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ヘイデン・クリステンセン
『ジャンパー』
お気に入りの街は東京かローマじゃないかな
『ジャンパー』ヘイデン・クリステンセン 単独インタビュー

取材・文:小林真里 写真:秋山泰彦

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映画『ボーン・アイデンティティー』のダグ・リーマン監督が放つ、SFアドベンチャー映画『ジャンパー』。本作で地球規模の瞬間移動ができるという、どこでもドアのような魅惑的なパワーを備えた主人公を演じる、ヘイデン・クリステンセン。ジャンパーとしての能力を授かり、世界中の都市を次々とテレポートしながら自由奔放な生活を謳歌(おうか)するさまは観ていて痛快。激しいアクションを交えたスリリングな作品ながらも、家族ドラマや恋愛模様も描いた見どころの多い作品に主演したヘイデンに話を聞いた。

■型破りのヒーローにチャレンジ

Q:本作に出演しようと思った最大の理由を教えてください。

まず、監督がダグ・リーマンだったからという点だね。彼の大ファンだったので、いつか一緒に仕事がしたいと思っていたんだ。あと、脚本が本当に面白かったよ。最初に読んだとき、思わずぶっ飛んだよ。典型的なスーパーヒーローものと違って、とても独創的なストーリーなんだ。普通だったら、そのパワーは世界を守るというような良い行いに使うはずなのに、僕が演じたデヴィッドが最初にやることが銀行強盗だからね(笑)。

Q:世界的なヒットメーカーであるダグ・リーマン監督との仕事はいかがでしたか?

彼は本当に素晴らしかったよ! 今まで一緒に仕事をした監督で一番と言ってもいいぐらいだったよ。彼は本物のアーティストであり、すごく知的で情熱的な映画監督だと思う。

Q:この超大作に出演してみて、一番チャレンジングな部分はどこだったと思いますか?

シーンとシーンのつなぎの部分だね。世界中のいろんな場所を舞台にしていて、シークエンスごとの撮影ができなかったんだ。撮影する度、その直前のデヴィッドが、肉体的に感情的にどういう状態だったのかを考えながら、演じるのは大変だったね。

■実際に東京の街中を大暴走して撮影

Q:本作では世界中の美しい都市にテレポートしていましたが、どの街が一番のお気に入りですか?

1つだけ選ぶのは難しいなあ(笑)。東京かローマじゃないかな。2つとも大好きな都市だし、その場所で撮影した経験も素晴らしかったからね。ローマはコロッセオで撮影できたのがすごかった。東京では街中での撮影がとてもエキサイティングだったよ。

Q:東京の撮影での一番の思い出は何ですか?

そうだね、車であらゆる場所を瞬間移動したシーンの撮影だね。とても楽しかったな。映画を観ると、ジェイミー・ベル演じるグリフィンが運転席に座っているんだけど、実は撮影中は彼の代わりにスタント・ドライバーが座って運転していたんだ。僕は助手席に座ってたんだけど、彼がまたすごいドライバーでね(笑)。カメラがたくさん取り付けられた車で、東京の街中を走り回れて、とてもエキサイティングな体験だったよ。

Q:俳優としての作品選びの基準を教えてもらえますか?

脚本と演じるキャラクターだね。ストーリーはもちろん重要だし、キャラクターに関しては自分がどれだけその役に肉付けできるか、その役に何を持ち込めるのか、そしてどれだけチャレンジな部分があるかだね。あと大切なのは、一緒に仕事をする監督や共演者が誰なのかということだね。

■共演者は最高にクールで素晴らしい人ばかり

Q:サミュエル・L・ジャクソンとは映画『スター・ウォーズ』シリーズ以来の共演でしたが、久々に一緒に仕事をしてみていかがでしたか?

彼は最高だったよ! 『スター・ウォーズ』シリーズのときも一緒に素晴らしい時間を過ごせたけど、再び共演できるということで、とても興奮してたんだ。彼は僕が知っている中でも最もクールな俳優の一人だと思うし、その彼のクールな部分が僕にも移るといいと思ったほどだよ。

Q:ジェイミー・ベルとレイチェル・ビルソンとの共演はいかがでしたか?

ジェイミーは素晴らしい俳優だと思うし、楽しいやつだよ。すごく気が合うので、仕事がない日でもつるんで、一緒にテレビゲームをして遊ぶこともあるよ。今でもいい友だちなんだ。レイチェルは、とても素晴らしい人だよ。すごく美しくて、同時にいくら見ていても飽きないぐらい面白い人だし。僕が知っている中で最も親切で、本当にスイートな女性だよ。

Q:続編の可能性はいかがでしょうか? 次回作があったら、次はどこに行ってみたいですか?

続編については、現段階ではまだわからないな。もし実現したら、どこかビーチに行きたいね(笑)。

Q:最後に、この映画の見どころを教えてください。

やはり、世界中のいろんな都市が出てくるというところだね。今まで撮影できなかったローマのコロッセオも出てくるし。今の最新のテクノロジーがあれば、ブルースクリーンの前で全部撮影して、あとはCGでバックを変えるだけ、という撮影方法もあったと思うんだ。でも、監督がロケにこだわってくれて、いろんな場所に連れて行ってくれたのもうれしかったね。

一つ一つの質問に、真摯(しんし)な眼差しでとてもまじめに受け答えをしてくれたヘイデン。プレイボーイ風のクールな二枚目というより、とても気のいいさわやかな好青年という印象を受けた。交際がうわさされている共演者のレイチェル・ビルソンについて聞かれると、やや早口になりつつも最上級の賛辞を送っていたところも、かわいらしく見え好感度大だった。

映画『ジャンパー』は3月7日より日劇1ほかにて全国公開

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