シネマトゥデイ

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沢尻エリカ
『オトシモノ』
仕事もプライベートもガッツリいきます!
『オトシモノ』沢尻エリカ 単独インタビュー

取材・文:シネマトゥデイ 写真:亀岡周一

『パッチギ!』の熱演で、日本アカデミー賞など、さまざまな映画賞の新人賞を総ナメにして以来、テレビ、映画と活躍し続けている沢尻エリカ。9月30日より、彼女の初主演作『オトシモノ』がいよいよ公開される。失踪(しっそう)した妹の行方を追い、恐怖の真実へと迫っていく、内気ながらもシンの強い主人公を演じた沢尻が、仕事のこと、あこがれの人の話などを語ってくれた。

■念願のホラー作品で映画初主演

Q:ホラー映画のヒロイン役はいかがでしたか?

もともとホラー映画は好きだったので、うれしかったです。怖いの平気なんです。キャーキャー言いながら観ちゃうんですよね! だから、ホラー映画は「やってみたい!」って思っていました。

Q:初主演ということで、プレッシャーはありませんでしたか?

それが、全然なかったんです(笑)。『パッチギ!』のころから、そうなんですけど……。なんかちょっと特殊なんですよ(笑)。緊張とか、本当にしないんです。

Q:完成された映画をご覧になって怖い場面はありましたか?

CGが自分の想像を超えていたので、「ハッ」となるシーンも多くありましたね。電車に乗って逃げていくところが、すごく怖かったですね。びっくりする怖さや、じわじわとくる怖さといろいろな恐怖が混ざっているので、ホラーファンとしてはすごく楽しめました。

■意外にも一匹狼だった高校時代

Q:奈々という役柄は、入り込みやすかったですか?

ああいう感じの子はいますよね。でも、高校生ってグループになるじゃないですか? わたし奈々みたいにグループって属したことがなくて、結構一匹狼でした(笑)。でも、別に暗いとかじゃなくて、いろいろなグループの子と仲が良かったですね。

Q:失踪(しっそう)した妹を探し続ける奈々でしたが、姉妹はいらっしゃるんですか?

わたしは男兄弟の中で、育ってるんです。だから、逆に新鮮でしたね。わたしは末っ子で、一番上のお兄ちゃんとは6歳も年が離れてるんです。だから、すごく優しくされるんですけど……、叱られることもあります(笑)。映画の姉妹の関係と似ているので、責任感のある姉の奈々を演じるときに参考になった部分はありましたね。

■同じ事務所の安藤政信の大ファン!

Q:いろいろな役柄を演じられていますが、これまでの作品で1番ご自身に近かった役柄は?

ん~、ないです! そういうことってあまり意識したことはないんですけど、自分が演じる役だから、どこかに自分と同じ要素を持っているんですよね、きっと。でも、自分にすごく近い! って感じた役は、正直まだないです。

Q:第15回東京スポーツ映画大賞で、安藤政信さんがプレゼンターとして登場したときに一瞬女の子モードの沢尻さんが見えた気がしたんですが……。

大好きなんです(笑)! 事務所の先輩なのに、一度もお会いしたことがなくて。あのときは「まさか……、まさか!」って本当にびっくりしちゃって、「キャー!」ってなっちゃっていました。すっごいうれしかったなあ……。今まで芸能人を見ても、あんなにはしゃぐことはなかったのに(笑)。ほんと、はしゃいじゃいましたね。

Q:今度、恋愛映画で安藤さんと共演されるチャンスがあればいいですね!

え~、そんなのほんとうにあったら、すっごいうれしいですね。ねっ! 芝居なのかなんなのか分かんなくなっちゃいそうです!

■仕事もプライベートも“ガッツリ”が信条

Q:『パッチギ!』以来大活躍され続けている沢尻さんですが、あのころから今までを振り返られていかがですか?

あれから2年……、だいぶ働いたな~って感じです(笑)。いろんなものを見て、いろんな変化があった2年間でした。プライベートでも、仕事面でも、20歳も迎えましたしね。20代はやりたいことをやって、いろんなことを吸収して、仕事もプライベートも、本気でガッツリやろうと思っています!

Q:オフはどう過ごされているんですか?

なるべく、いい物やきれいな物をたくさん見るようにしています。仕事の合間をどう過ごすかって、とても大切なことだと思っているので……。

■女優として挑戦し続ける日々

Q:“女優”として意識している部分はありますか?

今でも、分かんない(笑)! ほんとに「わたし女優よっ!」なんて思ってないし……。でも、芝居することは大好き! 脚本を読んで、自分の中でイメージを膨らませて、それを現場に持って行って、さらに作り上げていく。そういう“作る”という作業がすごく好きなんです。芝居のことなんて全然分からない分、すごく楽しいんです。そして、完成した映画を観るときのワクワクする気持ちも好きなんです。

Q:完成した映画をどういう風にご覧になるんでしょう? 全体? それとも、自分の演技?

いろいろですね。何回も観ます。客観的に観たりもするし、演技にこだわって観る部分もあります。自分へのダメ出しなんて、ほんとにいっぱいある! 「あ~ここがね~」とか「ああ、こうしておけば良かった」って毎回思うんです。今まで自分の演技に満足したことなんて、1度もないです! だから、これから納得のいく演技ができるようにしたいと思っています。
『オトシモノ』では驚くリアクションにこだわって演じました。自分としては満足していますね。

Q:これからどんな作品に出演されたいですか?

やっぱり恋愛作品が大好きなんで、興味があるのはラブコメディです(笑)。絶対難しいとは思うんですが、挑戦してみたいです!

「芝居することが大好き!」ときっぱりと宣言した沢尻エリカは、演技のことを話し出した途端に瞳がキラキラと輝きだしていた。『パッチギ!』以来、彼女はどれだけの評論家、監督に、その演技力を絶賛されてきたことだろう。デビューから、多くの新人賞を総ナメにして、出演作も続々と公開されている、まさにトップを走っている彼女から「演技に満足したことは、1度もない」という言葉が出るとは思ってもいなかった。沢尻が負けたくないのは、きっと自分自身なのだろう。自分に満足することなく頑張り続ける、そんな沢尻エリカにこれからも期待したい。

『オトシモノ』は9月30日より東劇ほかにて絶賛公開中。

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