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大原麗子さん死去 ハスキーボイスの正統派美人多彩な出演作遺す

 女優の大原麗子さんが世田谷の自宅で亡くなった。62歳だった。事件性はないとされているが詳細は不明。死後数日たっていたらしい。大原さんは1964年にNHKドラマ「幸福試験」で芸能界にデビュー、翌1965年に映画『孤独の賭け』で映画デビューを果たした。1978年の『男はつらいよ 噂の寅次郎』と6年後の『男はつらいよ 寅次郎真実一路』で2回もマドンナを演じている。映画『網走番外地 北海篇 』をはじめ『網走番外地』シリーズや『居酒屋兆治』などで高倉健とはたびたび共演。梅宮辰夫とも『赤い夜光虫』『昭和最大の顔役 』『夜の牝犬』など共演作が多かった。

 また、市川崑監督とは『おはん』、木下恵介監督とは『新・喜びも悲しみも幾歳月』など日本の名匠との作品も数々残し、昭和を代表する女優の一人と言ってもいい。また、かすかなハスキーボイスと鈴をころがしたようなチャーミングな声の両方を併せ持ち、明石家さんまがよくマネをしていたことも。出演作に『ドリフターズですよ! 前進前進また前進』などもあるが、バラエティ番組にも時折顔を出し、コメディエンヌとしての顔も魅力的な女優さんだった。

 1990年代に出演した、テレビドラマ「春日局」の主演やビートたけしと共演した「浮浪雲」は印象深い。ギラン・バレー症候群の症状が重くなってからは出演作も少なくなってしまったが、彼女の演技を一度は見たことがあるものなら、最近見ないけど、どうしているのだろうと気にかけていたことだろう。ご冥福をお祈りいたします。


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  • 大原麗子の儚さの魅力 from 映画と出会う・世界が変わる (2009年8月7日 0時14分)
    大原麗子死去の報は、難病と闘病中であったとはいえ、あまりにも突然であった。日本映画界において主役クラスを演じる女優としてはB級作品やキワモノ作品への出演が多い点では、やや異端の部類ではなかったかと思う。主役クラスの女優とはいいながらも、若尾文子や岩下志... ...[外部サイトの続きを読む]
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