シネマトゥデイ

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-第6回−『ワンダフルライフ』(1999)

あの自然体な年の取り方は女性のあこがれなんじゃないかな


あの自然体な年の取り方は女性のあこがれなんじゃないかな

原ひさ子さんは、すてきなおばあちゃんで、すてきな女優さん。あの自然体な年の取り方は、女性ならみんながあこがれるんじゃないかな。あの人のたたずまいは脳裏に焼き付いて離れないね。映画って、残るんだなあって実感したね。

物語の中でさ、原さんがあっちの世界にいく桜のシーンがすごく好きで気に入ってるんだ。おれもいつか死ぬじゃん。こうやって、知り合いが亡くなると、自分にもこういうときがくるんだなって思うよね。残された人たちの記憶に残るような仕事をしていきたいよ。そう考えると役者ってありがたい仕事だよ。やべえな。がんばんなきゃな。(原さんは去年、逝去されました)

 


原ひさ子さんは、すてきなおばあちゃん

-第5回−『県警対組織暴力』(1975)

食べたものを慈しんで洗う姿を見て「コイツは本物だ!」と信じる! 男だね!


前回紹介した『ワイルドバンチ』に続いて、男くさいのを紹介しよう。菅原文太さんが、ヤクザとつながっている汚職警官なんだけど、すっげえ男気なんだよ。で、菅原文太と友情で結ばれているヤクザが、松方弘樹さんなんだけど、この松方さんのベッドシーンがまたスゴイのよ! めっちゃくちゃリアルでさ。深作監督は、ああいうところがすごいね!「また、ベッドシーンか……」とか言うなよ! ほんとスゲエんだから! 乗馬みたいなんだよ!

 

雨の中、松方さんが菅原さんのぼろいアパートに逃げ込んで来んだけどさ、質素なおしんことご飯を食べさせるわけよ。菅原さんが。んで、それを、カーッと食ってさ、松方さんが、共同の台所でどんぶりを洗うんだ。キュッキュッと。食べたものを慈しんで洗う姿を見て、菅原さんが“コイツは本物だ!”信じるんだよ。コテコテだけど、男のなんつーか、友情がさあ! 最高だよ! ぐっとくるよ!

 


男の友情、グッとくるね!

-第4回−『ワイルドバンチ』(1969)

理屈ヌキにしびれるね。男たちが、見事な死に花咲かせるんだ


この作品はね、専門的なこと言っちゃうけど、とりあえず、カット割が、すげえ粋なんだよ。死んだ男の手を映したカットひとつでも、「ああ、こういうことをしたかったんだな、この手で」って思わせちゃう。しびれるね。男臭さ、泥臭さがスゴイ出てて、理屈ヌキでかっこいいんだよ。おれの洋画ベストテンに入る映画だね。

 

おれさ、サム・ペキンパーって最初、香港の太った俳優さんだと思ってたんだよ。あの人……あ、サモ・ハン・キンポーだっけ?(笑) だから、監督の名前とか何も知らないでさ、この作品撮った監督がスゴイ人なんてことも知らず、真っ白な気持ちで観たんだけど、逆にそういうほうがいいよな。

だって、すげえもんは、やっぱりすげえもん。男たちが、見事な死に花咲かせてるから、レンタル屋にレッツ・ゴーしてくれ!


オレの洋画ベストテンのひとつ!
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