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『喰女ークイメー』特集<お岩編>:超コワ映像4連発!絶叫ハイライトで晩夏の肝試し!

『悪の教典』『一命』三池崇史監督が、日本の三大怪談の一つである「四谷怪談」を題材に、劇中劇の「四谷怪談」の世界と、演じる役者たちの現実世界がシンクロしていく恐怖を描いたホラー『喰女ークイメー』。特集1弾では、劇中劇のヒロイン、お岩をフィーチャー。まるでお化け屋敷に迷い込んだかのような絶叫必至の4つのハイライトを紹介します。果たして、アナタはこの恐怖にどこまで耐えられるか……!?

『喰女ークイメー』第二弾メニュー
肝試し1:顔が崩れ、とかした髪がゴッソリ抜け落ちる
『喰女ークイメー』

うだつが上がらない浪人の伊右衛門(市川海老蔵)は、出世話に目がくらんで、けなげな妻、お岩(柴咲コウ)の殺害を決意。彼が心優しい夫のふりをして彼女に与えたのは、おぞましい毒薬だった! その毒のせいでお岩の美貌がじわじわと“崩壊”していく過程は、「四谷怪談」で最も怖いパートの一つ。伊右衛門のあまりの卑劣さ、お岩のあまりの哀れさに、早くも恐怖レベルは急上昇!

だから怖い!:長い黒髪は日本の幽霊ならでは!
『喰女-クイメ-』

かつて人気を博したJホラーを通して世界的にもポピュラーになった“黒い長髪の女幽霊”は、日本の怪談で語り継がれてきた伝統的なお化けのイメージ。本作では毒薬にむしばまれて顔が無惨に腫れ上がったお岩が髪をすくときに、それがごっそり抜け落ちるさまを生々しく映し出す。ほんの一瞬のシーンとはいえ、ズル~ッと頭皮がむける不気味な効果音が加わった演出は効果絶大。“髪は女の命”と思っているアナタは、この戦慄(せんりつ)シーンを直視できる!?

肝試し2:伊右衛門に斬られ、地べたをはって迫るお岩
『喰女ークイメー』

貧しくとも伊右衛門を支えてきたお岩は、内助の功のお手本のような女性。そんな彼女がエゴ丸出しの伊右衛門に毒薬を飲まされ、ついには刀で斬り捨てられてしまう。夫の理不尽な裏切りを知ったお岩の無念が、ひしひしと伝わってくる恐怖シーンがこれ。猛烈な痛みに苦しみ、血を流しながらはう姿からは、「このままでは死ねない」という叫びが聞こえてきそう!

だから怖い!:じりじりとはう姿はまるで貞子!?

ヒット作『リング』で貞子がテレビモニターから抜け出し、ひたひたとはいずり迫ってくるクライマックスは、映画史上最も恐ろしいとも評される名シーン。伊右衛門に斬られたお岩の壮絶な死に際は、まさに貞子を連想させ、圧倒的なインパクトを放つ。さらにこの場面で注目したいのは、斬った側の伊右衛門の心理。簡単には死なず“はいずる”お岩の姿にはおどろおどろしい女性の情念がみなぎっているだけに、男性観客の方が恐怖度倍増かも!

肝試し3:初夜を迎えようとするその時、新妻の顔が……!
『喰女ークイメー』

出世に邪魔なお岩を始末した伊右衛門は、ちゃっかり裕福な武家の娘、梅(中西美帆)の婿となり、悠々自適の新生活をスタートさせる。ところが若い新妻との初夜を迎えたとき、添い寝していた梅の顔が突如としてグロテスクなお岩に変貌! 「この恨み、死んでも晴らさずにいられようか」と言わんばかりのド迫力のショックシーンが、観る者の心臓を直撃する。

だから怖い!:殺した妻の怨念から逃れられない恐怖
『喰女-クイメ-』

梅の可憐(かれん)な顔が醜く崩れたお岩に変わるこのシーンの本当の怖さは、死んでも幽霊になってつきまとってくる“恨み”の感情にある。その現実とも妄想ともつかない“逃げられない恐怖”は、伊右衛門を慌てふためかせ、正気を失わせていく。海より深い恨みを抱く女幽霊は、相手を破滅に追いやるまで絶対に許さない。これぞハリウッドホラーとはひと味違う、日本の怪談ならではのウエットな怨念が凝縮された衝撃シーンだ。

肝試し4:殺された男女の怨念が宿る「戸板返し」
『喰女ークイメー』

盲目のマッサージ師、宅悦(伊藤英明)は「四谷怪談」に欠かせない脇役キャラ。伊右衛門の策略に巻き込まれて殺された彼は、お岩と共に戸板に体をはりつけにされて堀の中に沈められてしまう。そんな二人の幽霊が伊右衛門をびびらせる場面は“戸板返し”と呼ばれ、「四谷怪談」定番の見せ場。特殊メイクを施して初の坊主役に挑んだ伊藤英明の、原型をとどめない怪演も強烈!

だから怖い!:表と裏にはりつけられた死体で2倍の怖さ!

三池崇史監督がこれまでの「四谷怪談」にはない“戸板返し”のビジュアル化に挑戦。戸板を中央に立てた舞台を高速回転させることで、その戸板の表と裏にくくり付けられたお岩と宅悦の死体を順番に見せていく斬新な演出を施した。それゆえ、妖しい月明かりが幻想的なムードを醸し出し、この上なく“美しくも恐ろしい”光景がスクリーンに出現。そのアーティスティックな恐怖に、ゾクゾク身震いしながら酔いしれてみては?

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