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今週のクローズアップ /思わずホロッときてしまう動物映画特集

今週末公開される映画『三本木農業高校、馬術部 ~盲目の馬と少女の実話~』は、盲目の馬と少女のきずなを描いた感動作です。思わずホロっときてしまう動物と人間による心温まるドラマ。これまでにはこのジャンルでどのようなヒット作があったのかチェックしてみましょう。
『ベートーベン』BEETHOVEN(1992年 ブライアン・レヴァント監督)

 ある日突然、ニュートン家に一匹のセントバーナードの子犬がやってきた。ペット・ショップを襲った泥棒から逃げてきた頭の良いその子犬は、音楽好きなことからベートーベンと名付けられ、たちまちニュートン家の子どもたちと仲良くなる。犬嫌いである一家の長、ジョージ(チャールズ・グローディン)はそんなベートーベンを庭に隔離するが、賢いベートーンにはそんな仕打ちも何のその! 何と恋のキューピッドまで果たし大活躍。そんなある日、ジョージは獣医のバーニック(ディーン・ジョーンズ)からペットの間で病気がはやっていると聞くが、実は彼こそがペット泥棒のボスで、ベートーベンを実験用に狙っているのだった。バーニックのわなにかかったジョージはベートーベンを彼の手に渡してしまう。しかしすぐに陰謀に気付いたジョージは、ベートーベンを救出しようとするが……。


とある一家と頭の良いセントバーナード犬の織り成す、心温まるファミリー・コメディー。動物嫌いのパパが、最後には飼い犬のために一肌脱いでしまうという爽やかなお話は、家族で楽しむのにぴったりです。主役の動物の賢さはこの手の映画の見どころですが、ご多分に漏れず、こちらのワンちゃんも人間顔負けの天才ぶりを発揮しています。今では、「X-ファイル」シリーズのモルダー捜査官役でおなじみのデヴィッド・ドゥカヴニーが出演しているのにも注目です。

 

ワンちゃん、人気者!
Barry King / Getty Images

『フリー・ウィリー』FREE WILLY(1993年 サイモン・ウィンサー監督)

 孤児院から抜け出し、警官に追われていたたジェシー(ジェイソン・ジェームズ・リクター)。追っ手から逃れるために彼が逃げ込んだのは、古い水族館だった。水槽の中に居たのは一匹の大きなシャチのウィリー。家族と引き離されたウィリーと、母親に捨てられたジェシーは心を通わせる。警察に捕まり、里親のもとに引き渡されることになったジェシーだったが、母親が迎えにくることを信じて意固地になっていたジェシーの里親とはうまくいっていなかった。ひょんなことから水族館に通うことになり、ウィリーと再会したジェシーは、ウィリーとかけがえのない友情で結ばれ、ジェシーはウィリーに数々の芸を教え込むが……。


母親に捨てられた少年と、家族と離れ離れになったシャチとの友情を描いた感動作。ウィリー役は、メキシコの遊園地で見世物になっていたケイコというシャチでした。この映画がきっかけで、映画の撮影後、水族館で飼育されていたケイコを海に返そうという運動が起こり、故郷のアイスランドに戻されることになったという経緯があります。少年の成長、シャチとの心の交流、そして美しい大自然。ダメ押しでマイケル・ジャクソンの歌うテーマ曲が涙を誘います。

 

オレゴンの水族館で飼育されていたころのケイコ
Akhtar Hussein / Getty Images

『シャーロットのおくりもの』CHARLOTTE'S WEB(2006年 ゲイリー・ウィニック監督)

 エラブル家の営む農場で、11匹の子ブタが生まれた。しかし母親についているお乳は10個。生きていくのが難しいとみなされた一番小さな子ブタは処分されることになった。しかし娘のファーン(ダコタ・ファニング)が自分で育てると言い、その子ブタを彼女が育てることに。ウィルバーと名付けられた子ブタは、しばらくしてファーンから離れ向かいの農場に預けられることになった。そこでウィルバーはシャーロットという一匹のクモに出会い、たちまち仲の良い友だち同士になる。そんなあるとき、ウィルバーはショッキングな話を耳にしてしまい……。


こちらは、4,500万部の売り上げを超えるベストセラー小説を映画化した、心温まるファンタジー作品。ストーリーの軸になるのは子ブタとクモの友情ですが、心優しい少女を演じる天才子役、ダコタ・ファニングからも目が離せません。クリスマスにハムにされることをおびえる子ブタをはじめ、彼を勇気づけ守ろうとするクモなど、愛らしい生きものたちが織り成す世界に心がホッコリすること間違いなしです。ジュリア・ロバーツスティーヴ・ブシェミ、そしてロバート・レッドフォードなどの、声優陣も豪華です!

ウィルバー役の子ブタとダコタ・ファニング
Kevin Winter / wireimage.com

『三本木農業高校、馬術部 ~盲目の馬と少女の実話~』(2008年 佐々部清監督)

 三本木農業高校の馬術部に所属する5人の部員は、厳しい指導のもと、朝から晩まで馬の世話に明け暮れる日々を送っていた。2年生の菊地香苗(長渕文音)の担当は、左目が不自由になって競走馬を引退した、タカラコスモス(通称コスモ)という気性の荒い馬だった。手を焼いた末にコスモの世話が嫌になってしまった香苗だったが、あるときコスモの左目がほとんど見えなくなっていることに気付く。その日から親身にコスモの世話をするようになった香苗に、コスモも次第に心を開いていった。月日は流れ、高校生活最後の馬術大会が迫っていた。周囲は反対したが、香苗はコスモと大会へ出場することを決意し……。


映画『半落ち』『夕凪の街 桜の園』などの佐々部清監督によるこの作品は、実話を基にした感動作です。撮影は、青森県に実在する「青森県立三本木農業高校」で敢行されました。四季の移り変わりとともに描かれる主人公や部員たちの成長の様子は、青春映画ならではの清々しさ。抜群の運動神経を生かし、乗馬シーンをすべてスタントなしで演じ切ったという骨太新人、長渕文音のド根性ぶりにも注目です! 主人公を厳しくも温かく見守る顧問の先生役の柳葉敏郎、獣医を演じる黒谷友香など、脇を固めるベテラン俳優陣も要チェックです。生命の美しさに気付かされる、さわやかな一本です。3日お台場シネマメディアージュほか全国公開

三本木農業高校、馬術部 ~盲目の馬と少女の実話~
(C) 2008『三本木農業高校、馬術部』製作委員会

文・構成:シネマトゥデイ編集部

『三本木農業高校、馬術部 ~盲目の馬と少女の実話~』(2008年 佐々部清監督) 『シャーロットのおくりもの』CHARLOTTE'S WEB(2006年 ゲイリー・ウィニック監督)
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