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ヴェネチアで塚本監督が5分間のスタンディングオベーション!…も「違うんじゃ…」と自虐的な発言【第66回ヴェネチア国際映画祭】

ヴェネチアで塚本監督が5分間のスタンディングオベーション!…も「違うんじゃ…」と自虐的な発言
ヒロインの女優・桃生亜希子と中村優子の両手に花状態の塚本晋也監督

 塚本晋也監督の新作映画『TETSUO THE BULLET MAN』(来年公開)のワールドプレミア上映が現地時間6日、開催中の第66回ヴェネチア国際映画祭」で行われ、約5分間のスタンディングオベーションを受けた。

 同作品は、塚本監督の出世作『鉄男』の最新版で、息子を殺害された男の肉体が、怒りとともに鋼鉄製の銃器へと変ぼうするサイバーパンクムービー。栄えあるコンペティション部門出品作だが、カルト映画の御披露目に相応しく、映画祭側は深夜0時からの上映を用意。塚本監督は、ヒロインの女優・桃生亜希子と中村優子の両手に花を携えながら、レッドカーペットを歩いた。

 上映後、取材に応じた塚本監督は「構想から16~17年温め、スタッフを拘束してから1年半経ち、やっと一段落ついたという感じです」とホッとした表情。また、スタンディングオベーションが起こったことには意外だったようで「『鉄男』を海外で最初に上映したころは、実は内容の激しさに上映途中でお客さんがドドーっと帰り、拍手もなんてもちろん起きなかった。その様子をほくそ笑みながら見ていて、今回もそれを半ば期待していたんですけど、今までと違う反応でうれしかったですね。でも、やっぱりコンペではないんじゃないかな?(笑)」と好評を受けた照れ隠しなのか、自虐的な発言を連発していた。

 受賞結果は12日に発表される。今年の審査委員長は、『TETSUO THE BULLET MAN』と同じく、怒りで肉体が巨大化する『ハルク』を撮ったアン・リー監督だ。そこで日本出国前日に谷島正之プロデューサーから勧められた『ハルク』のDVDを観賞してきたという。塚本監督は「DVDを観て、思いっきり『TETSUO THE BULLET MAN』とかぶってる~! って思いました(苦笑)。感想ですか? 五分五分!? あっ! そんなことも言っちゃいけないか(苦笑)」と審査委員長に対して挑戦的な発言をしていた。(取材・文:中山治美)


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