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『きみに読む物語』ライアン・ゴズリング独占インタビュー

取材・文・写真:FLiXムービーサイト

NYタイムズ・ベストセラーリストに1年以上ランクインした小説を映画化した『きみに読む物語』。“永遠の愛”をテーマにしたこの作品は、全米で公開されるやいなやスマッシュ・ヒットを記録し、多くの観客が涙した。純愛をつらぬく主人公・ノアを演じたのは、『16歳の合衆国』のライアン・ゴズリング。一途な愛をみずみずしく演じきったライアンに話しを聞いた。

■見た瞬間「いいな」と思ったことはある

Q:この作品はベストセラー小説を原作としていますが、ライアンさんも原作はお読みなりましたか。またその作品で主人公・ノアを演じることが決まった時、どんな心境でしたか。

脚本を読むまで実は原作のことは知らなかったんだ。でも読んでみたら、とてもいい小説だったね。ノアを演じることが決まった時は、怖い気持ちがあったよ。正直これまで演じたことがないタイプだったしね。この映画のようなジャンルで自分がどれだけできるのか、不安はあったけど、“挑戦”としてやってみることにしたんだ。物語も素晴らしかったしね。

Q:ノアは祭りで出会ったアリーに一目惚れをしますが、同じような恋の経験はありますか。

ノアのような本物の恋に、会ったその瞬間に落ちることはないね。でも見た瞬間に「いいな」と思ったことはあるよ。

■恋人だったら説得する

Q:ノアみたいに積極的にアプローチしましたか。

特にそんな風に行動はしなかったけど、ノアみたいにできたらと思って、この役を引き受けたんだ(笑)。ノアがやったことをマネしてみたいよ!

Q:ノアはアリーと運命の恋に落ちるわけですが、2人の間には“身分の違い”という壁が立ちふさがります。もしライアンさんが好きになった女性から、「あなたとは住む世界(きらびやかなショービジネスの世界)が違うわ」と女性に言われたら、どうしますか。

そんなにきらびやかな世界じゃないんだけどね(笑)。でももし好きになった女性からそんな風に言われたら、一生懸命説得するよ!

■ 危険シーンは何かあったら困るから最後に撮った

Q:観覧車のシーンは、結構な高さがあったと思うのですが、スタントなしでライアンさんご自身が演じられたのですか。

ワイドショットで観覧車に登っていくシーンがあるんだけど、あれはスタントマンがやってくれたんだ。でもぶら下がっているシーンは僕が演じたよ。やはり不安があったし、怖かったね。このシーンは最後の最後で撮影したんだ。“万一のことがあったら困るからね”って。それって僕が怪我をしたりして、その後に撮影続行が不可能になったら困るからってことで、最後に撮ったんだけど、ちょっといやな気分だったよ(笑)。

Q:手漕ぎボートで湖に出て、たくさんの白鳥に囲まれますよね。

白鳥は野生ではなく、撮影用に準備したんだよ。ボートは1ヶ月前から訓練して、漕げるようにしたんだ。ボートを追いかける鳥が登場するんだけど、あれはe-bayのオークションでスタッフが卵を購入したんだ。そしてその卵を孵化(ふか)させてて、育てて、ボートを追いかけるように躾をしたんだよ!

Q:家具もご自身で作られたとか。

ウォルター・スミスさんという家具職人に弟子入りして、1か月半、彼が受注した仕事と、映画で使った椅子などの家具を自分で作ったよ。

Q:情熱的なラブシーンの撮影はいかがでしたか。

少しナーバスになったけど、相手役のレイチェル・マクアダムスが本当に楽しく、演じやすい雰囲気を作ってくれたので、リラックスして演じることができたよ。

■ アメリカでは久々の純愛映画

Q:監督のニック・カサヴェテスはどんな監督でしたか。

俳優経験があったからかな。僕が知っている監督では誰もやったことがないことをやっていたんだ。監督は僕が演じたノアの役に、入り込んでしまうんだ。つまりあるシーンでノアが表現しなきゃならない感情を、監督自らが喚起させ、それを僕に見せてくれるんだよ! これは他の監督の時には見たことがないことだったね。

Q:それでは最後に映画の公開を楽しみにしている読者の皆さんへメッセージを。

日本では今、純愛ブームと聞いたけど、アメリカではそんなことはなく、この『きみに読む物語』のような恋愛映画はしばらく公開されていなかったんだ。久々の恋愛映画だったから、アメリカで成功したのかもしれない。でもこの映画は、とても強い視点をもっている。あえて言うならこれは幻想ではない。誰にでも起きるというわけではないけど、全く起きないことでもない。ノアとアリーのような愛は確実に存在する。そんな愛を描いているんだ。そこは他の恋愛映画とは違うと思うので、ぜひ映画館へ足を運んでください。

24歳とは思えない落ち着きのある態度でインタビューに応じてくれたライアン・ゴズリング。日本に来た初日に楽しんだ回転寿司が大好きで、「アリガトウ」とか「コンニチハ」と日本語にも挑戦し、滞在中にオフの日をわざわざ設けて日本を観光するとか。そんな親日派な面を見せるライアンが演じた運命の恋。スクリーンでじっくり堪能してみたい。ハンカチは必須だ。

『きみに読む物語』は2月5日より丸の内プラゼール他にて公開。

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