シネマトゥデイ

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(写真左から)

鈴木杏
スコット・ヒックス

工藤夕貴
イーサン・ホーク

リック・ユーン
『ヒマラヤ杉に降る雪』
(配給:UIP)
会見日:2月8日
帝国ホテル

 
Quick Time4.0以上
ファイルサイズ5.5M

完成した映画を観た感想は?
K 工藤夕貴 (以下E=イーサン・ホーク K=工藤夕貴 S=鈴木杏H=スコット・ヒックス) 最初に映画を観た時、とてもインパクトがあったわ。各地をま わっている時も、この映画を何度も観る機会があったけど、2回、3回、4回と観るた びにだんだんよさが出てくる映画なの。みなさんもぜひ2度は観ていただきたいです。
E 一生懸命作った映画なので、自分の意見というより、 皆さんの感想を聞いてみたいな。僕にとって一番価値ある経験は、才能豊かなキャス トやクルーの中で仕事ができたこと。インターナショナルな人々が集まって、世界を 舞台にした話を作ったという経験が僕にとって一番だった。
原作はとても複雑な構成になっていますが、監督が映画化する時に一番苦労された点 を教えて下さい。
H 私が原作を読んで一番興味を持ったことは、物 語の中心はラブストーリーですが、そのまわりの歴史的背景や状況なんです。デヴィ ット・グダーソンが描いた、別の世界の空気や雰囲気を映像化したいと思いました。 そこは私たちが住んでいる場所とはまったく違います。プロダクション・デザイナー やカメラマンはその世界を見事に表現してくれました。もちろん俳優たちもです。私 はこの小説を映像化するにあたって一番大切にしたいと思ったのは、原作が持つ雰囲 気でした。
工藤さんがこの映画に出演したことで、自分の人生観や考え方が変わったことは?
K 映画を作ることは人との出会い。だから、いろいろな人と出会えたわ。ハリウッ ドのいいところは、全世界の注目を集めるので、世界中から才能豊かな人々が集まっ てくるの。本当に人間的に豊かな人たちと出会うことができたわ。この映画を撮って いる時に気づいたのは、健康でい続けることの大切さと、人との出会いを大切にする こと。ハリウッド映画だからこそ体験できたのは、私にとってとてもラッキーなこと だった。今後はこれに甘えないでがんばりたいわ。
工藤夕貴をキャスティングした理由と、監督から見た彼女はどういう女優ですか?
H このハツエという大変難しい女性をキャスティングするにあたり、長い期間いろ んなところで女優を探していました。妻が、私たちの住んでいる南オーストラリアの アデレードで撮った工藤さんの映画があるというのを思い出し、その映画を観ました 。冒頭の数シーンで、もう彼女だ、と思ったのです。その後、ロサンゼルスで本読み をしてもらったのですが、この複雑な役を演ずるのは工藤夕貴さんしかいないと確信 しました。彼女は様々な役を演じられる女優だと思います。世界中で活躍出来る国際 的スターの素質を持っていますね。
鈴木さんはハリウッドの撮影で特に日本と違うと感じたことはありますか?
S まず、専用のトレーラーにびっくり。それと、雨の撮影。日本だ と一ヵ所、撮影する場所にしか雨を降らさないのに、ハリウッドでは「えっ、周囲全 域に雨を降らすの?」という感じで、その勢いにとても驚きました。
ホークさんがこの映画で一番好きな場面 は?
E 僕自身の出演シーンではないんだけど、好きな場面 はマックス・フォン・シドー が法廷でスピーチをするところかな。 非常に感動的なんだ。自分の俳優としてのチ ャレンジは、この孤独なイシュマエルという青年の経験や心情をセリフ以外で表現し なければならなかった点だ。俳優として演じるのが一番難しいところでもあり、挑戦 でもあったよ。

『ヒマラヤ杉に降る雪』
1999年度作品
配給:UIP映画
2000年4月上旬より
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