シネマトゥデイ

シネマトゥデイ
『竜馬の妻とその夫と愛人』製作記者発表
『竜馬の妻とその夫と愛人』製作記者発表
3月12日に人気脚本家三谷幸喜の原作・脚本、市川準監督による『竜馬の妻とその夫と愛人』の製作発表が東京・世田谷区の東宝スタジオで行われた。この作品は亡き坂本竜馬の妻おりょうと彼女を巡ってドタバタを繰り広げる3人の男のコメディ。製作発表には主演の中井貴一、木梨憲武、鈴木京香、江口洋介のほかに脚本の三谷幸喜、監督の市川準も参加。作品の見どころについて語ってくれた。

市川準:三谷さんが書いた舞台劇の『竜馬の妻とその夫と愛人』が頭にこびりついてたんです。おかしくて悲しいお話しで。映画化の話しを三谷さんにしたら快諾していただいてトントン拍子に話しが決まりました。

キャストも理想的な4人が揃いました。中井さんはサラブレッドの魅力、木梨さんの哀愁、鈴木さんの美貌、江口さんの男の色気、一見バラバラなようですが、このコメディにとって理想のキャストが揃いました。

 

木梨憲武:撮影現場では結構カメラが長回しなんです。それでNG出したりするとテープが無駄になっちゃうから、カメラ回さないでリハーサルをやればいいじゃないか、いや、そういう事を言って撮影中断しちゃうのが無駄なんだ、とかスーツ姿関係の人が言い合いしてたりするのが面白いですね(笑)。それとボクたちの芝居はOKだったのにニワトリの動きが駄目で撮り直しとかも面白い……(ここで中井貴一が「現場のこぼれ話じゃなく映画の見どころだよ」とツッコミが入った)ああ、見どころかぁ。それは中井くんにお願いします。サラブレッドだからバチッと決めてくれると思います(笑)。

中井貴一:私と木梨くんと三谷さんは同い年の40歳なんです。だからどうだっていうワケじゃありませんけど(笑)。
今、木梨くんも言ってましたが市川監督はとても長回しなんですね。そういう中では演技のテクニックなんかが通用しないんです。役になりきっていないとうまく流れを作る事ができないんです。その意味でこの作品はアンサンブルがとてもうまくいって素晴らしい作品になると思います。もちろんイイ脚本が前提ですけど。そうだよね、三谷さん?

三谷幸喜:ええ、その通りです(笑)。この作品の見どころは鈴木京香さんの悪女ぶりです。3人の男を翻弄するおりょうさんを見てください。

それと悪女に翻弄される男を演じたら日本で3本の指に入るという俳優が3人とも揃っていますのでこちらもお楽しみに(笑)。

江口洋介:ボクたち3人の翻弄されぶりを見てください。翻弄されまくって、最後にドーンとオチが来ますんで。

1人の女を3人の男がムキになって取り合いする姿も見どころだと思います。

鈴木京香:ットが凄いんです。美術の素晴らしさを見てください。それと男の人たち3人が、いつもあたふたしてるんですけど、なんだかだんだん友情みたいなものが芽生えていくんですね。そこが面白いんです。なんだか3人はおりょうさんより竜馬の方を愛していたのかな、なんて思ったりしました。
制作発表後に400坪という日本一の規模を誇る東宝スタジオ内に作り込まれた明治時代の横須賀の街を再現したセットを見学した。巨大ながらもディテールにまでこだわって作られたセットに記者たちからもしばしば感嘆の声が上がった。
(佐野 昌)

 

[PR]

この記事を共有する

映画アクセスランキング
  • Loading...
»もっとランキングを見る«
スポンサード リンク
スポンサード リンク
  1. 記事
  2. 2002年
  3. 3月
  4. 24日
  5. 『竜馬の妻とその夫と愛人』製作記者発表