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ファーストサマーウイカ、貞子ポジションに歓喜『禁じられた遊び』怨霊・美雪役発表

『禁じられた遊び』本ポスタービジュアル
『禁じられた遊び』本ポスタービジュアル - (C)2023 映画『禁じられた遊び』製作委員会

 ファーストサマーウイカが、橋本環奈重岡大毅ジャニーズWEST)がダブル主演を務めるホラー映画『禁じられた遊び』に、怨霊モンスター・美雪役で出演することが19日、明らかになり、特殊メイクで怨霊となったウイカも登場する、本予告編が公開された。

映画『禁じられた遊び』本予告編

 『リング』(1998)の中田秀夫監督が、清水カルマの同名小説を映画化した本作は、子供の純粋な心が生んだ、死者を蘇らせる「禁断のあそび」によって解き放たれた災いを描くホラーエンターテインメント。橋本が恐怖に巻き込まれる映像ディレクター・倉沢比呂子役で出演。重岡が、妻を事故で失い、息子・春翔に冗談半分で教えたウソにより厄災を招く比呂子の元同僚・伊原直人を演じる。

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 ウイカが演じるのは、怨霊モンスターとなって比呂子と直人に襲いかかる美雪役。本予告編には、蘇ったばかりの妖しげで美しい姿から、次第に身体中に植物のような黒い管を這わせた異形へと進化する、美雪の姿が映し出されている。

 幼いころに中田監督の『リング』を何度も観たというウイカは、「監督とご一緒できること、『リング』でいえば貞子のポジションである美雪役でオファーをいただけたことが本当に嬉しくて。よく真似してましたから、貞子のあの這い方。喜びと興奮で『絶対やりたいです、お願いします』と即答したのを覚えています」と喜びのコメント。

 4時間超の特殊メイクで美雪役に挑戦し「特殊メイクスタッフさんが、毎回4~5人掛かりで4時間かけて作ってくださるので、擦れて取れちゃわないよう最小限の羽織りだけ、何か食べたらお腹も出ちゃうし、トイレもメイクをやり直さなきゃいけないので出来る限り少なくして…と、フィジカル的にかなり忍耐力のいる撮影だったなと思います。ただ、それがツラく感じないほど現場は楽しく、本当にホラー映画撮ってるのかな? と思うほど終始みんな和気藹々と撮影させてもらえた環境がありがたかったです」と振り返っている。

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 橋本は「現場で見ていてもウイカさんのお芝居がとても怖かったので、スクリーンで見たならば更にゾッとするだろうな」とウイカの怪演をたたえ、重岡も「ウイカさんの特殊メイクは大変だったと思いますし、それでいてあの鬼気迫るお芝居をされていたのは、心から凄いなあと尊敬していました」と絶賛。かつて、貞子を演出した中田監督も「美雪が出てくる場面は全て『見せ場』です。『一度観たら忘れられない』強烈さで演じていただき、現場で私は内心ゾクゾクしていました」と太鼓判を押している。

 予告編には、嫉妬と怨念まみれ、どこまでも比呂子と直人を追い続け、襲い掛かってくる美雪の姿が。彼女の怨念は拡散、連鎖していき、2人の周囲の人々も狂気に囚われていく。「あの世から戻ってきてしまったものを消滅させなければ」と立ち向かう霊媒師の勇ましい姿も映し出されており、多彩なジャンルがミックスされた、新感覚ホラーの誕生を予感させる。キャスト、スタッフのコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)

映画『禁じられた遊び』は9月8日より全国公開

橋本環奈【倉沢比呂子役】

ウイカさんは、すごい気持ちが良い方というか、本当にお仕事で御一緒したいなって思う方でした。シャキシャキしていて、仕事もパッパッパッと決めていって、すごく気持ちが良いなと毎日思っていました。全身に特殊メイクをして、寒い中、外を裸足で歩いたりしながらもいつも通りの空気感で皆さんと接していて本当に素敵な方だなと思いました。
間近で見ていてもウイカさんのお芝居がとても怖かったので、スクリーンで見たならば更にゾッとするだろうなと思います。見ている方が痺れる映像になってると思うので出来上がりが本当に楽しみです。

重岡大毅(ジャニーズWEST)【伊原直人役】

ウイカさんは毎日とても早く現場に入って、4~5時間かけて特殊メイクをしていました。
特殊メイクは取るのも一手間だそうで、撮影が終わった後も時間が掛かり本当に大変だったと思いますし、それでいてあの鬼気迫るお芝居をされていたのは、心から凄いなあと尊敬しておりました。
美雪が復活して土から出てきて、直人と比呂子に襲い掛かるシーンは、単に襲い掛かってくるだけではなく、美雪のいろいろな気持ちが入り混じった“狂気”が乗っているシーンだと思うので、特に仕上がりが楽しみな場面です。
観客の皆さんの怖がる反応も楽しみなので、それを見に何回も劇場に足を運ぶかもしれません。

ファーストサマーウイカ【伊原美雪役】

中田監督の『リング』は子供の頃、怖いながらも凄く好きで何度も観ていました。なので監督とご一緒できること、『リング』でいえば貞子のポジションである美雪役でオファーをいただけたことが本当に嬉しくて。よく真似してましたから、貞子のあの這い方。喜びと興奮で「絶対やりたいです、お願いします」と即答したのを覚えています。 美雪は母親、妻であることが物語の大切な要素ではあるのですが、生前の綺麗な美雪でいられる時間はほんの一瞬でした。撮影初日だけ生きていて、後はずっと生霊や蘇った美雪での撮影で(笑) 生前の幸せな時間の撮影があまりに短かったので、初日は特殊メイクをしないですむ時間のありが
たみを噛み締めながら、幸せな気持ちを重ね合わせて撮影できました(笑)
蘇った美雪の特殊メイクって、すごく時間がかかるんです。
特殊メイクスタッフさんが、毎回4~5人掛かりで4時間かけて作ってくださるので、擦れて取れちゃわないよう最小限の羽織りだけ、何か食べたらお腹も出ちゃうし、トイレもメイクをやり直さなきゃいけないので出来る限り少なくして…と、フィジカル的にかなり忍耐力のいる撮影だったなと思います。ただ、それがツラく感じないほど現場は楽しく、本当にホラー映画撮ってるのかな?と思うほど終始みんな和気藹々と撮影させてもらえた環境がありがたかったです。

中田秀夫監督

「禁じられた遊び」の恐怖表現の主軸は何といっても美雪の「造型」にありました。
この世ならざる美雪が「変化(へんげ)」していくのが本作の魅力だからです。
そしてその美雪をファーストサマーウイカさんに演じていただく事になり、綿密な打ち合わせや全身の3Dスキャンを経て、変化していく美雪のビジュアルを具現化していきました。ウイカさんには、文字通り全身全霊でこの役に取り組んでいただきました。
何せ、幸せな家庭の場面は、儚く過ぎ去るので、その後の美雪が出てくる場面は全て「見せ場」です。
特にクライマックスの美雪をウイカさんには、「一度観たら忘れられない」強烈さで演じていただき、現場で私は内心ゾクゾクしていました。

平野隆【企画プロデュース】

初めてウイカさんをテレビで見た時、あどけない可愛らしい表情からアイドルをやられているんだろうな、と思いました。
ただその外見とあまりにギャップのある関西弁の毒舌を聞いた時、唖然とすると共に、女優にむいてるなぁ、と感じました。
私は企画段階から美雪を日本映画史上“最凶”のキャラクターにしたいと考えていました。
そのキャラクターを演じるにふさわしい強烈な個性を持った女優さんを探しましたが、どうもしっくりといきませんでした。
そんな折再びウイカさんの爆裂トークに触れ、吹き出しながら、この方しかいないな、と確信しました。

❙❙◤本予告◢❙❙映画『禁じられた遊び』9月8日(金)公開 » 動画の詳細
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