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大友克洋「童夢」実写パイロット版 新潟国際アニメーション映画祭で上映決定

「童夢」パイロット版を観られるチャンス到来
「童夢」パイロット版を観られるチャンス到来 - (C)Bandai Namco Entertainment Inc. (C)2013 MASH・ROOM / DOMU COMMITTEE

 3月17日から新潟市で開催される第1回新潟国際アニメーション映画祭で、『AKIRA』などの大友克洋作品を一挙上映するレトロスペクティブ部門に、実写映画「童夢」のパイロットフィルムが登場することが決定した。

『AKIRA』フォトギャラリー【画像】

 このパイロットフィルムは、第4回日本SF大賞にも輝いたSF漫画「童夢」を、原作者の大友自身が監督した短編。かつて進められた長編映画プロジェクトは、現在にいたるまで実現しておらず、7分間のパイロットフィルムだけが残された。大友の創作の核心を知る重要作品のひとつながら、これまでほぼ上映されたことがない、幻のパイロット版が映画祭に登場する。

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 レトロスペクティブ部門ではそのほか、『幻魔大戦』『迷宮物語』「ロボットカーニバル」(OP / ED)、『AKIRA』(デジタルリマスター版)、『老人Z』、『MEMORIES』、「GUNDAM: Mission to the Rise」、『メトロポリス』、『スチームボーイ STEAMBOY』、「ヒピラくん」(第13話)、『SHORT PEACE』などの大友克洋作品を一挙上映。

 また、上映作品に縁のあるクリエイター・研究家らが登壇予定。『老人Z』監督の北久保弘之、『スチームボーイ』『蟲師』脚本の村井さだゆき、アニメ・特撮研究家の氷川竜介らがトークを繰り広げる。レトロスペクティブ部門の大友作品は、新潟・市民映画館シネ・ウインドで上映予定。

 新潟国際アニメーション映画祭は、世界15か国からエントリーした10作品が参加するコンペ部門のほか、招待作品の上映、近年の観るべき作品を集めた世界の潮流、作家・ムーブメントの再評価をするレトロスペクティブ、オールナイト上映など約50本の作品を会期中に紹介。第1回目の審査委員長を務める押井守監督をはじめ、りんたろう監督、永野護監督、片渕須直監督、磯光雄監督、声優・川村万梨阿などの来場が決定しており、今後も国内外から上映作品の監督や制作陣、ゲストの来場が予定されている。(編集部・入倉功一)

第1回新潟国際アニメーション映画祭は新潟市各所にて3月17日~22日開催※毎年開催

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