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多趣味で多才!「ウルトラマンブレーザー」アンリ隊員の素顔:内藤好美

シネマトゥデイ特撮部

内藤好美「ウルトラマンブレーザー」(放送中)

 特撮作品で活躍する魅力あふれる女性キャストをご紹介する「シネマトゥディ特撮部」。今回は、現在放送中の「ウルトラマンブレーザー」で特殊怪獣対応分遣隊「SKaRD(スカード)」に所属するミナミ アンリ隊員を演じる内藤好美(ないとう・このみ)さんを徹底解剖しました。

【PROFILE プロフィール】

profile

生年月日:1994年11月18日
出身地:埼玉県
身長:160cm
血液型:O型
特技:極真空手黒帯二段(歴20年以上)、アクション(歴8年目)、書道(歴13年)、ダンス(EXPG歴5年)、北京語
趣味:アクション、武器(トンファー、ヌンチャク、サイ)、日本舞踊、乗馬、着物、英語、韓国語
芸歴:2013年、舞台「足長おじさん」で女優デビュー。以降、舞台「恋、燃ゆる。~秋元松代作『おさんの恋』より~」(2020)、「信長の野望・大志 ~最終章~ 群雄割拠 関ヶ原」(2021)、映画『祈り -幻に長崎を想う刻-』(2020)などに出演。テレビドラマは今作が初出演。女優のほか、パーソナルトレーナーとしても活躍している。

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【INTERVIEW 作品について】

内藤好美

Q:ウルトラマンシリーズの思い出はありますか?

直撃世代だった「ウルトラマンティガ」です。幼稚園の運動会で主題歌「TAKE ME HIGHER」でポンポンを持って踊ったことを、今でも鮮明に覚えています。

Q:憧れのヒーローは?

「ウルトラマンダイナ」の、つるの剛士さん(アスカ・シン役)です。カッコいいし、今もみんなのヒーローですから、すごく憧れています。この業界に入る前、素人家族がタレントさんと組むクイズ番組でご一緒させていただいたことがあり、さらに、今現在つるのさんと同じ事務所なので、ご縁を感じています。

Q:アンリ隊員はどんな人で、演じる際にどこにポイントを置いていますか?

アンリは最初、生真面目すぎて空気が読めないところがありました。わたしも真面目な方なので、そこは似ているのですが、わたしは人付き合いが好きで社交的な方なんです。ですので、演じる際はあまりフレンドリーな感じにならないように意識しました。

内藤好美

Q:すると、共演者との交流も控えていたのでしょうか?

最初はカチッとしようと意気込んでいましたが、無理でした(笑)。わたしは緊張するとしゃべってしまうので、多分最初から一番しゃべっていたと思います。今では何も心配いらないくらい仲良しです。

Q:第5話「山が吠える」は幼馴染のミズホが登場し、アンリの過去がわかる回でした。撮影で印象に残っていることは?

わたしはドラマ出演が初めてで、この頃はまだ無我夢中で演じていただけなので、撮影の時の記憶は正直あまりないです(笑)。ただ、ミズホ役の山田朝華さんとは、短いシーンの中でも仲よく見えるようにしたいねと話し合って、できるだけたくさんコミュニケーションを取っていました。

Q:御神体を祠に戻したとき、特技でもある空手の構えをされていましたが、あれはどなたのアイデアだったのでしょうか?

辻本貴則(※「辻」のしんにょうは点一つ)監督に「ここで空手っぽいのやって」と言われて、下半身をしっかり固める「三戦(さんちん)立ち」をお見せしたら、「いいじゃん」と採用してくださいました。そういう形でご提案させていただくことはけっこうあります。あのシーンは、御神体の予備がなくて、刺す場所もジャストサイズだったので、すごく難しかったんです。20回くらいはトライしたかな? かなり苦戦したことを覚えています。

内藤好美

Q:第9話「オトノホシ」は、セミ人間の楽団が奏でる音楽がキーとなる不思議なお話でした。

台本をいただいたとき、ツクシのおじさん(雅楽師・東儀秀樹)をどうしてそこまで信頼しているのか、それを見せるのが難しそうだなと思ったんですが、そこは東儀さんのお人柄で埋められた感じがありました。とてもナチュラルで親近感の湧く方だったんです。息子(東儀典親)さんともども、ぜんぜん緊張されていなくて、さすが芸術家さんだと思いました。

Q:「ウルトラQ」へのオマージュもたっぷりの回でしたね。

「ウルトラQ」のロボット怪獣ガラモンも登場したので、撮影前に(「ウルトラQ」を)観させていただきました。「ウルトラQ」を観てから「オトノホシ」を観ると、より感動が深まる気がします。ウルトラマンシリーズは、こういうふうに過去作へのオマージュなどがあるので、昔からのファンの方と新しいファンの方の交流のきっかけにもなるし、両方を観る機会にもなるので、すごくいいなと思います。

Q:「ウルトラマンブレーザー」の魅力はどこにあると思いますか?

「コミュニケーション」です。押し付けるのではなく、みんなが感じて自分で考える、というのはすごく大事ですよね。そこをすごく重要視している作品だと思います。

Q:後半戦におけるアンリの見どころは?

話が進むにつれて、仲間を信頼していったり、自分が頼られたりして、アンリは成長していきます。最初が真面目だった分、みんなに馴染んでいく過程がすごく見えやすいキャラクターですから、そこは繊細に演じたつもりです。

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【PRIVATE 素顔に迫る一問一答】

内藤好美

Q:ご自身の長所は?

負けず嫌いなのと、はじめたものは辞めない忍耐強いところです。空手を20年以上続けていますが、この世界は特技が1個だけでは埋もれてしまうと思っています。それに、誰かができるのを見ると「わたしもできるようになりたい!」とも思うんです。おかげでいろいろなことが習得できていて、とても多趣味です。

Q:では、短所はどこですか?

すごく感情移入しやすいところです。誰かが頑張っているニュースを見ただけで、泣いてしまうんです。人の感情と自分の感情が重なりがちなので、人が怒られていると自分も動揺してしまう。なので、気持ちを切り離せるようにトレーニングしています。

Q:いま、ハマっているものは?

めちゃくちゃ多いです。最近はじめたのは乗馬で、みなさんに「乗れるんだね」と認めてもらえる3級を取ろうと頑張っています。語学にもめちゃめちゃ打ち込んでいて、北京語は日常会話程度、韓国語と英語も習っています。将来的に海外でのお仕事もできたらいいなと思ってます。

内藤好美

Q:アクションがお得意ですが、はじめたきっかけは?

アンジェリーナ・ジョリーさんがすごく好きで、映画『トゥームレイダー』シリーズをめちゃくちゃ観ていました。もともとは保育士になるための大学に行く予定だったのですが、母が「やりたいことをやって」と言ってくれたんです。空手をやっていて格闘技が好きだったので、アクション女優を目指そうと決めました。日本版アンジェリーナ・ジョリーさんみたいになれたらいいなと思っています。

Q:アクションに挑戦したくて、女優を目指したのですか?

そうです。アクションができる人になりたかったので、最初はお芝居は二の次でした。単純思考で、アクションさえできれば“アクション女優”だと思ってたんです(笑)。でもある時、お芝居がちゃんとできなきゃダメなんだという当たり前のことに気づいて……それからは、いろいろなワークショップに行ったり、オンラインサロンに入ったりして勉強しました。「ウルトラマンブレーザー」はわたしにとって初めてのテレビドラマですが、もっといろいろな役をやってみたいという欲が出てくるくらい、いまはお芝居もめちゃくちゃ楽しいです。アクションは圧倒的に練習時間が長いのですが、それを披露することもできたのでよかったと思います。

内藤好美

Q:これからどんな役をやってみたいですか?

実は、乗馬をはじめたきっかけは「大河ドラマに出たい!」だったんです。すっごい安直ですけど(笑)。日本舞踊も習っているので、和物や時代劇に出たいです。

Q:健康のために心がけていることは?

筋トレです。わたしは普段、正社員でパーソナルトレーナーをやっているので、ほぼ毎日筋トレをしてます。これはもう、全人類がやったほうがいい! 貯金ならぬ“貯筋”は、将来健康でいるためにもめちゃくちゃ大事です。

Q:ものすごく特技が多くて多趣味でいらっしゃいますが、そのバイタリティーはどこから来るのですか?

何でも面白いと思っちゃうので、すべて“楽しいから”やっています。コレクター気質で、知識が集まることや、レベルアップする感覚がすごく好きなのもあります。ただ、最近は自分でも、めちゃめちゃ生き急いでる感もあるかなって(笑)。仕事や習い事で普段からものすごく忙しくて、ずっと頭が動いてるので、一度ちゃんと休んだほうがいいと思うんですけど、泳ぐのをやめたら死ぬ魚みたいな感じで生きてます(笑)。でも楽しいです!

(取材・文:早川あゆみ 写真:高野広美)

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【TV INFO インフォメーション】

「ウルトラマンブレーザー」

地球からはるか遠くの天体・M421からやってきた光の巨人ウルトラマンブレーザーを描くSF作品。地球防衛隊が設立した特殊怪獣対応分遣隊「SKaRD(スカード)」の隊長を務める主人公ヒルマ ゲントの「人の命を救うために力を欲する強い心」にブレーザーが共鳴し、ゲントと一体化して怪獣と戦う。メイン監督は「ウルトラマンZ」などの田口清隆

「ウルトラマンブレーザー」は毎週土曜午前9時~テレビ東京系にて放送中

(c)円谷プロ (c)ウルトラマンブレーザー製作委員会・テレビ東京

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