌ったことなのだという。「覆面歌王」は各界のスターたちがコスチュームで正体を隠し、圧倒的な歌唱力とパフォーマンスで競い合う音楽ライブエンターテインメント番組で、アメリカでも2019年に「ザ・マスクド・シンガー」として現地版が製作されている。

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 「この仕事を長くやっていると、プロモーションで世界ツアーに出た時には『僕たちが出演できる一番奇妙な番組は何だろう?』って考えるようになるんだ。当時はまだアメリカ版の『ザ・マスクド・シンガー』ができる前だったから、『覆面歌王』って韓国で大人気の番組があるって聞かされ、僕は『何てこった。僕たちはそれをやる。その番組に絶対に出なきゃ』と言った」

 しかし、勢いで出演を決めたはいいものの、実際に大勢の観客の前でパフォーマンスをするとなるとものすごいプレッシャーだったとのこと。「あれは真の地獄だった。ステージに立って、『何でこんな契約をしちゃったんだろう。最悪だ! 本当に最悪だ!』と思っていた。僕はあの曲自体よく知らなかったし、どうパフォーマンスすればいいのかもわからなかった。トラウマ的な経験だった」

 実際、パフォーマンスをし終え、被り物を取ったライアンは「ひどい歌で本当にごめんなさい」と観客に謝罪していた。ただし、ライアンのサプライズ登場に観客と審査員は大いに沸いており、プロモーションとしては大成功だったといえるかもしれない。(朝倉健人)

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