シネマトゥデイ

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綾瀬はるか&岡田将生
『映画 ひみつのアッコちゃん』
子ども時代のキラキラした思いがよみがえる映画です!
『映画 ひみつのアッコちゃん』綾瀬はるか&岡田将生 単独インタビュー

取材・文:斉藤博昭 写真:高野広美

話題作への出演が続き、俳優として絶好調な綾瀬はるかと岡田将生。そんな二人が共演する『映画 ひみつのアッコちゃん』は、魔法のコンパクトで22歳の大人に変身してしまう10歳の少女と、彼女のピュアな言動に振り回される青年の、ファンタジックでキュートな物語だ。“心は子ども”という難しいヒロイン役に綾瀬はどうアプローチしたのだろう? そして、岡田はどう受け止めたのか? 撮影現場での思い出などを二人が語った。

■イジられキャラが大人っぽく変身した!

Q:お二人は以前に『プリンセス トヨトミ』でも共演していますが、2度目の共演ということでリラックスできた部分もあったのではないでしょうか。

綾瀬はるか(以下、綾瀬):『プリンセス トヨトミ』のときは、そんなに二人でしゃべらなかったですよね?

岡田将生(以下、岡田):そうだったかもしれない。でも1回共演していると、お互いの芝居の感覚がわかるので、僕は今回、すごくやりやすかったです。

綾瀬:『プリンセス~』のときは、岡田さんがわりとイジられキャラだったのを思い出しました(笑)。

岡田:今回は僕、イジられてないですよ。強いて言えば、吹石(一恵)さんに軽くイジられたくらい(笑)。

綾瀬:周りから「男っぽくない」なんて言われていた『プリンセス~』と比べ、今回は岡田さんのこと、「男だな」って思いました。

岡田:どういうこと!?

Q:岡田さんが演じた早瀬は、ご自身より年上の設定なので、そういう雰囲気が出たのかもしれませんね。そのあたりは意識したのですか?

岡田:それほどでもないですね。ちょっと背伸びはしました。でも途中からあまり意識しないようにしていましたが……。

綾瀬:でも岡田さん、確かに大人っぽい感じが出ていました。『プリンセス~』のときより、お兄さんでしたよ。まあ、わたしが小学生という役なので、なおさらでしたね。普段の岡田さんより、大人っぽい雰囲気だったかな。

■綾瀬はるか版「アッコちゃん」は素の自分?

Q:綾瀬さんは、心が小学生という難しい役どころです。どんなふうにアプローチしたのでしょう。

綾瀬:やりすぎちゃうと、見ていてちょっとイタい印象を与えちゃうと思って、トゥーマッチにならないようにしました。あとは、10歳のアッコを演じる(吉田)里琴ちゃんが現場にいてくれることが多かったので、「こういうとき、どういう表情をするの? どんなしぐさをするの?」と聞いて、教えてもらっていたんです。

Q:自分の子ども時代を思い出して演じたりはしませんでしたか?

綾瀬:最初はそう思ったんですけど、自分の10歳の頃の記憶をたどっても、あんまり覚えていなくて、どこまで(世の中のことを)知っていて、何に興味があったのかとか曖昧でした。だからその都度、里琴ちゃんに確認したんです。

岡田:実は、僕も里琴ちゃんとよく話していたんですよ。早瀬がアッコに、いきなり子どもっぽいことを言われてどう反応するのか。里琴ちゃんと何かやりとりしておけば、その延長で演じられると思って、体感しておきたかったんです。自分が撮影のないときも、里琴ちゃんは現場に来てくれていて、すごく助かりましたね。

Q:心は小学生という綾瀬さんの演技を客観的に見て、どう思いましたか?

岡田:役だけじゃなく、普段も似たようなムードを垣間見ることもあるので……(笑)。もちろん、ふとした瞬間ですよ。

綾瀬:確かにわたし、子どもっぽいところがあるんで……。出来上がった映画を観たら、小学生っぽく演じてはいるんですけど、もしかしたら素の自分で演じても、意外にハマったかも、と思っちゃいました(笑)。

■わたしも「宇宙姉妹」になりたい!

Q:本作の見どころとして、アッコがさまざまな職業の姿に変身するシーンがありますね。どんなコスチュームが楽しかったですか?

綾瀬:宇宙飛行士と女医さんですかね。どっちも一瞬しか映らないんですけど、女医さんは、それらしいメガネを掛けて、ちょっと色っぽかったんです(笑)。いつになく大人な感じで、自分でも気に入りました。

Q:『宇宙兄弟』にも出演した岡田さんから見て、綾瀬さんの飛行士姿はどうでしたか?

岡田:そこにつなげますか(笑)。今回の映画では一瞬だったので、何とも言えないですね。でも撮影にはすごく時間がかかって大変だったでしょう?

綾瀬:1日で13着!

岡田:え、本当に? 確かにその日の綾瀬さんのスケジュールを見たら、目を疑ったのを覚えています。

綾瀬:宇宙飛行士のときが、一番テンションは上がったかも。「何これ、面白い」っていちいち反応していました。本当にNASAから借りた宇宙服だったんです。

岡田:えっ、そうなんですか!

綾瀬:そうなの。ショートヘアのカツラもかぶって、結構楽しかった。わたしも「宇宙姉妹」に入れてください(笑)。

岡田:何、それ!(爆笑)

Q:では最後に『映画 ひみつのアッコちゃん』の魅力を、二人の言葉で伝えてください。

岡田:僕自身、この映画を観ていて「初心に戻る」とか、「小学校の時代に戻ってみたい」とか、大切なことを思い出させてもらいました。そこが魅力的だと思います。

綾瀬:変身とかって、小さい頃に願望があったと思いますが、そういうキラキラした思いを取り戻すことができる。考えただけで何だかワクワクしますよね。シンプルな大事なことって、小学校時代に習っていたわけで、大人になってもあの頃のままでいいんだと教えてくれる映画です。

2回目の共演ということもあり、インタビュー中は終始、リラックスしたやりとりを見せてくれた綾瀬はるかと岡田将生。基本的に岡田がツッコミ役のようだったが、時には綾瀬がツッコんだり、予想以上に名コンビのような気がしてきた。最も感心したのは、映画の中のアッコのように、綾瀬はるか自身もピュアな子ども心を失っていないこと。そして、そんな彼女に素直に笑いかける岡田も、純粋な面をなくしていない。この二人だからこそ本作は完成したのだと納得した。

綾瀬はるか:<ヘアメイク> 中野明海 <スタイリスト> 椎名直子
岡田将生:<ヘアメイク>TOKI(DerGLANZ) <スタイリスト>大石裕介(DerGLANZ)

『映画 ひみつのアッコちゃん』は9月1日より全国公開

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