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コンペ部門のサプライズ作品発表!ヘルツォーク監督コンペ部門に2作品入りの快挙!

第66回ヴェネチア国際映画祭

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『バッド・ルーテナント:ポート・オブ・コール・ニューオリンズ』(原題)で現地入りした(左から)ニコラス・ケイジ、エヴァ・メンデス、ヴェルナー・ヘルツォーク監督
『バッド・ルーテナント:ポート・オブ・コール・ニューオリンズ』(原題)で現地入りした(左から)ニコラス・ケイジ、エヴァ・メンデス、ヴェルナー・ヘルツォーク監督 - Venturelli / WireImage / Getty Images

 第66回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門のサプライズ・フィルムが現地時間4日発表され、ドイツのヴェルナー・ヘルツォーク監督の映画『マイ・サン、マイ・サン、ホワット・ハブ・ヤ・デゥーン?』(原題)であることがわかった。ヘルツォーク監督はすでに、ニコラス・ケイジ主演『バッド・ルーテナント:ポート・オブ・コール・ニューオリンズ』(原題)がコンペ入りしている。同じコンペに、一人の監督作が2作入るのは異例だ。

第66回ヴァネチア映画祭-コンペティション部門作品一挙紹介!

 『マイ・サン、マイ・サン、ホワット・ハブ・ヤ・デゥーン?』は実話にインスパイアされたもので、ギリシャ悲劇と、現代で起こる息子による実母殺人事件が交錯するサスペンス。デヴィッド・リンチがエグゼクティブ・プロデューサーを務め、主演の息子役にマイケル・シャノン、その婚約者役にクロエ・セヴィニー、刑事役にウィレム・デフォーとくせものたちが出演している。

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 ヘルツォーク監督は「流血やチェーンソーは出てこないが、奇妙で得体の知れぬ恐怖があなたに忍び寄るようなホラー映画を作りたかった」とコメントしている。

 なお、コンペ部門のサプライズ・フィルムはもう1本予定されており、計25本の中から最高賞の金獅子賞が争われることになる。受賞結果は12日に発表される。

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