シネマトゥデイ

 アンジェリーナ・ジョリー独占インタビュー

『トゥームレイダー』
9月 (日比谷スカラ座1他全国東宝洋画系)
上映時間: 1時間41分
配給: 東宝東和

■スタッフ■監督・脚色: サイモン・ウェスト 製作: ローレンス・ゴードン 製作総指揮: ジェレミー・ヒース・スミス / スチュワート・ベイアード 脚本: パトリック・マセット / ジョン・ジンマン
■キャスト■ アンジェリーナ・ジョリー ジョン・ボイド イアン・グレン ノア・テイラー

公式サイト:http://tombraider.eigafan.com/


(C)2001 BY PARAMOUNT PICTURES CORP.TOMB RAIDER AND LARA CROFT ARE TRADEMARKS OF CORE DESIGN LTD.ALL RIGHTS RESERVED

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ララは上流階級育ちだけれど、途中でそこを飛び出し普通 の人の生活をしていた の

 アクション・アドベンチャー映画『ララ・クロフト・トゥームレイダー』は、 アイドス社が世界に誇る超人気ビデオゲームシリーズを製作費1億ドルをかけて 映画化したもので、イギリス人のトレジャーハンターララ・クロフトをアンジェ リーナ・ジョリーが熱演している。

 「私はいつもイギリスのイメージを損ねないように心がけてララを演じていた わ。彼女は、イギリス人なの。だから、いまでもロンドンには、ララはイギリス 出身の若手女優が演じるべきだと不満に思っている人もいるようだけれど、私は あえて反論する気はないの。だってそれも一理あると思うから」と、生粋のロサ ンゼルスっ子のジョリーは理解を示すものの、26歳になったばかりの彼女は、熱 狂的ファンを持つビデオゲームのヒロインを演じられるなんて願ってもないこと とララへの思い入れが強かったことを打ち明ける。

実際、ヒロインが悪党どもを 打ちのめし、異郷の地に隠された秘宝を探し出すため死闘を繰り返すアクション ものは、これまでに『エイリアン』ぐらいしか思い当たらない。  

 役作りのために、ジョリーは、ブロンドの髪を黒く染め、上流階級特有のアク セントを身 につけるため、インストラクターについて勉強した。 「初めの3週間位 は、王室や貴族たちの話し言葉のテープを聴いたけれど、真似 をしたいところもあれば、ちょっと戴けない部分もあったわ。ララは上流階級育 ちだけれど、途中でそこを飛び出し普通の人の生活をしていたので、鼻音はなる べく使いたくなかったの」。普通の人? いったいイギリスの広い邸宅に住み遺 跡ハンティングや悪党退治などのスリリングなアドヴェンチャーの醍醐味を満喫 している金持ちの女相続人を、普通の人なんて言えるかしら……。  

女性たちはパワフルな彼女に自分を投影して一緒に楽しんでいる

 合体すると時間を支配することができるという一対の古代の秘宝をめぐり、強 暴極まりない秘密結社との熾烈な戦いが続く中、舞台はカンボジアの遺跡からシ ベリア(実際の撮影はアイスランドで行われた)の寺院へと移っていく。

「カン ボジアでの撮影はとても楽しかったので、次回はプライヴェートで東南アジアの 旅を計画しているの。でも、アイスランドは寒すぎてあまり好きじゃない」とジ ョリーは振り返る。  

 監督のサイモン・ウエスト(『将軍の娘エリザベス』の監督)は、ジョリー が、ララ・クロフトの役にとても乗り気だったと言う。

「僕は、彼女にただ内容 がマンガチックでなくて、ララが男勝りなキャラクターだという事を確認しただ けなんだ。事実、全編を通してララは女性として見られたり扱われたりしていな い。女性的な弱さを持ち合わせない最高にタフなヒロインとして描かれている。 だから、女性たちはパワフルな彼女に自分を投影して一緒に楽しんでいる」  

 ジョリーは、人気ビデオゲームのヒロインを演じる魅力とララを人間性豊かに 演じた満足感を強調する。 「彼女は、ストレートで決断が早いの。こうと決めたら、即実行するタイプで、 ゆっくりお茶でも飲んで、なんていうタイプではないわ。でもピュアでお茶目な ところもある」

自身は、36のCカップだけど、ララは、36のDDなの

 ジョリーにオスカーをもたらした『17歳のカルテ』では、精神障害を持つ少女 を演じるのに精神力を鍛錬する必要があったけれども、今度のララには強靭な体 力が求められた。3ヵ月におよぶ猛特訓で数々の戦闘技術を身につけた。キック ボクシング、武器の扱い方、オートバイの運転や器械体操、カヌー、犬ぞりレー スそれにバンジ―トレー二ング、精神修養のためのヨガなど……。

その上、体力 や筋力を強めるための過酷なダイエットもこなした結果 、生来のナイスバディに は、鍛え抜かれた肉体的な強さが加わった。彼女は、ララの胸の大きさを強調す るために作られた特製のブラについても、オープンに話してくれた。

「私自身は、36のCカップだけど、ララは、36のDDなの。それでできるだけ彼 女に近づけるために特別なパットを入れてワンサイズ大きくしたの」。それから セクシーな短パン。「初めのうちは、銃をホルスターから抜くたびにベルクロ (マジックテープ)が剥がれ短パンまで脱げてしまっていたの」と言う彼女は、 スクリーンでは男顔負けの鮮やかなガンさばきを披露している。

 ロケ中は、怪我 が絶えなかった。 「一番ひどかったのは、踵の靭帯を傷めたこと。それにバンジ―のコードが当た ってあちこちかすり傷を作ったり、シャンデリアに触って火傷をしたり、まるで ボクサーのようだったわ」。けれど、意外にも一番彼女を困らせたのは、三つ編 みのヘアスタイルだった。

「宙返りの度に、三つ編みが眼に当たってドクターの 所へ行かなければならなかったの」

ソーントンの子供たちがもう少し大きくなったら 養子をもらおうと思っているの

 肉体的にはかなりハードだったけれど、父親で、アカデミー賞俳優のジョン・ ボイドとの初共演が実現したことは彼女にとって得がたい経験だった。

「たった2シーンだけだったけれど、あれこれ話し合いながら2、3の台詞を調 整したの」。ジョリーはララを“天真爛漫でマイペース、正義感に燃えた女戦 士”と称しているが、そのままそっくり彼女自身にも当てはまる言葉だ。

彼女 は、この作品が興業的に成功を修め、続編のオファーがあった時には、喜んで受 けると言っている。役作りの為にダイエットや、数々の摂生に耐えた彼女は、これまでにない自信と落ち着きを感じさせる。例の三つ編みはもう見られないが、 髪は、まだロングで、ブルーネットのままだ。彼女は、右前腕の幾何学模様のタ トゥーを見せてくれた。インタヴュー中、何度も脚本家兼俳優兼監督の夫ビリ ー・ボブ・ソーントンの名前が出てくるところをみると、2人の絆は、結婚生活 2年目に入りますます確かなものになってきているのがわかる。彼女は、彼の血 液を 含ませたものを入れた小瓶をペンダントにして肌身離さず持ち歩いているし、た ぶん彼も同じようにしているのだろう。 「今度プードルを飼おうかと思っているの。

2人とも今の生活を最高に楽しんで いるわ」と、言葉を選びながら話すジョリー。この1年は、お互い仕事で世界中 あちこち移動してばかりいてあまり一緒にいられなかったので、来月は2人の子 供たち(ソーントンの先妻の子)も交え、家族水入らずで過ごすとか……。ジョ リー自身の子供を持つ予定を尋ねたら、こんな答えが返ってきた。 「ソーントンの子供たちがもう少し大きくなったら、養子をもらおうと思ってい るの」

 

(アンジェラ・ドーソン/訳 浮穴真理子)
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