シネマトゥデイ

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-第3回−『美しい夏キリシマ』(1979)

黒木監督をしのんで……


この作品は、今年の4月に亡くなった黒木監督と、お仕事をさせていただいた最初で最後の作品。大ファンだった監督とご一緒できたことは、大きな体験だったけど……亡くなっちゃってよお……(涙)。残念だよね。日本映画の宝のような監督が作った、素晴らしい作品。能書き言ってもしょうがないけどさ。

 

舞台になってるキリシマは監督の出身地。だから、黒木家総動員って感じで(笑)……監督の親せきの家を控え室にしたり、自主映画のようなノリだったな。

 

現場でも、ああいう年代の監督って威圧的な人も多いのに、監督は穏やかだった。ああいう監督はなかなかいないよね。いらない芝居はどんどん落としていってしてくれるし、いい仕事だった。

 

人生の大先輩である監督との貴重な仕事。内容も素晴らしいからぜひ観てやっておくんなせえ!

 

黒木監督をしのんで……合掌


黒木監督に合掌

-第2回−『実録 新選組』(2006)

NHKの大河ドラマでは観られないような、泥臭い新選組を観てもらいたいね


前回で70年代をどんどん紹介するって言ったけど、それ以外にもみんなに紹介したい「おれの1本」があるんで紹介していくことにするわ。この作品は、おれがあこがれている土方歳三をやったんで、思い入れのある作品。幕末好きなんだよね。

 

司馬遼太郎の「燃えよ剣」を読んだときにすげえ感動しちゃってさ。「いつかやりたい」って思ってたんだよね。三谷幸喜監督も観てくれたんだけど、「寺島さんの土方さんはとても色気がある」って言ってくれて、うれしかったなあ。NHKの大河ドラマでは観られないような、泥臭い新選組を観てもらいたいね。この企画はおれが言い出しっぺなんだよね。

 

日本の殺気があるヤクザ俳優を集めて、清水の次郎長とか、忠臣蔵とかの時代劇やりたかったんだよね。清水の次郎長のさ、腹巻きいいよね。おれにとっちゃ腹巻きは私服だもんな。あ、腹巻きは下着か。“私下着”だね。


殺気のあるヤクザ俳優ばかりで時代劇やりたかったんだよな
-第1回−『太陽を盗んだ男』(1979)

沢田研二さんは色っぽい! あれほどの色気を持ってる役者って、いまはいないね。絶対に


こりゃなんて言っても……菅原文太と、ジュリー(沢田研二)の対決が必見だね! いま観てもなんの古さも感じないんだよ。それはやっぱり長谷川和彦監督の演出の力なんだろうな。ほんとすげーよ! 長谷川和彦監督……いまは、何やってんのかな? 映画撮ってくれねえかなあ。おれ、すっごい出たいんだけどなぁ! 

 

それにしても、沢田研二さんは色っぽいよ! あれほどの色気を持ってる役者って、いまはいないよね。絶対に。

 

なんかさあ、昔、『炎の肖像』っていう映画があってね。その映画に出てくる沢田研二と中山麻里のベッドシーンがすっごい色気のあるシーンだったなあ。そのころ、おれはまだ小学生だったんだけど、「明星」か「平凡」(ともに芸能雑誌)にそのベッドシーンが載っててさ、もうすっげえコーフンしちゃってさ、おれの性が目覚めた感じだったな。


1970年代のいい映画をみんなに紹介してくからよ。待っててくれよな!
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