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今週のクローズアップ 大沢 たかお

 週末に公開される話題の映画の中から、気になる人物をご紹介します。今週は、11月3日公開の『7月24日通りのクリスマス』で中谷美紀が演じるヒロイン・サユリのあこがれの先輩を演じた大沢たかおクローズアップします。本作では、王子様のような理想の恋人役をとにかくかっこよく演じている大沢たかお。本作を含めて今年は、主演作がすでに4本も公開されている絶好調の大沢が今年スクリーンの中で演じたイケメン男たちを徹底調査します!
お医者様な大沢たかお “矢島”in『子ぎつねヘレン』

 2006年の1本目は、大沢自身もとにかく気に入っていると話していた『子ぎつねヘレン』。子どもから、お年寄りまで年齢を問わず楽しめるこの映画は、田津実のベストセラー「子ぎつねヘレンがのこしたもの」を映画化した物語。


本作で大沢は、超ぶっきらぼうだけど根は優しい、獣医さんバージョンの赤ひげ先生・矢島を好演。インタビューで「子供の目線から見て、あんな大人がいたらすてきだろうな、と思うような大人を演じました」と話したとおり、乱暴な言葉づかいをしながらも温かさを持った“かっこいいお兄ちゃん”矢島は、子どもからも動物からも好かれるナイスなキャラです。そして、この矢島さんは彼氏としても百点満点! というのも、松雪泰子が演じるでシングルマザーの恋人の息子を預かってくれちゃうんですから。「しょうがねえなあ~」なんて言いつつワガママを聞いてくれる矢島はとってもすてきです!


大沢自身も「子どもも動物もすごく好きだから楽しかった」との言葉どおり、子どもと動物に囲まれている表情は、とにかく和やか! しかも動物を扱う様子は、本物の獣医さん並みの手際の良さを見せています。それもそのはず! 実は、これまでの飼ったことのあるペットがリスに、犬に魚に、オウムにと、王国並みのペット歴を持った動物好きなムツゴロウ大沢。インタビューでは「おれんちのオウム、ラーメンが好きで10円玉が嫌いだったの」とよく分からないペット自慢(?)に走っていました。そんな根っから動物好きな大沢が、演じる獣医“矢島”は、傷ついた動物も、傷ついたひとも放って置けない愛にあふれた男なのです!

 
こんな獣医さんいたら……、動物になりたい!!
ギャングな大沢たかお “成瀬”in『陽気なギャングが地球を回す』

 伊坂幸太郎の同名小説を、スタイリッシュな映像で映画化した『陽気なギャングが地球を回す』は、大沢たかおのほかに、佐藤浩市、鈴木京香、松田翔太の超豪華キャストが、銀行強盗をするギャング団のメンバーを演じた今時珍しい“ギャング”(?)映画。


ひとりひとりが、個性的な特技を持っているこのギャング団のなかで、自分自身も「ウソはつくのもつかれるのも大嫌い」という大沢が演じた“成瀬”の得意技は「他人のウソが見抜ける」技。メンバーの中で、1番エグイ技であります。どんなうそをついてもばれちゃうので、成瀬の前では誰もうそがつけません。そんな成瀬ですが、普段は市役所でコツコツ働く地味なお方。銀行強盗をするときは、超ど派手な衣装に身を包み、パリコレで活躍していたころのモデルちっくなかっこよさ満開の大沢たかおも、普段の生活に戻ると眼鏡に地味スーツ……スーパーマンかいっ!? クラーク・ケントかい!? と思わず突っ込みたくなるほどの2面性を持った男なのであります。


映画の中では、シングルマザーで体内に正確な時計を持つ女・雪子と恋に落ちる成瀬でしたが、雪子役を演じた鈴木京香は「成瀬みたいな男性は……、いやですね」と一言。成瀬、撃沈です。「だって、なんでもばれちゃうでしょう? 他人のうそが見抜けちゃうんだから、ちょっといいランチを食べてもすぐばれちゃうなんていやだわ」ととってもキュートな理由を語ってくれましたが、確かにそうです。どんなウソでも、すぐに見抜く男“成瀬”は、あんまり彼氏にはしたくない人かもしれません!

 
こんな強盗なら、ハートまで奪われちゃいます!
時代を生き抜く大沢たかお “小沼佐吉”in『地下鉄(メトロ)に乗って』

 浅田次郎の「地下鉄に乗って」を、『月とキャベツ』の篠原哲雄が映画化して10月21日に公開された本作は、“地下鉄”に乗って過去へとタイムスリップしたサラリーマンが、若き日の父親に出会い、自分を見つめ直していく物語。


この作品で大沢は、堤真一が演じる主人公・長谷部の父親を青年時代から老年時代までの人生を熱演しています。18歳くらいのさわやかなころ。そして戦争で戦っているころ。そして、父親になってから……。この人、ほんとに年取っていってるんじゃないの!? と思わず目を疑うほどの熱演は観る者を圧倒する迫力です。特に、戦後の闇市でどんどん成り上がっていくアムールと呼ばれていた佐吉さんは、かなりのかっこよさ! 見た目はそうとう汚らしいですが、ギラギラした目つきに営業マンの長谷部も苦手だった父親ってことも忘れて、その魅力にどんどんとりつかれてしまいます。それは女性も同じ。常盤貴子演じるお時さんは、アムールにゾッコン! 荒くれ者だけど、女に優しいアムールはとってもすてきなのです。


けれど、お父さんになってからのアムールはよくありません。 おかえりなさい」と言っても、奥さんを突き飛ばす! なぐる! の暴力亭主。これじゃあ、子どもも反抗しちゃうってば……。と言いたくなる横暴な父ちゃんです。この映画を観れば、そんな横暴父ちゃんの裏に隠されていた苦悩も分かりますが……。とても愛にあふれた人ではありますが、暴力はふるうわ、息子は追いつめるわ、愛人はいるわ……やっぱり結婚するのはちょっちね~。というところでしょうかね!?


汚いけれど、ワイルドハートです!
(C) 2006 METRO ASSOCIATES
あこがれの先輩な大沢たかお “奥田聡史”in 『7月24日通りのクリスマス』

 芥川賞作家の吉田修一による原作を、『電車男』の村上正典監督と脚本家の金子ありさが、『電車男』でヒロインを演じた中谷美紀を主演に迎えて、“電車女”さながらの地味OLに変身させたラブコメディ。地味で、恋には縁がない市役所勤務の主人公・サユリが、本当の恋に出会うことで美しく変身していくシンデレラストーリーです。


シンデレラがいれば王子様も必要不可欠! それじゃあ、そのあこがれの王子様役を演じるのは!? 我らが、たかお王子しかいないわけであります。 本作で大沢が演じる“奥田聡史”は、サユリの私の王子様ランキング第1位を397週に渡って独走中の王子様。サユリが大学生のときの演劇部の先輩だった、奥田は現在ライティングデザイナー。つまり光を演出する魔術師!? なんなんすかその職業、聞いただけでかっこいいっ。しかも、大沢たかおの顔をしたライティングデザイナーです。その人が、大学時代の先輩なんですよ! そんなの……、惚れるしかないじゃないか~っ!


ってことで、サユリも奥田にぞっこんです。しかも地元・長崎に住みつづけるサユリにとって、東京で大成功を収めた奥田はまぶしすぎる王子様……。 まぶしい笑顔で、「変わってないな。お前」なんて声を掛けられちゃった日にゃ、そりゃクラッとしちゃいますよ先輩! “息が止まるような恋愛”を、甘~く、かっこよ~く演出してくれる奥田聡史は、みんなの王子様ランキング第1位に堂々輝くことでしょう。皆さんも、『7月24日通りのクリスマス』を観たあとは奥田先輩との妄想デートに引きこもってください!

こんな先輩いたら、ハッピースクールライフです!
(C) 2006「7月24日通りのクリスマス」製作委員会
文・構成:シネマトゥデイ編集部

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