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試写会がヘヴィメタライブに!大興奮の観客はトークショウそっちのけでアンコール!

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一応試写会です……。アンヴィルのスティーヴ・“リップス”・クドロー
一応試写会です……。アンヴィルのスティーヴ・“リップス”・クドロー

 20日、ZEPP TOKYOにてドキュメンタリー映画『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』ライブ付き試写会が行われ、約30年間売れることを夢見て活動を続けてきたヘヴィメタバンドのアンヴィルがごう音を響かせた。

映画『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』

 ダスティン・ホフマンキアヌ・リーヴスが大絶賛する本作の試写会が行われた場所は、コンサート会場として使用されるZEPP TOKYO。バンドで成功することだけを目標に、肉体労働に励む50歳を過ぎたアンヴィルのメンバーたちの姿は観客の胸を打ち、さらにズブの素人をマネージャーに、ヨーロッパツアーを力技でやってのける姿は笑いを誘っていた。

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 とここまでは通常の試写となんら変わりはなかったのだが、エンドロールが終わった瞬間にスクリーンが上がると、ステージにはアンヴィルのメンバーであるドラムのロブ・ライナー、ベースのジーファイヴの姿が。そしてギターのごう音とともにステージ袖から飛び出してきたのはギター・ボーカルのスティーヴ・“リップス”・クドロー。その途端、先ほどまで静かに映画を鑑賞していたのがウソのように、観客たちは雄たけびを上げてステージに殺到。アンヴィルのアンセムともいえる「メタル・オン・メタル」の演奏が始まると、全員が拳を突き上げ、試写会は一瞬にしてアンヴィル特別ライブに様変わりした。

 「メタル・オン・メタル」の演奏が終わり、トークショウに入ろうと司会者が登場するも、ラウドなメタルミュージックに大興奮してしまった観客たちは進行そっちのけでアンコールやアンヴィルコールを大合唱。さらにロブとリップスが、劇中で重要なポジションとして描かれる日本について「とても大切な国! つまりヒーロー。だから日本のファンはアンヴィルにとってのヒーローなんだよ!」と感想を述べると、観客はまたまた大騒ぎ。さすがのアンヴィルたちもこの熱狂ぶりにはタジタジだったが、急きょ予定にはなかった曲を演奏するなど、ファンたちとの熱い一夜を楽しんでいる様子だった。

映画『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』は10月24日よりTOHO シネマズ六本木ヒルズほかにて全国公開

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