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奇才スパイク・ジョーンズ監督、主演の子役から「クレイジーなおじさん」と評される!

奇才スパイク・ジョーンズ監督、主演の子役から「クレイジーなおじさん」と評される!
スパイク・ジョーンズ監督とマックス・レコーズ - (C) 2009 Warner Bros. Entertainment Inc.

 映画『マルコヴィッチの穴』『アダプテーション』など斬新な設定と映像スタイルで人気のスパイク・ジョーンズ監督が、最新映画『かいじゅうたちのいるところ』について、主演の子役マックス・レコーズと共にインタビューに応じた。

 本作は、全世界で2,000万部以上の売上部数を誇るモーリス・センダックの名作童話が原作。母親とケンカをして家を飛び出した8歳の少年が、かいじゅうたちの住む島にたどり着き、さまざまな冒険を繰り広げるストーリーだ。

 主人公の少年マックスに「演技のうまい子ではなく、演技に本物の感情を込められる子どもが欲しかった」と語るジョーンズ監督はキャスティングに長い時間をかけたそうで、「アメリカやヨーロッパを回って1,000人くらいオーデョションした。その中で子ども本来の野性味を持ちつつ、繊細な内面も表現できる資質を持っていたのがマックスだった。偶然役と同じ名前だったしね(笑)!」と隣の小さな子役を褒めたたえた。

 褒められた当のマックスは撮影を振り返り「僕はただ毎日現場に行って、監督からその都度求められるものをこなしていくだけだった」「仕事というより、いつも監督と遊んでいたような感じだったよ」とクールなコメントを連発。かと思うと今ではすっかり仲良くなったジョーンズ監督のことを「2番目のお父さんか、もしくは1年に2回くらいしか会わないクレイジーなおじさんみたい!」と率直に評し、さらにインタビュー中突然テーブルの下に潜ってはしゃいだりと、子どもらしい予測のつかないやんちゃぶりを発揮。その姿は天真爛漫(らんまん)な劇中の主人公と重なり、ジョーンズ監督の優れた選択眼と演出力を改めて認識させられた。

 そして、そんなマックスと劇中で暴れ回る、三頭身の個性豊かで愛らしいかいじゅうたちが何と言ってもこの映画の大きな見どころだ。「観客に彼らの息遣い、重さをリアルに感じてほしかったから」というジョーンズ監督の思いから、かいじゅうはCGではなく着ぐるみで作られている。そして物語でこのかいじゅうたちはかわいい外見とは裏腹に、それぞれ複雑な個性と感情を抱えていることが徐々に明かされ、意外な結末を迎える。最後にジョーンズ監督は「強調したいのはこの映画は『子ども向け』ではなく、『子ども時代を描く』映画だということ。かいじゅうたちはマックスの心の中であると同時に、すべての人間の中にある本能的な感情を表しているんだ。観る人が自分の8歳のころを思い出してくれるとうれしい!」とかつて子どもだった大人たちにこそ観てほしい、深みのある物語であることをアピールしていた。

映画『かいじゅうたちのいるところ』は丸の内ルーブルほかにて全国公開中


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