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『アバター2』上映時間、もっと長かった可能性…銃撃シーンが10分カットされていた

映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』より
映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』より - (C) 2022 20th Century Studios. All Rights

 3時間12分という上映時間の長さでも話題を呼んでいる映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(公開中)。メガホンを取ったジェームズ・キャメロン監督が Esquire Middle East に語ったところによると、完成版ではそれでも10分間も銃撃シーンをカットしているのだという。

【画像】舞台は海へ!『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』

 世界で銃による暴力が頻発する中で、銃を美化したくないというのがその理由とのこと。「僕は実際、銃のアクションシーンに照準をしぼって、10分程度カットしている。光と闇のバランスを取るために、その醜さをいくつか取り除きたかったんだ。もちろん葛藤はある。見方によっては、暴力とアクションは同じものだから。それは全てのアクション映画監督が抱えるジレンマであり、僕はアクション映画監督として知られている」

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 キャメロン監督はもはや、30年以上前の『ターミネーター』シリーズでやったような銃撃シーンを今自分がやりたいかどうかはわからないとも打ち明ける。「銃によって社会で今起きていることには、気分が悪くなる。モスクで起きた恐ろしい銃乱射事件後、すぐにアサルトライフルを販売禁止にしたニュージーランドで暮らしていて幸せだよ」

 キャメロン監督は先日、ポッドキャスト番組「Smartless」で何も決まってはいないものの、『ターミネーター』シリーズの再リブートの話し合いが行われていると発言。「その場合は、狂った悪いロボットというよりも、AIの側面をもっと掘り下げた作品にするだろう」と語っており、銃に対する監督の信念は固いようだ。(編集部・市川遥)

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