[シネマトゥデイ映画ニュース] アメリカでは、ロバート・ダウニー・Jrが新世代版シャーロック・ホームズを演じたガイ・リッチー監督映画『シャーロック・ホームズ』がクリスマス週末に封切られたが、3D超大作『アバター』が2週連続1位の大ヒットを記録している。この結果に大喜びのジェームズ・キャメロン監督のはずだが、どうやらトラブルに巻き込まれそうだ。
事件が起こったのは、クリスマスホリデーのムードに沸き立つ12月24日、ロサンゼルス空港に降り立ったキャメロン監督が、サインを求めるファンに対して侮辱する行為を行ったために話題になっている。事件の一部始終は、大手ゴシップサイトTMZに撮影され、サイト上にその動画が公開されている。動画には、空港から出てきたキャメロン監督が『アバター』のポスターにサインを求めるファンに声を掛けられ無視して立ち去ろうとするが、ファンも監督を追うところが撮られており、その後、空港の外で車を待つ監督はファンに対し「わたしはあなたに対してクソいまいましいサインをしてやる借りはないね! わたしの個人的空間から出てってくれよ!」と言い放ち、ファンのことを「バカ野郎」と呼んでいる。これに対し、ファンも怒ったようで「そうさ、オレはバカ野郎さ。オレのことをバカ野郎なんて呼ぶ尊敬する監督にサインをねだったんだからな。時給15ドルで働いているようなオレが(3D映画のため入場料金の高い)あなたの映画を観に行った。おれはバカ野郎かよ」と言い放っている。
今回キャメロン監督が複数回使用したのは、通常ピー音や伏字で規制される「fuck」と「asshole」で周囲に極めて不愉快な感情を与える表現である。ネット上でも、サインを断るにしても酷すぎる対応であることや、日本語の漢字と違い英語でのサインは数秒で出来ることから気難しい人だと監督を非難する声が上がっている。一方では、ロサンゼルス空港のように毎日スターが利用する空港では、eBayなどオークションサイトでサインを売るコレクターが有名人を待っており、このファンもオークションに出すコレクターの一人で仕組まれた事件ではと言われている。しかしながら、映画やドラマなどを観てスターや監督に憧れの気持ちを抱いて田舎から都会へ出てくるファンがいるのも事実であり、そのようなファンひとりひとりが映画館へ行くことでヒット作が生まれるのだから、断るにしてももう少し丁寧な対応はできたのかもしれない。
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