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山田洋次監督、亡き渥美清さんに思いはせる「今、寅さんがいればなぁ……」【第21回東京国際映画祭】

山田洋次監督、亡き渥美清さんに思いはせる「今、寅さんがいればなぁ……」
寅さん、もう40周年だよ…。

 25日、第21回東京国際映画祭が開催中の渋谷Bunkamuraオーチャードホールで映画『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』の特別上映が行われ、山田洋次監督と竹下景子が舞台あいさつに登壇した。

 今年は、映画『男はつらいよ』が誕生して40周年となるメモリアルイヤー。HDリマスター版DVDが発売されたり、全国各地でご当地を舞台にしたシリーズ作品が劇場上映されたりと、往年のファンにはたまらない企画がめじろ押しだ。「40年前の日本は高度成長期真っ盛りで、より豊かになろうと何事も経済優先だった」と山田監督。そんな中、金も地位も名誉も欲しない寅さんが高い人気を集めた理由については「みんな寅さんを観て、ホッと安心していたんだと思う。同時にこの国はこのまま進んでしまっていいんだろうかと、40年前の日本人はすでに不安を覚えていたんじゃないでしょうか。実際、その不安は的中してしまった」とコメントした。

 寅さんを演じた渥美清さんが亡くなって早12年。生きていれば今年ちょうど80歳だが、山田監督は「今でも寅さんがいればなぁって思いますね。元気だったらまだまだ演じられた。いつまでも恋しているヘンなおじいちゃんって感じかな」と今は亡き盟友に思いをはせた。一方、本作を含め3作品でマドンナを演じた竹下は「わたしたちに気を遣わせまいと、逆に気を遣ってくれた方。現場ではいつも楽しい話をしてくれた」と寅さんとの思い出を懐かしそうに語っていた。

 『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』はシリーズ第32作目でファンの間でも、最も人気の高い作品のひとつ。岡山を舞台に、お寺の美しい娘に恋した寅次郎のおかしくも切ない恋愛模様を描いている。


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