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今週のクローズアップ ダニエル・クレイグ

 週末に公開される話題の映画の中から、気になる人物をご紹介します。今週は、12月1日公開の『007/カジノ・ロワイヤル』で6代目ジェームズ・ボンドに抜てきされたダニエル・クレイグをクローズアップします。イギリスでは同世代の俳優の中でもトップレベルと評され、舞台、映画、テレビで活躍しているダニエルですが、日本での知名度はイマイチ。6代目にして金髪、青い瞳の世界一有名なスパイを演じる彼の素顔を調査してみました。
調査報告File01:ダニエルの身元を調査せよ

 1968年3月2日、イングランド出身。現在38歳。1988年、ロンドンのギルドホール音楽演劇学校に入学したダニエル。そこでは、ユアン・マクレガーやジョセフ・ファインズらとともに演技を学び、1991年に卒業。そして、1992年『パワー・オブ・ワン』でスクリーンデビューを果たしました。『トゥームレイダー』(2001)、『ロード・トゥ・パーディション』(2002)、『レイヤー・ケーキ』(2004)、『ジャケット』(2005)、『ミュンヘン』(2005)と2000年に入り、役者人生も上り調子。


 2005年10月、正式にボンド役として発表されたダニエル。その1か月前に、イアン・フレミング著「カジノ・ロワイヤル」の初版本を買いに行った姿を目撃され、「次期ボンド役はダニエルでは?」といち早くゴシップが流れるという凡ミスをおかす失態! 早速、撮影に入ったものの、「銃が怖い」「スピードボートで船酔いする」などと発言。その上、彼はオートマチック車限定免許しか持っていなかったため、ボンド・カーは、急きょオートマチック車に改造され、そのゴシップも全世界に流れることに……。ダンディーでタフで……、そんな英国紳士はいずこへ?

 
オビ=ワン・クレイグ?
Jim Spellman / WireImage.com / MediaVast Japan
調査報告File02:『007』ファンの反応

 身長180センチ、金髪、青い瞳……その外見から「冷たい」「セクシー」「クール」なんて印象を持たれている英国紳士・ダニエル。アメリカの男性ファッション誌エスクワイアでは、ベストドレッサー賞のナンバーワンに選ばれたほど。そりゃもう、ボンドの高級タキシードだって腕時計だって、サラリと着こなせちゃうわけですよ。しかし、「金髪? 青い瞳? そんなのボンドじゃねぇ!」と一部の熱烈な“007”ファンに叩かれ始めたダニエル。ネットでは、「顔が貧相」「背が低い」などと好き勝手言われ、「新作007を観に行くのは止めよう」というボイコット運動まで発展。何もそこまでしなくたって……。


 そのあおりを受けて、ダニエルはというと「僕は本当はボンドにはなりたくなかった。すごくやりにくい状況だよ」と弱気発言。しかし、プロデューサーやM役ジュディ・デンチなどの擁護もあり、「2、3日はひどく落ち込んだけど、覚悟を決めて、これまで以上に仕事に打ち込んだよ。良すぎるくらいの作品になった」と余裕のコメント。白いお肌同様、心も敏感なダニエルなのです。

 
ちょい色気スーツは英国調。隣はガールフレンドのサツキです。
Kevin Mazur / WireImage.com / MediaVast Japan
調査報告File03:リアル“ボンド・ガール”を調査せよ

 ダニエルがボンドのように“抱かれた女はすべて寝返ってしまう”ほどの魅力があるかどうかは分からないですが、女性関係は華麗でグローバルな経歴を持つ彼。スクリーンデビューした1992年にスコットランドの元女優、フィオナ・ロードンと結婚。同年、2人の間には愛娘・エラちゃん誕生。しかし、若いダニエルにとって“夫”は荷が重すぎたようで……あえなく、離婚。


その後は、イギリスのスーパーモデルのケイト・モス(ジョニー・デップと婚約していた恋多き女性!)や、ドイツ人女優のハイケ・マカッシュ、『レイヤー・ケーキ』で共演したシエナ・ミラーなどと浮名を流したけれど、現在ダニエルのリアル“ボンド・ガール”はアメリカで映画プロデューサーをしているサツキ・ミッチェル。ボンド役に抜てきされた喜びを彼女と共有することができて幸せなんだそうで、最近は誰かと結婚するのもいいなぁ~なんて言っています。

「6代目ボンドでーす。隣は元カノのハイケでーす。」
Tim Whitby / WireImage.com / MediaVast Japan
調査報告File04:『007』シリーズ最新作を目撃せよ

 待望のシリーズ最新作『007/カジノ・ロワイヤル』が12月1日、いよいよ公開! 1962年の第1作目から数えて21作目にして、“007”の原点に戻る作品。ボンドが殺しのライセンスである“00(ダブル・オー)”を取得する前、そして、取得後の初ミッションを描いたストーリー。ちなみに、“007”とはボンドのコードナンバー。女王陛下のために活動する、殺人をも許される国家公務員。


 ライセンス取得条件の1つでもある、「女性に恋しても愛してはならない」……それを悟る瞬間、そして、ボンドおなじみのタキシードについてや『007/ゴールドフィンガー』でショーン・コネリーが乗り回した初代ボンド・カー“アストン・マーチンDB5”がどうやって入手されたのかなど、シリーズを通して観てきたファンには楽しみも多いはず! もちろん、初めて“007”を観る人も、若い血の気の多い、荒削りなボンドを観てから、これまでの20作を観るのもよし! やっとこさ、40歳目前で大役を射止めたダニエルのオートマドライビングシーンに注目しながら、楽しんで下さい! 22作目『007』もダニエルで続投です!

「お前、いつか、ぶっ殺す!」
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文・構成:シネマトゥデイ編集部

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